2006年6月25日(日) 0:25
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モリノス
タクシーに乗ったら初老の運転手で、「お客さん、格好いいしお洒落ですね〜、背も高いし」と言うので「いやいや、とんでもないです」と答えたら「いいな〜若い人は、私なんかこんな中年で禿げてるしデブだし、ぜんぜんダメですよ〜」などとネガティブな事を言うので「若くないですよ〜、今年で四十になりますし〜」と言ったら「えっ!丙午?じやー俺と同い年ですか!?」とびっくりしてました。びっくりしたのは私です。その運転手はマダラハゲで、目尻に深いシワで太鼓腹でどうみても還暦?みたいな感じなのです。・・・。ていうか、だいたい四十って世間様的にこんなカンジなんですかね〜?。運転手は「いいなぁ若く見えて、女にももてるでしよ」と言いながら、ハンドルを持ちながら振り返るので、顔を見たら油じみたメガネにそのツルはセロテープで補強してありました。私はなんだか同年代として腹が立ち「運転手さんさ〜、デブだチビだハゲだ中年だってブチるけど、そんな不潔なレンズとテープでとめたメガネしてるヤツに女なんて寄ってこないすよ」と巻き舌で言 ったら「お客さんみたいに格好よかったら、俺だってかまうけど、なにしたって不格好だし〜」などとひがむので「何言ってんの?、ダイエットしたり、自分に似合う服を東京中歩いて探すくらいの努力したら!」と声を荒げて言ったら「給料安いし服は高いし、無理ですよ」などと口答えするので「じやーさ、運転手さん趣味とかないの?」と聞いたら「株と貯金、老後楽したいから」と言いました。私は「じやーお金とか普段使わないの?」と聞いたら「白米を炊いておむすびを三個作って、夜のスーパーで割引になった総菜を買いおかずにして車内で食べて、風呂とかは会社の寮の浴室ですましている」と言いました。私はぜんぜん感心できず「ダメだよ〜そんな無駄にケチじや、一生くすぶるし、貯めた金は惜しくてきっと使わないのだろうし、友達もできないよ」と言ったら「もう四十だし、今からがんばってもねー、年金だって貰えるかわかんないし」と言うので私も「明日地球が滅びるかもしれないのだから、先行きより今を楽しみなョ」と言ったら「そうですかね〜、じやー次の休 みとかにドンキとか行って服とか靴とか買おうかな〜」と。私は心の中で「ドンキかいっ!」と突っ込みました。とことん消極的でネガティブケチって実在するのですね。ちなみに彼は出会い系サイトで知り合った女性と居酒屋に入り、ビールと枝豆と冷や奴で3時間会話したそうです。スジガネ入りだ!。だが、世界は広い、地球は丸い、聖母マリアの生まれ変わりな女性よ、こんな彼に愛を与えたまえと、祈るしかありませんでした。
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