2008年10月21日(火) 1:17
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モリノス
日曜日の夜に川越の夜祭りに行きました。昨年チラリと見て興味を覚えて今年は本格的に祭りで賑わう町に繰り出しました。趣向を凝らした山車、お囃子、狐、ひよっとこ、オカメの面をつけて乱舞する踊り手。江戸の風情を残す町並み・・・。山車の後をついて人ごみに身をまかせて歩いていると、一際にぎわい、歓声をあげている場所がありました。遠目で見ると、ひよっとこの面をつけたすごく小さい人が、面白おかしく舞扇を操り踊っていました。「大人だけど小さい人?」あるいは「猿?」と思ったのですが、近寄って見るとなんと幼児が芯の舞手をつとめ、かつデタラメに踊っているのではなく、腰の座ったきちんとした振り付けでお囃子の調子に合わせて踊っているのです。見物客はやんや、やんやの喝采を幼児に送っています。するとお菓子を舞台に差し入れる人がいて、それを受け取った幼児は、きちんとひよっとこの演技をしながらお菓子をいただき、その喜びをリズムをとりながら表現するのです。次にティッシュに包まれたおひねりが舞台に投げ込まれたのですが、ひよっ とこ幼児はそのティッシュをつまむとしげしげと見て、なんとポイッと投げ捨てたのです。幼児にとってはお菓子は嬉しいけどティッシュはゴミにしか見えなかったようですが、それがまた観客の爆笑をかい、ひよっとこ幼児はおどけた動作で頭をポリポリと掻いてみせるというアドリブを見せ、さらに観客は盛り上がるのでした。万雷の拍手を貰った幼児の踊りはトランスに近い状態になりますます、踊りに熱をおびていきましたが、自分の高揚に戸惑った幼児は混乱したようすで仮面の下からわんわんと泣いている声が聞こえましたが、ひよっとことしての踊りは継続し観客を魅了しました。囃子手の口上によると四歳にて神楽デビューとの事。モミジみたいな手で大人仕様の舞扇を手にピンの役割を見事につとめた四歳ひよっとこに、私は完全にキマってしまい、路上でピョンピョンと跳ねながら「ヒューヒュー」と幼児に向かい声援を送ってしまいました。幼児なのに舞台に酔いしれているちびっ子踊り手、きっと大人になっても、祭りにの時には、お面をつけて、一年に一度のお祭りで踊 っちゃうんだろうなと思いました。スーパーキッズひよっとこの神楽、よいものを見た一時でした。
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