2009年2月3日(火) 0:00
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モリノス
「落語デビュー」。春風亭昇太さんの独演落語ライブ(?)を観てきました。私は今まで落語というものをナマで観たことも知識も国民的番組「笑点」くらいでしか知らなかったのですが、昇太さんの落語は、息きも着かせぬハイスパートで毒舌、バカ話をビュービューと言葉が吹き抜けるように進み、色々な人格を一人で演じわけて、あっという間に終演となりました。二時間以上の時間客席にいて観ている方もまったく集中力がとぎれないし、ましてやお座布団の上で爆裂言葉爆弾を炸裂させ続ける昇太さんも、まったく集中力が途切れず、普段稽古したネタを披露しているというより、自分がしゃべりたい事をいま思いついてお話しているように見え、また落語というのは面白おかしいお話をしてお客を笑わす仕事(?)と思っていたのですが、笑いの物語りの中に不覚にもジーンときちゃったり、ゾッとしたりとすっかり「落語言葉責め」にヤラレてしまったカンジです。ひとつのお話が終わるとスッと頭を下げ、照明が落ちるか落ちないかというタイミングにスッと体を斜めにして疾風の ように退場するのですが、その瞬間にもう少しお話の世界の余韻に浸りたいのに、急に現実に戻されたような気持ちになりふとさみしいような気分になりました。私は占いをしているときは半日座りっぱなしで時を忘れしゃべくり通してしまうのですが、噺家春風亭昇太さんという方は、半日どころかいつまででもしゃべり通す事ができるのではないかと、「ちよっとこの人は人間技じゃないね」と脅威をカンジました。そして私なりに思ったのは落語というのは耳と目をで同時に体感するものなのかしら?と思った次第です。私も喋る商売をしている訳ですが、プロの噺家の絶妙なお喋りにすっかりイッてしまい、昇天しながら帰途についたのでした。超カッコイいライブでした。
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