2008年3月17日(月) 2:37
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モリノス
「覇王別姫・さらば我が愛」。の舞台を観ました。中国モノ、京劇、レスリーチャンという私の大好物三昧な映画で、それがこの度、日本を代表する演出家、○ャニーズのベテランが主役を勤める形で舞台化されたのです。映画版の完成度が高いだけに制限された時間内ライブで激動の時代を生き抜く京劇俳優の人生を表現するには限界がありましたが、舞台装置や演出により物語のテーマを観客に伝えようとする様子に胸が打たれました。主役を演じる俳優が王妃のこしらえで舞台に登場した時は「!、レスリーチャンは生きていたのか!」とハッとしましたが、劇が進につれ「やはりレスリーチャンの演じる覇王別姫はレスリーチャン以外に演じる事は不可能であり、この役は今世紀においてレスリーチャン以外はできない、完璧な王妃を俳優として演じきってしまったのだから」と思い、さらに若くして自ら命を絶ったレスリーチャンにも悔しい思いをしました。表現をするものはそれを見て下さる方が一人でもいるのならその表現者としての責任を全うするために、何が何でも生き続けなく てはならなかったと思いましたが、主役を演じる俳優にレスリーチャンを彷彿とする演技が垣間見れ、この難曲を演じぬいた主役に拍手を送りました。ですが、もうレスリーチャンはいないのだという事実を思い知らされ、寂しいような気持ちで劇場を後にしました。レスリーチャンの映画により私は女形に挑戦する機会にチャレンジしました、そのきっかけを作ってくれたレスリーチャンに今更感謝と畏敬の念を感じ励まされた気持ちがしました。
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