2009年11月30日(月) 13:35
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『戦う男』
ボクシングに興味の無い人でも、昨日の内藤選手と亀田選手の試合は観たという人は多いのではないだろうか。 素人の私がいうのは生意気だが『歴史に残る非常に良い試合だった』と思う。お互いの良い部分を最後の12ラウンドまで、決して逃げることなく戦いきったからである。張りつめたような緊張感は画面を通してもヒシヒシと伝わってきた。試合スタートから最後まで目を離すことが出来ないほど試合に惹きつけられた。 内藤選手も亀田選手もそれぞれ魅力的なボクサーである。内藤選手の全身から溢れる炎のような熱い闘魂は、獅子の如く美しかった。試合が進むにつれ折れた鼻は腫れ上がり顔面の形状に異変がきても、最後まで攻めの姿勢は変わることはなかった。一方の亀田選手も、想像を絶するほど過酷なトレーニングを積んできたことは、パンチのスピードだけではなく、随所に見られる身体の動きに表れていた。そして何より一貫して身体の軸がブレることがなく、獲物を狙うチーターのようにしなやかだった。身体能力が更に磨かれていた。結果は、亀田選手の勝ち。本当に素晴らしい試合だった。『これこそがファンが望んでいた真のボクシング』だと感じた。歴史上に残る感動的な素晴らしい試合を私たちに魅せてくれた内藤選手と亀田選手に感謝である。 ありがとう!!
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