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2007年1月の日記
 
2007年1月26日(金) 23:13

モリノス

数日前より、胸から「ヒユルリ〜」と笛のような音が聞こえ、翌日声が枯れ、乾いた咳が出始めたので、風邪をひいたか?と思い本日出勤前に病院に行きました。結果は喘息!。えっ?また?。と思い医師に原因は?と尋ねたら、過労、ストレス、加齢とかで喘息の因子は起きやすい、発熱しているから発作にはならないとの事。加齢は仕方ないとして、過労は最近なるべく規則正しい生活を心がけて夜は早寝していたので、じやあ〜ストレスか!?、と思い昨今の自分を振り返り何かストレスがあったかと思案してみましたが、さっぱりストレスを感じた覚えがないのでした。旧友に電話でことの次第を話したら「アンタは繊細なようで実はタフだし、無理は好んでするし原因は年のせいだよ、体は正直だよ、昨日より若い日はないよ」と言い放たれました。私は「ナニっ!ムカつく!喘息なんだから同情しろっゴホゴホ」と言い返したら「アンタ、常時熱があり喘息くらいやってた方が丁度いいかもヨ」と意味のわかるようなわからいような事を言われたのでした。だいたい私の素を知ってる人
間は同じような意見を言います。



2007年1月25日(木) 22:05

モリノス

先日、踊り友達と話をしていたのですが、日舞とかにおける世話物、人情物を今までは普通に習い事として振付として形を取得するのに懸命で内容などは特にそんなものだろうといったカンジで、深く考えなかったが、自決する前の踊りとか、男になぶられ非業の死を遂げた花魁の亡霊の舞とか、恋が成就せず狂うとか、八つ裂きにされてもなお恋人に対する愛は冷めないなど、日舞の演目はネガティブ三昧なのです。死を美化したり、極悪人を称えたり・・・。友人と今まで自分達は何習ってたんだか!。と改めて気付いたのですが。おそらく、多かれ少なかれ、観客の皆様は普段の生活の中、死を考えたり、誰かを恨んだり、失恋をしたり、意地悪をされたりしたり、色々なネガティブな事を経験しつつ暮らしているのだと思います。舞踊という様式美の中でそれらを表現する事で、自分を戒めたり、負の感情をデフォルメして表現する事で「憂さ」を晴らしているのかも知れません。物理的に内容をさらうと 道徳的にどうか?。といった感がありますが、 所作の追求し芸術の極
みに達すると陰極まれば陽に転ずる?などと友人と論じていましたら友人は「アンタ、なんだかんだ言って、今まで率先して祝物より暗い物の方を選んでいたじゃない!」と指摘されました。確かに・・・。実はネガティブ好きな私?。



2007年1月24日(水) 23:47

モリノス

先日、前から気になっていた顔筋マッサージ、ダブルコンシーラーおよび既成概念を覆した粒子の粗いパウダーで化粧品業界に旋風を起こした「S化粧品」の店に靜さんに連れて行っていただきました。早速、体験。私は不摂生な生活の疲れが顔に出た時に、コンシーラーやブレスト、チークなどでごまかして人前に出る時があるのです。美容部員に顔を軽くマッサージしていただき強いタッチでリキッドファンデーションを塗り、ブレストもはたくのではなく塗る、噂の隈取りみたくなるダブルコンシーラーも経験。その仕上がりは!。しっかり塗っているのに化粧をしているとは思えず超至近距離でないとメイクの痕跡がわからないかつ、表情に奥行きがついている予想外の出来映えでした。さすが、各現場を知り抜いたメイクの達人の考えた商品と感動し、仕上がった顔を靜さんに見せると「あらっ!いい人のように見えるワ!」との事でした。いい人って・・・。では今まで私はいったいどのツラで人様の前に立っていたのでしょう?。



2007年1月23日(火) 19:00

モリノス

「勘三郎」の鏡獅子を観ました。娘小姓の舞の時に扇をパッと手放し要返しをする箇所がいくつかあるのですが、最初に扇を投げた時にふと危うく失敗しそうになり床に落ちる前に拾い、事なきをえたのですが、勘三郎は確信犯的に次からの要返しを「わざと」失敗しそうになってはパシリと扇をキャッチし、観客を沸かせました。究極のアドリブ!。その後、獅子の精に魅入られた小姓は苦悶の表情で花道を去るのですが、人間技とは思えぬ音のない高速摺り足で舞台と花道を移動・・・。その後、獅子に変化し、また花道から出てきた時には、本物の獅子かと見紛う神々しい光を放ち、魔を払うがごとく雄大に頭を振るのでした。アドリブと完全に体得した所作事で完全に舞台を征服していました。素晴らしい一時でした。



2007年1月22日(月) 23:30

モリノス

「新春大歌舞伎」。を観て参りました。演目も知らず。おそらく、若手を起用したものとふんでいたのですが、実際は大御所が勢揃いする豪華版でした。この度はラッキーな事に友人のつてで、楽屋見舞いをするチャンスに恵まれて、伝統ある歌舞伎座のバックステージを見学する事ができました。華やかな舞台を支度する裏には現実に溢れていましたが、とてもパワフルな「気」に満ちていました。人間国宝とその息子さんが同じ楽屋だったのですが、さつきまで傾城姿で艶然と 流し目で客席を支配していた人が楽屋にて87歳の姿に戻る瞬間に立ち会えた事には感動しました。舞台は夢を売る場所、楽屋は夢をこしらえる場所・・・。素敵な一時でした。



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