2010年2月27日(土) 22:36
|
『前世に気付いた?!』
この写真はトイレの水を頭に浴びることを日課にしているウチの長女(ペルシャ♀・13才)である。 小さい頃から入浴させていたのも関係あるのか?水浴びが大好きである。 特にトイレは彼女には欠かすことの出来ない場所らしい。 いつも写真のように、たっぷり頭に水をかぶり、びしょびしょになっているととても嬉しそうにしている。しかし、その濡れた頭で部屋の中をウロウロするので、床のあちこちには水滴が落ちる。彼女の後ろを着いて歩き床を拭くのも嫌になったので本人の頭を直接拭くことにした。タオルを持って近づくと逃げる逃げる。やっと捕まえて頭を拭こうとするとネコパンチをして抵抗する。それでも負けじと濡れた頭を拭くと、とても機嫌の悪い顔をする。最初の頃は気が付かなかったが、この10年近く観察をしているとあること思うようになった。非常にバカげているのだが、 「ひょっとしたら、この子の前世は『河童』だったのかもしれない」と。 (ホラ、河童って頭の上のお皿が乾いていると不安でしょ?) まぁ、この子に限らず以前ペット番組の『変なクセを持つ子特集』を観た時に、同じ猫種の子が、やはりトイレで頭を洗い恍惚とした表情をしていたので、この種類の子の何匹かは、前世が河童なのかもしれないが。。。 私はいつも頭を拭きながら『もう河童じゃないんだよ。今はネコなんだよ』と言うのだが言葉が通じていないらしく、直ぐに頭をびしょびしょにして喜んでいる。こんな時、ネコの言葉がもっと理解出来れば!と思う。鳴き声を出さずとも相手の要求することは最低限はわかる。だが本来、動物というものは人間が想像している以上に様々なことを見て、飼い主に訴えているものだ。そして実際、彼らの要求が取るに足らないことであることは滅多にないのである。 これは実在する人が書いた本である。 『ペットのことばが聞こえますか?』モニカ・ディードリッヒ著 動物の声が聞こえ会話が出来るなんて映画の中の話だと言う人もいるだろう。 しかし、それが出来る人も存在する。勿論、選ばれし者のみであろうが。 残念ながら、私にはまだこの特別な能力はない。 だから『この子の前世は何でしょうか?』とか『この子は何を言っているのでしょうか?』などと言ってフェレットやイグアナを連れてこられても困る。それが犬やネコでもやはり困る。確かにペットセラピーの資格も持っているが、動物とのコンタクトをとりコミュニケーションをしていくことは、今の私には人間より難しい。まずは、ウチの『河童』に頭を濡らしていなくても安全であると理解してもらうことが先のようだ。
|