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2009年1月の日記
 
2009年1月7日(水) 0:45

モリノス

「回るエリザベス」。女優Uが出演している芝居を観に行きました。題材的にメアリースチュワートとエリザベスをとりあげた作品のようでしたので、楽しみにしていたのですが、斬新な解釈と演出により、内容もシュールな展開で、舞台で演じられている物語をハラハラと見続けながらも、通常版「メアリースチュワート」とは違う進行に追いついていけないカンジでした。が、政治とかテロなど現代の背景を取り込まれているカンジで、深く考えさせられる作品でした。舞台中、お芝居の内容とは全然違う観点でツボに入ったのは、劇中でキャスター役を演じる女優Iさんの、キャスターになる前の素の表情とキャスターになった後の表現にイイカンジでギャップがあり、「うまいな」と思ったのと、劇中でエリザベスを演じている女優さんが、沢山水の入ったペットボトルを舞台にぶちまけた時に、昨年お騒がせタレントとして印象が強い水かけババア扱いされた泰葉を彷彿としまい、物語とは関係なく心の中で「プハッ」と受けてしまった事と、コルセット、バッスルなロングスカートとあ
りえないほど高いヒールをはいたエリザベス女王が舞台終盤に、フィギュアスケートの村主文枝を上回る高速スピンでクルクルとドレスの裾をひるがえしシェネで退場した時には「ああっ!女王様が回ってるっ!エリザベス大回転!」とこれまた舞台の進行とは別にツボに入ってしまったのでした。この度の舞台を最後に劇場が閉鎖されてしまうとの事でしたが、女優Uをはじめ巧みな演技力を持っている劇団の俳優陣達がまた新たなる場所、でよき演劇を創っていただきたいと思いました。



2009年1月6日(火) 0:12

モリノス

「どうも苦手スポット」。イヤシロチ青山今年初出勤を控え、御挨拶がわりにボスにお貢ぎ物をと思い、先に利用したフランスワインを扱う店に行きました。この度も、寒い納骨堂のようなワインセラーなる所で、ソムリエ的な人が私の予算に見合うワインのいきさつを丁寧に説明して下さるのですが、サ行、ハ行、ラ行と濁点の単語の並んだ言葉で土地とかナンチャラ家とか、製品、銘柄を説明してくださるのですが、「ル・ジャンなんとかかんとか」「ブルゴーニュどうしたこうした一家」「プロバンスのうんちゃら」とかチンプンカンプン、さらにワインの説明というよりフランスのとある葡萄園一族やフランスの歴史的背景における「いわく」を聞いているようで、ヒソヒソ声で聞いているだけになんだか、「こわい話」を聞いているような気持ちになるのと「フランスなんとか地方」と聞くとゾーッと鳥肌が立ち、もしかしたら自分の前世のどこかでフランスとかヨーロッパでワインがらみでよろしくない経験あるいは悪い行いでもしたのかも?トラウマ?と思いました。なんだかワイン
というお酒が、嗜好品というより、宗教性を感じ敬虔で神性な飲み物みたいな気持ちになってしまうのでした。お店の方も親切かつ私がかつてお使い物で利用したワインをたまにしか行かないのに把握していてくれて、至れり尽くせりなのですで、私の虚栄心を満たしに満たしてくれる場所なのですが、品物を選びお店を後にしながら「よいお店だけど、また行った時にいわくを聞くのはどうも・・・改まった気持ちと荘厳な意識を感じてしまう自分もどうかと」とこのお店で買った物は酒飲みではない私が選んだモノだが、差し上げた先様には好評なだけに微妙な気分になったのでした。今年はワインの歴史などを調べてみて、なおかつ昨年、私に酒を教えてくれた舞台女優Uに指南し、洋酒のたしなみなど教えてもらおうと思いましたが、女優Uは「アタクシはシャンパンとワイン以外は飲みませんのよオホホー」みたいに見えるが実は普通に酒ならなんでもバッチ来いウワバミなので酒の指南を女優Uに頼むと横道にそれまくりそうで、不安なのでしたが。去年は茶藝、今年は下戸ではあるが
、お食事と一緒に楽しみ、独りの時にはシミジミと落ち着く飲み物として、生活に取り入れてみようかななどと思っています。



2009年1月5日(月) 2:19

モリノス

「占い初め」。新年の挨拶がてらに親しい友人達と集いました。あれこれと四方山話をして夜も更けた頃、ふと友人Nが持っていたタロットカードを借りて、その場にいた友人達をかるーくタロットリーディングしたのですが、私の友人達は類友と申しましょうか、どの人も「個性的」「変わり者」「マイペース」「奇天烈気質」なカンジで、選ぶカードも屈折してたり、強すぎの厄がついていたり、あまりの極端なスートに、軽くリーディングしようとしたのですが、読み取るには難易度高しで往生しました。今週よりまた2009モリノス的生活がスタートするのですが、お正月休みでなまった脳と手先を、キャラ濃いオーラ灰汁な友人達を鑑て、セッション前に柔軟体操をしたような気持ちになりました。友人達なのでゆるんだ席でウソ占いのひとつもやってらろうと思っていましたが、なんだかマジに鑑定モードにスイッチが入ってしまった私でした。



2009年1月4日(日) 0:59

モリノス

実家近くの広場で、甥夫婦とその子供達が遊んでいました。若い二人にチビッコ達がお正月に野外で遊ぶ様は、幸せな家族像に映り、とても微笑ましいカンジだったのですが、よくよく見ると子供達はゴミ袋を引きずり回して「キャーキャー」とハイにキマっちゃってる様子で、私は「甥夫婦はなんだってゴミ袋なんか持たせて遊ばせどいるのだろう?」と疑問を持ち、彼らが遊んでいる広場に近寄ってみると、ゴミ袋に見えたのはなんと手作りのビニール製の「凧」でした。今時凧上げしかも手作り!。私は感心したのですが、私の毒舌「なんだかしみったれた凧だねぇ〜」と言おうとした瞬間に甥嫁が「アハハ〜ウチはビンボー家族なんで〜」などと明るく言い放ち私の毒を封じました。ビニールで作った凧にはこれまた手書きのアンパンマンなどが描かれており、家族でこしらえた凧を皆で遊ぶ状態は 、なんだかキラめいていて、ショッパいけど美しい光景でした。現代はハイテクなのでしょうから、21世紀家族はテレビゲームをしたりするのが普通と思われますが、晴れた冬の
寒空に凧あげて楽しむアナログ甥家族もなかなかのものだわいと、思いました。もちろん甥の子達から、凧を「フンっ!」とりあげ、私自身が超久しぶりにお正月遊びの凧上げに興じたのはいうまでもありません。「微笑ましい家族で遊ぶ」に乱入した私は端から見たら、仲良く遊ぶ親子を邪魔してるナマハゲに見えたかもしれません。



2009年1月3日(土) 0:31

モリノス

「まったり」。年末年始、私はまったく外出していず、プチ引きこもっているのですが、以前の私でしたら「常に何かしていないと落ち着かないので、用をつくる」カンジだったのですが、最近の私は「必要な時のために集中力と体力を温存しておく」的な思考に変わり、テレビを見るとか読書をする事もなく、脳を柔らかくしているこのお正月です。さらに先読みというかこれからどうしていくかをイメージして、あるいは夢を描いて100セント叶わずともその実現に向けて、無理して悩み消耗しながらも挑んでしまうのが好きという、独りSMな特徴もあったのですが、今年のテーマは「行き当たりばったり」としました。先読みして強引に夢を叶えてしまうのではなく、脳をニュートラルにしておいて、何か起きたらその時点でローとかハイにスイッチを入れようと思っています。混沌としそうな2009年ではありそうですが、時代の高速なスピードに巻かれる事なく落ち着いて、所持向き合いたいと思いました。セカセカとしている世間ではありますが、今更ながら、花を触り、お
茶を煎れて長い時間ゆったりと過ごすですとか、最近は舞扇を持つことなくせわしくしていて体もなまりきっていますので、大掃除によりスペースができた自室で足拍子のひとつも踏んでみようなんて思っています。更に超インドアな私ですが、今年は山海の自然に触れる機会をもうけ羞恥心ではなく平常心でお正月休みがあけたら、静かにモリノス的生活を過ごしたいと思っております。不安を持ったり先行きを考えトホホとなる方も多いと察しますが、こんな時だからこそ、凪のような落ち着いた心持ちが必要かもと、一見だらだらしている正月ですが、これも大切な時間だと思っている次第です。



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