2009年6月20日(土) 0:23
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モリノス
「ティマスターからのプレッシャー」。思えば茶藝を知ってから約一年がたちました。去年の6月始め、ブラックレインと異名をとった香港最大級の大雨の時に香港にいた私、雨上がりの腐れ蒸した上環の茶館で、日本人の茶藝師の女性淹れていただいたお茶にハマり帰国してから、日本の茶館を巡り、道具や茶葉を集めて、今に至ります。本日、私にお作法などを教えて下さるティマスターから電話があり、だいたいのお茶は淹れられるようになったので、次の茶会の時には、先に渡した、最高級鉄観音の三重の缶に密封され封印の紙まで貼ってある茶葉を、開封し淹れてみては?との事…。私はまだ体調も本調子でなく微熱のせいか、湯温も味覚も平常時のそれではないので、いやまだまだ、茶葉を無駄にしたら生き恥さらしますからイヤです!と言ったら、ティマスターは、気合いと集中で乗り切れと言うのですが、私的にはそんなド根性だけでは私の技量では無理ですと言ったのですが、よくよく訳を聞くと、茶会が開催される日にティマスターはTDLに行くので、代わりに茶藝師を勤め て欲しいとの事。私は普段、茶藝とはうんぬんかんぬんと厳しい事を言うのに、茶会のよりもネズミ屋敷をとるのかいと、プチ呆れたのですが、ティマスター的には、だってその日しか行けないし、茶藝師を勤める人は何人かいて、どんだけ下手でもあの封印鉄観音さえ淹れたら、お客様は満足だし、モリノスは妙に、神妙かつおっとりと茶器をさばくので安心して任せられる、などとお世辞三昧なのですが、私はなんだか知らないけどこの梅雨のTDLに、茶席を蹴ってまで行きたいなら、それなりに事情があるのだろうと察し、ハイわかりましたじやーやってみますと安請け合いしたのですが、承諾して愕然、ビンテージ鉄観音ですから、試飲ができず、ぶっつけ本番で、お茶を煎れなくてはならない事に気づき、あ〜気軽に引き受けちゃったガーンと急にナーバスになってしまいました。果たして茶会当日、つつがなく、まっとうできるか心配になり、いきなり動揺している次第です。
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