2010年1月17日(日) 1:41
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モリノス
「戻ってくる黒狐の襟巻…」。今から何年も前に原宿で、寒いからという理由で、さっとどっかの店で、手に取り購入した黒い狐の襟巻があるのですが、特に光沢もなく、デザイン的にもたわいないカンジでお気に入りではないのですが、毎冬になると私の首を温めてくれています。この黒狐の襟巻は、その冷たい季節毎に、店とか車内に落としたり、置き忘れたりするのですが、なぜかすぐに手元に戻ってくる変ないわくモノです。今夜は友人とその誕生日だったので食事をしていたのですが、この時に、私は黒狐の襟巻をトリーバーチの大きなカバンに入れたのを確認し、食事と歓談をして外にでて襟巻を首に巻こうとしたらカバンの中にない!。でレストランに戻ったらなぜかカバンから抜け出し椅子の下に潜り込んでいたとの事です。私的には特に愛着のある襟巻ではないのですが、失せても戻るこの奇っ怪な黒狐が、この度は「えーっ、無くなっていいけど〜また買えばよいのだし?。君ね〜、そんなに私といたいなら、体にはりついていればよいし、嫌ならどっかにいってもいいのにさ 〜」と襟巻に問いかけました。遅くに帰宅し、襟巻を外して毛並みにそってしごいていたらみるみるうちにツヤツヤフカフカになりました。この時点で黒狐の襟巻よ愛ごい奴ぞと呟きなんだか、何度無くして戻ってくるくらい私といたいなら大切にするさ、と襟巻に問いかけました。狐騒動といえば親狐の革を鼓の腹にされた子ぎつねが、義経に変化し親狐の革が両面はってある鼓に会いにくるなど歌舞伎の演目にも扱われるのですが、毛皮になった今でもなぜか、なくすは落とすはするのになぜか私の元に戻る…。果たして、黒狐の襟巻に気に入られているのか?。狐の怪かしか…。もっとゴージャスな黒狐のメガ襟巻よりも劣る襟巻ではありますが、今更ですが、大事に可愛いがってあげようと思いました。って、ただの物忘れが激しい、しかも毛皮は落ちても無音、私が無頓着スギなのかもしれません。
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