2005年10月2日(日) 10:08
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モリノス
昨日、電車内にて、日本男子で4回転ジヤンプを跳ぶ事ができる数少ないフィギュアスケートの選手らしき人が乗ってきました。別人か?とも思いましたが、でかい鼻、ニキビ面、整えすぎた眉・・・。多分間違えないでしよう。彼は脚の故障などで一回はリンクを下り、引退したのですが、やはり自分の生きる場所は氷の上だと思い、痛む脚で復帰し大会に出場。競技前半でジヤンプに失敗、演技を続行できず、担架で運ばれたのでした。私はたまたまその大会の中継を観ていましたが、彼が転倒すると様を見て怒りを感じたのを覚えています。彼はリンクに立った時から競技を投げていました。「負け犬の目」をしていました。痛い足でジヤンプをヤケクソで跳んだ・・・。私は「君のそんな様を見たくない、跳べないなら、僕は跳べなくても心の底からスケートが好きだ」と君を見ている観客に伝えて欲しかったのです。私の隣で釣り革につかまり相変わらず「負け犬の目」で車窓を見ている彼・・・。ジーンズ越しに彼の鍛えた大腿四頭筋が浮き出ます。私が降りる駅に着きました。彼 とすれ違いざまに、小さな声で「スパイ大作戦がまたみたい」と彼につぶやき電車をおりました。彼はびっくりした顔で私を睨みました。その目は少しだけ「負け犬の目」ではなかったように思います、私が言った余計な一言を聞いてムカついたとしても「負け犬の目」の彼よりはましです。別人だったらごめんなすって。
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