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2006年11月の日記
 
2006年11月20日(月) 23:09

モリノス

陶芸の師匠の個展が巣鴨で開催中なので、T氏と共に地蔵まで行きました。その帰りに塩大福で有名な菓子屋が食事もできるらしいのでT氏と立ち寄りました。チャキチャキのおば様店員達と話が盛り上がりました。「70にもなるアタシだけどお地蔵様のおかげで、こんなにも若くて元気」とかいうので私は「ええ、確かに皺もなく50代にしか見えません、さてはお地蔵さんを削って食ってるのですね」と言ったら「ウフフ、そうよそう、そのかわりアタシらのせいでお地蔵様は蝕まれているかもウフフ」などと言われ、もう一人のおば様に「普段、巣鴨なんかにこないし、大福屋で食事できるとは思わなかった」と言ったら「なんという失礼な!巣鴨なんて?などという言い方はムカつく、巣鴨は他の街にない力を持っているのだから、巣鴨に、こさしていただいたくらいの気持ちでいろ」と説教されました。お二人とも70なのに姿勢も正しく、立ち仕事をシャキシャキこなしています。私は「ここの店には、生き地蔵が二人もいるのですね、よろしかったら、今か
らタワシで洗いましょうか?」と言い放ったら「またっ、年寄りをその気にさせる事いっちゃって!、そんな奴はもいちどお地蔵様に行き直せ」と言われました。口の減らぬババアどもに私も負け「おみそれしました、では記念に名物の塩大福を頂きます」と言ったら「ひとつワンハンドレットトエンティエン!だわよ」などと言いやがり、すっかり、このオババ達にやり込められてしまいました。巣鴨恐るべし。



2006年11月19日(日) 22:45

モリノス

テレビドラマ「東京タワー」を見ました。この作品は放映されるまで、キャストなどが、ゴタゴタとし、やっと見ることができました。簡単に言えば「子供が親を看取る話」なのですが。母親を演じる田中裕子の演技が、特に臨終の場面においては芝居を超えたものがあり、田中裕子の演技にそのパワーが連鎖して他の俳優の演技が超リアルになっていく状態に感動しました。私は今まだ鼻風邪が治らず、このドラマを見て涙はでるは、鼻はつまるはで呼吸がうまくできず往生しました。



2006年11月18日(土) 23:42

モリノス

香港人の知人に歌舞伎座見物に行き、海老蔵という歌舞伎役者は素晴らしかったとメールしたのですが。返信は「最近の歌舞伎座は落ち着いたように思うかもしれないが、新宿では○○と○○は目下交渉中で、相殺する形になると思うが介入しなければならない事態は結果が出るまでは、見学役の立場を守った方が得策」とありました。・・・。どうしょう?なんか話がすごいヤバイ角度にずれまくっている感じです。私はただ芝居を一観客として観にいっただけなのに・・・。私は何か知らなくていいことを知ってしまった?。とはいっても日記に公開できるレベルの話ではあるのですが・・・。私の香港人の知人が素人であることを願ってやみません。



2006年11月18日(土) 0:59

モリノス

「フリークショーのスター達」。花園神社の見世物小屋の歴代の出し物を紹介します。「カッパ小僧」舞台に小さい沼があり、その沼からカッパが出て来て自己紹介をしたり、歌を歌う。「陰身亭蛇体娘」頭は娘で体が大蛇という、すごい娘が自己紹介をし、不気味な歌を歌う。「山猫娘」信州の山で発見された凶暴な娘、毒草をムシャムシャ食べ、下品。「牛娘」身長1メートル弱、脚の関節が逆についている、皿回しをしながら、 愛嬌を振りまく。「ハルちゃん」蛇とか鎖を鼻から喉に通し、自慢する。「蛇女、お峰太夫」見世物界のトップスター!。白装束にニシキヘビをまとい登場、生きたマムシを食いちぎり、生血を飲む、燃えた紙を食べる、燃え盛る蝋燭の蝋を舌で受け、挙げ句に口から火炎を吐く。これらの演芸を見せる芸人のほとんどは、ハンディキャパーです。ですが、自分の芸にプライドを持ち、陰湿さは微塵もありません。堂々と自分の特徴を生かし、オアシを稼いでいます。山猫娘、ハルちやん、牛娘は高齢で亡くなりました。見世物小屋がこの人達の家でした。そ
こでひっそりと死んで行きました。この人達の演芸が見れなくなった観客は悲しみました。私は見世物小屋に出たいなって本気で思った事がありました。!。あれれ?。露出狂キヤラ、ヤンキーキヤラ、霊界の貴公子キヤラ、火を使う滅茶苦茶キヤラ・・・。気づいたら、どこかで私はこんなことを堂々とするとあるチームにキャスティングされてましたね〜。



2006年11月17日(金) 0:45

 モリノス

モリノス

毎年欠かさず行っている、酉の市。今から12年前にバイト先の同僚2人と行き始め、それがネズミ年でしたので、何があっても12年間(イノシシ)までこのメンバーで詣ろうではないか!と約束をし、ついに今年、その12年目に至ったのでした。提灯、熊手市、切山椒、見世物小屋、お好み焼き、ヴィヴィ巨大熊手をかつぐヤ○ザな若い衆・・・。時代は変わっても、ここには「新宿イズム」が健在です。昔、俳優養成所が北新宿にありました。実を言うと、稽古でへこむと、花園神社の階段で、菓子パン食べながら、ずっと座っていました。菓子パンは甘いのにしょっぱい味がしました。私は四十になり、少し高価な熊手をかつぎ、神社の階段を登りました。昔々自分が座っていた場所をふと見ました。お金はないけど、夢と可能性とエネルギーに満ちた、昔の自分を見つけたくなったのかもしれません。叶った夢もあります、ですが現実を知った事でもあります。汗のしみた稽古着で、神社の階段でやたらパサつくパンを食べながら、ベソかいていた時の方が天下無敵だった
のかもしれません。そのころの私の夢は、花園神社酉の市で、大きな熊手を買う事でした。その夢は叶いました。昔の自分にその事を報告しつつ、ソースの焦げる匂いのする街を後にしました。そして一緒にお詣りに行った友人達に「さあ!来年から気持ちも新たにまた、12年、花園神社に行こうじゃないか!」と誓ったのでした。さて?52才になった私はどんな思いで、鳥居をくぐるのでしょうか!。


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