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2008年3月の日記
 
2008年3月17日(月) 2:37

モリノス

「覇王別姫・さらば我が愛」。の舞台を観ました。中国モノ、京劇、レスリーチャンという私の大好物三昧な映画で、それがこの度、日本を代表する演出家、○ャニーズのベテランが主役を勤める形で舞台化されたのです。映画版の完成度が高いだけに制限された時間内ライブで激動の時代を生き抜く京劇俳優の人生を表現するには限界がありましたが、舞台装置や演出により物語のテーマを観客に伝えようとする様子に胸が打たれました。主役を演じる俳優が王妃のこしらえで舞台に登場した時は「!、レスリーチャンは生きていたのか!」とハッとしましたが、劇が進につれ「やはりレスリーチャンの演じる覇王別姫はレスリーチャン以外に演じる事は不可能であり、この役は今世紀においてレスリーチャン以外はできない、完璧な王妃を俳優として演じきってしまったのだから」と思い、さらに若くして自ら命を絶ったレスリーチャンにも悔しい思いをしました。表現をするものはそれを見て下さる方が一人でもいるのならその表現者としての責任を全うするために、何が何でも生き続けなく
てはならなかったと思いましたが、主役を演じる俳優にレスリーチャンを彷彿とする演技が垣間見れ、この難曲を演じぬいた主役に拍手を送りました。ですが、もうレスリーチャンはいないのだという事実を思い知らされ、寂しいような気持ちで劇場を後にしました。レスリーチャンの映画により私は女形に挑戦する機会にチャレンジしました、そのきっかけを作ってくれたレスリーチャンに今更感謝と畏敬の念を感じ励まされた気持ちがしました。



2008年3月16日(日) 0:23

モリノス

「劇場にて」。話題の芝居を観に都内の劇場に向かいました。注目の作品ということもあり、開場前の劇場入口は多くの人で賑わっていました。そこへ大音声で歌をうたいながら老婦人と手をつないで歩く幼女が来ました。私は「アイヤー!、今日の舞台は厄日かもこんなチビチビが客席で長時間おとなしくできる訳がない、現に今ノリノリでキマっちゃってるしイヤだね」と思い何気なく幼女を見ると「!」驚くほど見とれるほど美しいちびっ子なのです。さらに私は手をつないでいる老婦人を見ると、白髪をひっつめてメガネ、シンプルな黒の洋服をお洒落に着ています。いきなり老婦人は私を見ると、口元をゆるめ目を弓月のような形にして私ににっこり微笑み小首をかしげました。「お騒がせしてごめんなさいね」と言った所作でした。とても品がある様子に私もうっかり老婦人に微笑み返しをしてしまいました。老婦人はさらにニッコリしましたがその瞬間に劇場入口のエネルギーが、驚くほど柔らかい空気になりました。私は老婦人の目をとらえたままよくよく見るとその方は演劇界の
生神様、M光子さんでした。M光子さんは少女のような足取りで美しい幼女に手を引かれ劇場横のカフェに入って行きました。微笑み一つで数秒でやわらかく優しい空間に変えてしまう力は、やはり日本を代表する大女優だと思いました。



2008年3月15日(土) 0:46

モリノス

先日、実家の整体院の受付をしていたら、長年ご利用いただいている年配の患者さんより電話アリ。「あらアナタ、具合悪いんですって?、大丈夫」と聞かれたので「ええ、高熱で喉を腫らして伏せっていましたが、今はお話できるほど回復しました」とお答えしたら「アンタは色々と気を使って無理するから具合が悪くなるのよ」と言われ「はい、患者様にご心配いただくとは紺屋の白袴とはこのことだと思います、が、この度はゆっくり寝込み養生させていただきました、あまり眠りすぎるのもどうかと思い、チャングムの違いなどを横になりながら見たのですが、騙したりいじめられたり殺されたりという内容で熱は下がりましたが気が滅入りました」とお話したら「チャングム!、私も見たわ〜。あの時代がんばった人もいるんですからアナタもチャングムのように頑張りなさい」と言われました。受話器を戻し。「チャングムみたいにがんばれって、料理したり、医術を勉強したり、誰かに復讐しなくてはならないのか?。っていうか無理、私にできる事はチャングムの変なセンターセパ
レーツな髪型とか頑張ればとぐろ三つ編みなら真似できるが、それがなんの役に立つのかね」とプチ疑問に思いましたが、画策せず正攻法で潔白を明かすような機会があれば、チャングム魂をバイブルに頑張りたいと思います。本年的にはチャングムに脈診してもらい鍼など打ってもらいたいと思った次第です。



2008年3月14日(金) 0:32

モリノス

自転車置き場に行くと一羽のキジバトがウロウロしていました。夕刻ということもあり、うっかり自転車群の中に紛れてしまい脱出に苦労している様子です。私は何台かの自転車をよけキジバトが抜け出せるように道をつくりました。キジバトは慌てて私が作った逃げ道をトコトコと早足で歩いています。私はホッとしてよけた自転車を元に戻そうとしたら視線を感じてふとその方向を見ると自転車置き場の横の荷物置き場の上にウチの飼い猫ジュニア黒丸が寝ていて私をジロジロと見ています。ウチの飼い猫なんですから私が自転車置き場に来たとたんにすり寄ってきてもよさそうなのにジュニア黒丸は私を無視していたようで、プチ「ムッと」しそして「ハッ!」としました。「キジバトの身の上がキケン!」ジュニア黒丸がキジバトを捕獲してしまう可能性がある!と思いジュニア黒丸を捕まえようと猫のそばに近寄ったら、キジバトはサーッと飛んでいきました。安心してジュニア黒丸を見るとキジバトが飛んでいる様をジッと見て、しばらくしてから前足をモミモミお尻をフリフリと構え
て捕獲のポーズをとっていました。遅いっ!。ジュニア黒丸は日がなツバメをジロジロ見ていてツバメの親から頭を突っつかれた事もありました。猫なのに・・・。



2008年3月12日(水) 23:30

モリノス

チャングムの誓い三昧な私は連日、チャングムにふりかかる壮絶な悲運にすっかり慣れてしまい、ほぼ惰性で画面を追ってしまっているのですが、最近目につくのは俳優陣の衣装の裾さばきです。野外なのに裾を引きずり歩き回る、水屋なのに裾をかまわず仕事をする女官達、私は「あっ裾踏んでる」「裾が汚れる」「うわっ食材に裾がふれた」など、裾にかまわず芝居を続ける役者達をハラハラ「大丈夫か!?」と心配してしまいます。私は若い頃に某大河ドラマとかにチラホラ 通行人程度の役で出た事があるのですが、武士役の時とか袴の裾が地面につくとNGがだされ、座敷の場面で裾を踏んだり足袋の汚れが見つかった時には、ひどく叱られビビった事があります。チャングムは時代設定的にやはり裾長な衣装なのですが、国の違いか監督が別に裾さばきにはこだわらないのか時代劇衣装に対する介錯は頓着しないようです。ちなみに私はほぼ舞台における衣装の袖や裾には細心の注意を払いますが、プロレスに出演するときは衣装の介錯まで気が回らず、裾めくれたまんま花道
歩いたり、リング上で裾踏んでよろめいたりしても気になりません。というよりプロレスなんですから、衣装に気をとられている隙に身に危険が降りかかるので着てる物などかまってられないのでした。



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