2005年11月10日(木) 9:22
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モリノス
12年に一度の酉年の酉の市の、一の酉が昨夜でした。夕方父の容態が悪化したと知らせを受けました。夜には少し落ちついたとのことで、先日父に「もうオトリ様の季節だよ」と言った所「自分の分もお参りしてこい」とほのかな約束をしたこともあり、古い熊手を持って神社に行きました。神社に行ったあとに病院に行こうかとも思いましたが、神社参りの後に病院に行くことは我が家の風習でNGなので行きませんでした。私は普段、神社に詣でても祈願する事はなく自己紹介しかしないのですが、この度は父のために祈りました。沢山の提灯、華やかな熊手を売る店、テキ屋のたこやき屋、なにか暗くて隠微な裸電球、その中を上気した表情で街を行き交う人々・・・。時代は変わっても、街の景色が変わっても祭の風情は変わらないものですね。毎年、酉年の市を迎えると年末の仕度をあれこれと考えたものです。ですが、今年の酉年の市はいつもよりなんだか、切なく辛い祭でした。
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