2009年11月19日(木) 23:05
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モリノス
「ゴルゴンゾーラピザ蜂蜜がけ…」。私は基本的に好き嫌いはともかく、だいたい何でも食べれてしまうのですが、私にとってゴルゴンゾーラチーズとは戦慄の食材で、このチーズのパスタだったりニヨッキ的なモノが運ばれると鼻腔が「キーン」とし、次に具体的にテーブルにゴルゴン臭が広がると「病んだ犬の耳の臭い」「傷んだ牛乳に古い雑巾をつけた臭い」を連想し、怖じ気づいてしまいます。で、先日、私の愛弟子である相澤モリノスと会食…。ホテルのレストランのメニューにゴルゴンゾーラピザ蜂蜜ぞえがあり、ゴルゴンと蜂蜜の不気味コラボ料理は私にとって、クリアするには難易度高い逸品なのですが、モリノス師匠的に、お弟子にイジワルのひとつもしてらろうウシシ…と、その異臭を放つピザに蜂蜜をかける料理を頼みました。で、それが運ばれた所、私はかなりビビり、師匠の意地で口に運ぶと、甘くてしよっぱくて激臭が口に広がると背筋に震えが走りムンクの叫びみたいな顔になり身を震わせて食したのですが、テーブルの向こうのヤングモリノスを見ると、やはり目 を見開き体をブルブルさせて強引に激臭ピザを口に運んでいました。 芸術をたしなむ者は上の者が食えといったら「食べれません」では通用しませんので、最近私は彼の偏食っぶりを矯正しようと、色々な食物を食わしていたのですが、この度は、私の鬼門料理を口にした途端に、心折れ、ドヨーンとしていたら、相澤は「食べれますよ、なんとかなりますよ!」と水をガブガブ飲みながら無理をして私を励まし、振る舞われた料理は完食すべしの私からの普段の教えを貫こうと、必死でトライし、私的には、一枚食べてもうダメですみたいなカンジだったのですが、相澤は「温かいうちならなんとか食べれますから頑張りましょうよ」と励まされ、なだめられ、弟子に逆に諭されるという、ダメダメな食事になりました。イジワルで頼んだ料理に自分が誤縛という、なんとも情けないカンジでしたが、ことわざにおける「おうた子に教えられる」といったカンジで、ティーンエイジヤーに一本取られてしまった一時なのでした。
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