2010年9月16日(木) 21:07
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『表現する・その2』
表現するとは、全て他者に対しての自己表現であり、もっと細かく言ってしまうと『相手に自分の存在意味や価値を認めてもらうこと』であるとも言えるのではないだろうか。
これは人間という生き物が一人では生きていくことが困難であることを表しているとも言える。
私たちは誰かと触れ合い、会話やダンス、或いは一緒にスポーツなどをしながら『言葉』を越えた『絆・信頼・安らぎ・安心』などを無くしては生きていけない生き物なのである。
表現することで一番大きな役割を担っているのはやはり『言葉』。つまり『会話』であろう。
人は皆、この30年余り『伝える言葉』が足りない為に誤解をうみ、人間関係が破綻してしまったりすることが少なくない。企業は勿論、親子、家庭、夫婦、兄弟、恋人同士、友人…ありとあらゆる人と人との繋がりの中で起きているのではないだろうか? 表現することは、決して独りよがりではいけない。そこに関係する当事者達がみな 『相手を説得するのではなく、相手の意見と自分の意見を擦り合わせて、お互いの存在を受け入れ認め合うことから生まれるものであっても良いのではないだろうか?』 等と考えるのだが、あなたはどうだろうか。
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