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2011年4月の日記
 
2011年4月30日(土) 19:15

『悲しみを乗り越えて見えてくるもの』

3/11の日記を書いたあと私たちは、想像を越えた大災害を経験しました。大地震、津波、原発事故…。
被災されている方、お亡くなりになった方々には心よりお悔やみを申し上げると共に一日も早い復興を願わずにはいられません。そして現在も命がけて原発事故の処理にかかわって下さっている方たち。また、沢山のボランティアの皆さん。各国からの励ましと素早い対応には感謝の気持ちでいっぱいです。私事ですが、今回の東日本大震災では、様々な場所でお世話になった方々を多数失ってしまいました。一度に100名近い方との別れは胸を引き裂かれた思いで、今まで日記を書くことが出来ませんでした。
しかし、いつまでも私がこのままでいては亡くなった皆さんに申し訳ないと思い、またいつものように元気に日記を書き、セッションをし、今、私に出来ることを精一杯やっていこうと決めました。

私たちに出来ることは、今、この瞬間を大切に生きることです。そして変わりゆく現実を受け入れ、しなやかに対応していくことではないでしょうか?
古い観念や思考を手放し、新しく生きていく為に何が必要か?今一度、考える時代に入ったのだと私は感じています。


林千賀の部屋