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2010年2月の日記
 
2010年2月11日(木) 13:34

『犬と同じ』

面白いたとえを見つけた。【恐怖は犬と同じで逃げれば逃げるほど追いかけてくる】
これを読んで思わず笑ってしまった。ホントに上手いたとえである。
時には逃げても構わないと思う。だが人生、立ち向かうことも大切である。
腹をくくれば、チャンスも訪れるのだから。



2010年2月11日(木) 0:54

『本当に人は見ていないのか?』

10代の頃から常々気になっていることがある。相手を励ます言葉で『そんなに人はアナタを見ていないわよ』と言う人がいる。
アナタは、この言葉を聞いて『そういうもんだよ』と思っただろうか?それとも『それは言った相手に対して失礼ではないか?』と思っただろうか?
私は10代の頃、同学年の女友達にそう言われて後者の気持ちを感じた。私自身、一歩外に出ると実によく人を見て観察していたからである。
『誰もアナタに感心なんてない』という言葉は、一見『そんなに神経質になる必要はない』とポジティブな意味にも受け取れる。だがこのような言葉は、相手の存在を否定しているようにも、アナタにはそんな見られるほどの価値がないとも受け取れるのではないかと思う。 実際、私たちは良し悪しに関わらずファッション、髪形、メイク、バッグや靴など無意識かもしれないが実によく観察していると思う。だからこそ、これだけメイク雑誌やファッション雑誌を始めお洒落に関する出版物が沢山発行されているのでないだろうか。
これを読まれている方の中にはお洒落に興味がないという人もいると思う。では『お洒落』を『身だしなみ』に言葉を変えてみると少し意識が違うのではないかと思うのだが、どうだろう?
そもそも『お洒落をする』とは自分の為というより、周りの人や同席者に対して場を乱さない(不快感を与えない等)相手に対する礼儀でありマナーのひとつであった。時代は変わったが根底に流れているものは同じだと思う。いつ、どこで自分の姿が見られているかは分からない。
街で偶然、昔の恋人に会ってしまうかもしれない。
その時、相手に失望させないレベルでいようと思った。これは女の意地としてだが。。
『身だしなみ』に気をつかうことは心も身体も凜としてくる。だから忘れてはいけないことだと思う。



2010年2月10日(水) 16:01

『スピリチュアルにハマる人2』

「私、マーガレットにスピリットっだって言われたんです!」と嗚咽しながら言う女性。おぉ、そうかい。良かったのぉ。
でも何の脈絡も無しに、突然それだけ言われても困ってしまう。。何を言っているのか???サッパリわからないのですよ私は。
「あのね。皆スピリットなんだよねぇ。。で、一体キミは自分を何だと思っていたのかい?もしかしてエイリアン?」と聞こうかと思ったが会話が成立しなさそうなのでやめておいた。
これは、あるワーク中のひとコマである。
魂がプルプルとして生まれたての様に美しいのはよ―く解るんだけど、キミの言葉の意味が理解出来ない。。
フゥ〜としていたらワーク終了。休憩に入った途端、今度は後ろから『もう何年ぐらいなさっているんですか?私は何年やればチカさんのようになれますか?』と聞かれた。アナタが何年かかるかなんて私は知らんがな。。と思ったが言わず『年数は関係ないですよ〜』とだけ答えた。
『私もこの世界でやっていきたいんです!!』・・・って、何をやっていきたいの???
『人を癒したいんです!』ほー。それはそれはご苦労様ですm(__)m しっかり、おきばりやす。と心の中で呟きながら
『あの―。人を癒す前に自分を癒した方がいいと思いますよ』と笑顔で伝えたら『えっ!私を癒した方がいいんですか?こんなに元気なのに、どこだろう?』
『・・・【癒しの本当の意味】を理解していますか?これから沢山学べばわかってきますよ』とだけ伝えた。
落合に移ってから、この手のご相談がなくなったとホッとしていたのだが、まさかワークに参加して質問されることになろうとは思っていなかった。まったく迂濶である。
こんなことばかり書くと変な人ばかりだと思われてしまうが、そういう人は確かに多いのは事実である。しかし、皆さん心根はとても良いのですよ。ただ知らないことがあるだけなんです。勿論、ちゃんと地に足が着いてスピリチュアルを上手に取り入れていらっしゃる方も居ます。
どこの世界でも同じですが、外側から見ると奇異なモノは目に入りやすいのだと思います。。
特にスピリチュアル系は尚更ではないでしょうか?
根拠の無い勘違いした自信で突き進み周りを巻き込んでいる人たちがいますので。別に『根拠の無い自信』が悪いと言っているわけではありません。自分で責任を持てる範囲内であれば良いと思います。
私が普段のセッションでスピリチュアル系のことをほとんど言わないのも、ご相談内容に対して現実逃避してほしくないからでもあるのです。スピリチュアル系だけですと気持ちは良くなりますが、場合によっては問題の根本を見失う危険があります。それでは、いつまでたってもぐるぐるするだけで、結果的に解決からは遠ざかってしまいます。セラピストとしての私の役目は『相手に自分の足で歩き出すきっかけを作ること』だけです。シンプルですが、ただそれだけなんです。



2010年2月10日(水) 13:25

『スピリチュアルにハマる人』

今、私にパワフルなセラピーを教えてくれたDr.マーガレットが来日しているのでワークショップに行ってきた。
このようなスピリチュアル系に参加するといつも感じることであるが、現代社会生活から逃避し『勘違いスピリチュアルな人たち』の多さに、どうしてもくたびれてしまう。広い目で見れば、成長過程であるから『頑張ってね』と慈愛の目で受け入れているのだが、時に【勘違い自覚症状ゼロカナブン】が、ぶつかってくると困ったなと思う。
今回のカナブンは『自分は正しい師に出逢うと開花すると言われているんです!』と言う話から始まった。私は黙って聞いていたが「それって君だけが特別なのではなく誰しも皆、そうなんだけどねぇ。。それで君にとっての【正しい師】の基準って一体何?」と、思っていたら、こちらが聞いてもいないのに一人で勝手に親・兄弟の話や、いかにスピリチュアルに目覚めたかなど怒涛の如く話し続けた。私は用事があったので、【急いでいます!エナジー】を目の前でガンガン出しながら、帰り支度をはじめているのに空気が全く読めていない。
『ここまでくるのに(スピリチュアルな世界にという意味)こんなに時間がかかってしまった!もっと早く来たかった!』と言うので、つい『天界から視たら人間の一生など一瞬のことです。時間は関係ないのですよ。学ぶ時期が今だというだけです』とブッダのような言葉が口から出てしまった。だが、カナブンは全く理解していないようだった。『アドレス交換をしたいでしょうから、これでいつでも連絡して下さい』と紙に書いたアドレスを渡してきた。脳がクラクラした。
受け取ったアドレスに返信しないのも失礼だと思ったので【お焚き上げ入稿】ならぬ【お焚き上げアドレス送信】をした。
(お焚き上げ入稿については、聖☆お兄さん4をご覧下さいm(__)m)
魂が綺麗なのはよく解る。成長過程であることも含め、スピリットとしてのアナタは心から受け入れよう。だが、四十になってもカナブンとは・・・イタイ。。。いつの日か真っ直ぐに飛べる様になることを祈っておりますm(__)m
やはり私はスピリチュアル系にハマる人に対してシビアなのかもしれないと思った。。



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林千賀の部屋