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2012年6月の日記
 
2012年6月30日(土) 10:52

『ボケているわけじゃ・・・』

『ママ〜ご飯〜!』
『さっき食べたばかりでしょう?』

そう…。別にボケているわけじゃないのは承知しているのだが、2時間置きに『ママ、ご飯〜!』と言われると、仕事がノっている時などは、つい口調がキツくなってしまう…。
相手は、介護後にやっと自分で食事が出来るようになった二番目の娘テン。。
味が好みだったのか?未だに赤ちゃん食が彼女のお気に入りである。

フー!!とかシャァ〜!!とか言われながら追い掛け回し、無理やり流動食や水を飲まされていたのは、相当嫌だったと思う。
それを考えれば、食事の用意さえすれば自分で食べてくれることは、なんという有り難いことか!!

人間は学習能力はあるのに、日常的な当たり前のことに対するありがたみを直ぐに忘れてしまう…。

何気無いことの中に宝があるというのに…。


2012年6月16日(土) 19:39

『天国への階段』

今、二度目の猫介護中である。
先に亡くなった娘をママのように慕っていた子が腎臓と肝臓を悪くしてしまい、自力で食事が出来ない状態なのだ。
しかも、この子はうちにきてから6年間も引きこもりをしており、私は触ったことが一度もなかった。
今回、無理矢理捕まえてスポイトで流動食をあげるようになって初めて身体に触れることが出来た。
もう骨と皮しかないガリガリであるが、やはり可愛い。全然なつかない子だが、毎日お世話をしていると、いとおしさを感じる。
そして私は介護をしながら、遺産相続に関する仕事もしている。
これがまた、なんちゃらかんちゃらがどうのこうの… と今まで聞いたことのない言葉を洪水のように記憶していかなければいかず。結構、脳パンパン状態。遂には脳がフリーズしてしまった。
そんな時に聴こえてきたのが『天国への階段』。ツェッペリンのね。
あぁ…この曲って癒しの曲だったんだ…と再発見。
高校生の時によく聴いていたけど『癒し』という発想は全くなし。

名曲というのはどの曲も『癒し』に繋がっているのかもしれない。
あ〜ギターがたまらん。(笑)


林千賀の部屋