2006年9月20日(水) 23:33
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モリノス
原宿駅、明治神宮正門近くの橋で待ち合わせをしていました。久しぶりの原宿は相変わらずの賑わいで、橋に寄りかかりたむろするヴィジュアル系軍団、うんこ座りするゴスロリな皆さん、学生服をわざとだらしなく着て地図と紙袋を手に持つ修学旅行生達。私はぽつりとひとり、人間ウォッチングしながら友人を待っていました。そこへ「ちょっとこちらへ!」とプチ金切り声が!。ゾロゾロと和服を着たおば様数名が私の横に割り込んできました。揃いの紙袋を持ち中には大量のパンフレットらしきものが入っていました。原宿に上品和服おば様チームは、なんとも浮きまくり。私は彼女たちをなんとなく意識してしまいました。やがて「アータねぇ、あれほどお伝えしたはずでございましょう!」「集団行動の輪を乱して!」「本日のご用はおわかりだったはずですわっ!」「本部に連絡」「中止」「大問題」・・。などと険悪なムード。私はさらに聞き耳を立て様子をさぐると。「秋のきつけ、前結びを学ぶ学院生募集のパンフレットを講師を動員して明治神宮前にて配布する、はずだった のに、メンバーの一人がこともあろうか洋服で来た、きつけ教室の講師なんだから和服は必須!、なのにアナタは洋装!けしからん」みたいなカンジでした。天下の往来で、上品おば様が一人を言葉攻め。私はなんだか洋服のおば様が可哀想になりましたが、仲裁に入るにも混ざり方を見つけられず、悶々としてしまいました。その時!「何があったんですか!」と大音声が!。声の主は私の友人でした。私は慌てて、おば様達に「いえっ、スイマセン、私の連れですシドロモドロ・・・」と早口で言い、友人の腕をつかみ、橋を後にしました。友人いわく「遠くから見たら、モリノスが着物のおばちゃん達に囲まれて、叱られているっ!」と思ったのだそうです。どうやら私は何がおきているか知りたくて、気づかぬ間におば様達の輪の中に近づいていて、遠目にメンバーの 一員のように見えたのでしよう。きつけ教室のキャンペーン・・・。おば様たち、きつけより「しつけ」を今一度、お勉強なさったら?と言えたら胸がスッとしたでしよう。
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