2008年8月16日(土) 23:24
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モリノス
「パニックに陥る」。本日はイヤシロチ青山がお盆休みという事で、ずいぶん前から約束していたのにもかかわず私の都合やらでのびのびになっていた靜さんの息子「ニッコー君」と遊ぶ事になりました。前からパパ(彼は赤子のころから私をパパと呼ぶ)と遊びたかったのに、私の体調不良や靜さんイヤシロチ青山卒業そして脳出血と、大人の都合で実現できなかった少年との大事な約束を本日やっと果たせたのでした。新宿のMに待ち合わせ、定刻にMに行くとすでに「ニッコー」はバーガーなどをもりもり食べてます。その様子を見た私は「アッ!アンクル!グランドメデイスンマンの王子がアンクルそっくりでバーガー食ってる」様子に不覚にも涙しそうになりました。そしてなんだかよろしくないものが体からはがれていくような浄化気分になりました。ニッコー君と私は普通にポケモントークにはずみました。その後池袋に移動。サンシャインで開催されているウルトラマンフェスティバルを見に行くことにしました。ウルトラマンショーはあなどれなく、感動的でウルトラ達の熱演に チビッコ達は「ギィヤーっ 」みたいなカンジでキマっていました。ウルトラマンフェスティバルの後私たちは手をつなぎ歩いていたのですが、周りのピープルからガン見されている視線を感じました。私は「こちらは杖つきびっこ、ニッコーは片手がないそれをジロジロ見るなんてヤな民草どもよ」と思いましたが、勘違いでした。ニッコーはステップを踏み歩き、私もそれに合わせ杖をグルングルン回して足取りをあわせるのですから、ハンデがどうのという以前だったみたいです。また、ウルトラマンショーの真似をして私が杖をバトンのように回して「ヌッハッハッハー、パパはこの杖で怪獣を退治できるのだよ」と声色を変えて言ったらニッコーは「でもパパの足じゃダメだよ〜」というので「なら君の手はどうなんだね?」と訪ねて聞いた方も聞かれた方も思案。そして怪獣が現れたら私が上半身を担当しニッコーが足で戦うという事になりましたが、大声でそんなことしちやったんで、ガ○ダムイベントに長蛇の列にならぶ大人達に「ハンデキャパーコント」を披露しちゃつて、 笑うに笑えない雰囲気になりました。外にでると雨、時間つぶしにゲーセン。私をパパと呼ぶニッコーのためにも威厳的に腕前をふるわざる状態だったのですが、見事巨大ケロロ軍曹がゲットできました。そして雨が止むまでカフェで一息いれました。しばらくするとニッコーが雨やんだよーというので外に出たらその瞬間にザーッと大雨になりました。仕方ないのでまだ早いがちょうど映画館が近くだったので、プチずぶ濡れになり9階のフロアにて前の回の上演が終わるのを待つことにしました。二人でDSなどで時間をつぶしていたら、前の回が終了、お客さんが入れ替えとなり、私達は入口に向かおうとしたその時「!」ビル全館が停電になりました。映画館全部暗転、心細く灯る非常灯。映画を見にきたお客さんは不安になり自然に一つの場所に集まりました。空調も切れ場内には熱気が支配します。私は暗がりの廊下で「この子を抱えていまのうちに階段を降りるか」「いやどうしてもせっかく楽しみにしていた映画なんだから見せてやりたい」と考えていたら背中の後ろから「ね ぇーねぇー」とニッコーの声がするではありませんか!。私は「ヒエーツ怖いよその背中ごしの子供だてらに低音は」とマジびびりましたが彼は「ねえ〜パパ、暗いけどあそこにスモーク(煙草)できるところあるよ〜」と言うのです。「怖いよ暗いよ」ではないニッコーの発言に「そっちかよ」と思いツボに入り暗闇映画館ロビーで「ドハハハ」と笑い、ニッコーに手を引かれてスモーキングエリアに行き一息つきました。場内スタッフは肉声で「停電の復旧のメドはたちません、チケットの払い戻しをいたします」と震える声で言ってました。私はニッコーに「どうする?」と聞いたら「見るっ!絶対あきらめないっ」というので、私は携帯のiモードで他の映画館を探しました。見せてあげたかったし。するとその時、会場の電気がつきました!がスタッフも客も金縛り状態になったままでした。私はウンコ座りしながらニッコーに「あの係りの人に電気ついたんだから上映できるか聞いてきな」と自分が聞くのが面倒なので小4の少年にまるなげしたら、ニッコーはスタスタと場内係員 の所に行き私と同じ口調で「電気ついたんですけど、映画見れるんですか?」と聞きましたら、場内係員は顔を蝋のように白くし汗だくで「わっわかりません」といい、ニッコーがムウーットした顔でスタッフを見たら、その人はハッと我に返ったように電話をして確認。停電であったが、ギリギリ定刻に上演できることになったのでした。ってか、小4少年に上演仕切らせるってのはどうなの?と思いました。映画が終わり、靜さんとも合流。靜さんともご無沙汰でしたのに、爆裂トークで近況報告の話に花が咲きました。それにしても集客するビルの全館停電なんて一歩間違えば事故ですし。今日はラッキーだったのかそうでなかったのか?とにかく貴重な体験と、暗転非常時に、私の煙草の事を心配してくれるニッコーを思い出すと腹の底から笑いがこみ上げてくるのでした。パニックに陥ったのにそれは楽しかった1日でした。
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