2011年7月31日(日) 23:40
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『気の毒なカナブン』
先日、用事があって品川のオフィスビル周辺を歩いている時のことである。 その日は汗が滝のように流れる真夏日であった。 ナント、数十年ぶりに私はスカウトされた…。芸能プロダクションからスカウトされるのは実に10代の頃以来だった。 名刺を見ると、私も知っているまともな事務所であった。たぶん、声をかけてきた人は、暑さで思考力と判断力が鈍っていたんだと思う。そこにきて、私の服装がボディラインのわかる裾がフレアーになった膝上15cmのミニ丈のワンピース・サンダル・サングラス・日傘だった為、恐らく『若そうな子』と間違えたんだと推測する。 頭がフゥ〜となっていたんだろう…。 私の顔を見て『熟女に声をかけてしまった!!』とショックを受けたら、あまりにも気の毒なので、その人と離れた後もしばらくサングラスが外せなくなってしまった。後で、芸能プロダクションの名前を語った新手の熟女詐欺か?とも思ったが、どう考えても暑さのせいだろう。。私は申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった…。 しかし、一体何であんな場所でスカウトしていたのか?未だに謎である。
毎年出没するカナブン。今年は、狂った…ではなく『勘違いした気の毒なカナブン』だった。
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