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2009年1月の日記
 
2009年1月27日(火) 0:35

モリノス

「新春花形歌舞伎」。新橋演舞場に歌舞伎を観に行きました。メンバーはいつもの歌舞友のセレブN、お席は上手の桟敷席で個室っぽくなっていて、テーブルにはポットがありお茶飲み放題、座布団に座椅子と、歌舞伎座でいつも使っているだらしなシートと名付けている席と負けず劣らず、まったりと演目を楽しめる席でした。私達はテーブルやら桟敷席をまるで自分の部屋のように散らかし、のびのびと歌舞伎見物をしたのです。目当てはモチロン海老蔵です。この度は弁天小僧菊之助を海老蔵が演じたのですが、振り袖に娘こしらえで花道に登場した時に、おきまりのどよめきがおきます。とにかくデカいというか大きく見えるのです。しかも振り袖姿が可憐ではなく「ガンダム?」みたいに見え、さらに諸肌脱いで女に化けた大泥棒に変化するくだりに至っては「ポケモンが進化した!」みたいなカンジで、とにかく普通の弁天小僧とは違い海老蔵ワールドへようこそ!といったカンジで彼が完全に舞台全体を支配し海老蔵オーラで観客をメロメロにしてしまい、芸が上手い下手など以前に
海老蔵ってすごいっ!と思わずにはいられない迫力でした。不況で幕を開けた今年ですが、充分に目と魂の贅沢をしたような気持ちになりました。そして私も歌舞友Nも、終演後も海老蔵あたりをして放心状態になり、散らかした席やテーブルをノロノロと片付け、豪華絢爛破天荒海老蔵の芝居に酔っ払ってしまったのでした。



2009年1月25日(日) 20:21

モリノス

「お医者さんごっこ」。お日様がガラス越しに室内に降り注ぐ昼下がり、飼い猫ジュニア黒丸はベッドのひだまりの上でデレーッと寝ています。そのそばでは来月2才になる甥の子2号が、ちまちまと小さな手で何かしていました。様子をうかがうと電気毛布のスイッチをジュニア黒丸の胸に当てたり、CDラジカセのリモコンを猫の首に刺したり、携帯ティッシュを猫の腹に乗せたりして一人悦に入っていました。私は甥の子2号に「なにやってんの〜?」と聞いたら「ジュニのお熱計ってるの〜」などと生意気な口調で答えます。ジュニア黒丸はチビッコのなすがままになって寝ているかのようでしたが、薄目をあけていてどうやら猫なりに遊び相手をしているようでした。なんとも微笑ましい光景に見えましたが、部屋の隅ではジュニア黒丸が大好きなのに普段邪険にされている中猫太陽子が、甥の子2号とジュニア黒丸を忌々しげにそして恨みがしくその瞳に紅蓮のジェラシーの炎をたぎらせていました。近い将来ジュニア黒丸を間に幼児と中猫の壮絶な戦いが予想されるのでした。多分、
血を見るのは甥の子2号だと思われますが、当家の規則により猫は罰せられないと思います。そしてまたひとり、モリノス家の伝統芸「動物使い」が着々と育っているのをカンジ頼もしく思いました。



2009年1月25日(日) 0:36

モリノス

靜さんの息子、日虹君がダンスのイベントでタップダンスで初舞台を踏むという事で、観に行きました。ダンスの発表会というと小品がつぎつぎと繰り出されていく長期戦なので、脚の悪い私は長時間客席に腰をおろしていられないので、いつも歌舞伎座とかで座っているボックス席にあたる二階の最前列の張り出した席に陣取り左右にも人が座らないカンジで見る用意万全にして、幕空きを待ちました。日虹君の出番まではなんとなく気が気ではなく、それまでの普段修練をつんだ趣向の凝らした演目を虚ろなカンジで見ていました。いよいよ日虹君達による「子どもタップ」が始まりました。女の子も男の子も盛装をして、天空の城ラピュタの曲に合わせてシトシトとタップチップを鳴らします。群舞なので日虹君もその他大勢なのかと思いきや!「あっ!日虹がセンターポジションでぬかれているっ!」つまりど真ん中で、真面目な顔で正確に足拍子をとりながらライトを浴びてタキシード姿で、舞台中心で客席の視線を集めているのです。センターポジションに配置されるダンサーはそれな
りの力量が要求される訳です。ドレスアップしてキラキラのライトを浴び迷わずステップを踏む舞台上の日虹君を見て私は滂沱の涙そして、今は亡きネイティブアメリカンでグランドメディスンマンだった、アンクル・フイルクレージブルそっくりな顔なのです。私はさらに「天界のアンクル、クレージブル様、見てますか?この劇場のどこかで見てますよね?貴方の息子の天晴れな姿!しかも子供なのにタキシード仕様のスーツで堂々としたものですよ!」と呼びかけて見ました。おそらく日虹君の父は天界かあるいは劇場のどこかで、しわぶれたその特徴的な声で「ウヒャツヒヤッ」と笑いながら息子の晴れ舞台を堪能しているに違いないと思いました。そして初舞台と拍手を演目を勤めあげた達成感を経験した少年日虹君。これを経験しちゃうと、やめられなくなっちゃうんだよねぇ〜。とタップダンスに出会った少年が将来どう成長していくか楽しみになったのでした。



2009年1月23日(金) 23:19

モリノス

昨今予定が立て込んでいる私は風邪をひかぬように厚着で出勤したのですが、本日は日が暮れても生暖かく、厚着が裏目に出て体には汗をかくという、逆に風邪をひきそうな支度となってしまいました。帰宅時、メトロに乗る前にコートを脱ぎ暖房が効いた車内に入り「!?」いつも混んでるのに車両はがら空き、さらに耐えられない異臭!。「テロか?」と一瞬思いきや、元々は何色だったかわからぬ煮しめたようなダウンを着たホームレスらしき老人が、ぐったりと椅子に倒れ込むように熟睡していました。他の乗客は、臭いにたまらず別の車両に移動した様子・・・。私もすぐに移動しようと思いましたが、二駅先で下車するので、タオルで鼻口を覆い隠し我慢したのですが、あまりの臭さに目が痛くなりました。ホームレス老人を見ると額から出血していて、もうすでにそれが渇いてカピカピになっています。私は地元駅で下車したら駅員に通報しなくちゃ!怪我しているようだしと、プチ正義心を出し、臭さ臭さの老人に声をかけ、私が降りる駅で共に連れようとしたのですが、老人は半
分潰れちゃったような目で私に一瞥をくれると自ら重い腰をあげ、自力で電車を降りるとフラフラとおぼつかない足取りで反対側のホームに向かいました。どうやら、手負いの身ながら暖をとるためそして体を休めるために、メトロに乗って終点まで行ってはまた逆戻りしているカンジでした。ここで私が駅員に通報すると、彼の安息が妨げてしまうような気がして、そのまま、放置しました。反対側のホームから乗り入れた電車にホームレス老人が乗ると今までその車両に乗っていた乗客は顔をしかめ、他の車両にそそくさと移動しました。ホームレスに成り下がった今、彼としては、終電までの車内での一時は体を休めるプチ命がけの休息かもしれません。普通考えると、ホームレスなんですから不況とはいえがんばって生きてる人もいるんですから、貴方もちゃんとしようよとも思いましたが、ある意味、生きるためには手段を選ばない的なホームレスのタフな根性に、それはそれでよいのかもと思った次第です。



2009年1月22日(木) 21:44

モリノス

「インフルエンザ!」。朝、実家に行くと三番目の甥が高熱を出しているとの事で、一番目の甥が病院に車で連れて行った様子。結果は最近流行りのインフルエンザA型との事。すでに罹患してしまっているので、今更タミフルとか投与しても遅いとの話でした。で我が家族の反応。一番目の甥は東洋医学の国家試験を目前に控え、その嫁は身重、さらに子供達は幼子。私は元々抵抗力が弱い。そして毎月訪れる経理師の先生もこの話を聞き、感染するとよくないとの事でせっかく来たのに部屋に上がらず退散。ともかく皆それぞれ「え〜、インフルエンザになりたくないねぇ〜困ったねぇ〜」みたいなカンジで、三番目の甥は高熱で「ウームウーム」と苦しんでいるのに、家人達は「いかに彼と接触しないか、うつらないようにするか」などを談義していたのでした。ていうカンジでインフルエンザの張本人はその症状に悶絶しているであろうと思うのですが、それをとりまく身内の態度は冷たいのでした。プチ隔離、プチ放置で可哀想な三番目の甥・・・。だが私も様子を見に行くつもりとかは
ないのでした。鬼一族?。三番目の甥は若いのですから、自力でインフルエンザが抜けるまでがんばってくださいってカンジです。皆様もうつらない風邪でしたら、問題ないですが、感染する流感はまわりを巻き込みますので、この時期、体調を落とさぬようお気をつけください。寒い、乾燥、温度差と具合悪くなる条件満たしすぎな今日この頃です。



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