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2010年2月の日記
 
2010年2月12日(金) 21:51

モリノス

「新生活応援な日」。昨日、はるかかなた九州は熊本、天草の島から飛来した従姉マリ姐と今春より東京の大学で学ぶ娘のチカと共に、学校付近のアパートを見に行ったり、東京生活をスタートするにあたり準備し揃えるモノなどを物色しに都内に出ました。一通りの用事が済み、それでは入学式に着る洋服などを下見しましょうか的なカンジになり、心当たりのショップを見て回りました。この東京生活を始まる上での準備ツアーにはモリノス姉も同行し、私達姉弟がどこぞの店に行くと、変なスイッチが入り店の人がもっとも嫌がるであろう連携プレー秘技「店内散らかすだけ散らかしツベコベ言うのに買わない」が炸裂し、次々とチカに服を着せ替えては悦に入り、ついには、入学式の時に着て行く服を選ぶというテーマからズレズレになり、私は私で姉は姉で自分達が着せてみたい服をチカに着せてしまうという、わざわざ遠くから出て時間も限りがあるのに、ダメなタイムロス状態となり、おそらく私と姉の様子にマリ姐は地球の裏まで遠くドン引きしたと思われます。これまた身びいき
かもしれないのですが、チカという子は特に特徴のある顔とか体型ではないのに、実にこしらえ映えがする子で、どの服もそれは可愛く着こなしてしまうのです。単身上京、バイトしながらのけして楽な大学生活ではないと思われるのですが、東京の刃物のような尖った水に洗われ四年間を過ごしたら、きっと水際だったアジアンビューティーになると思われ、今から楽しみなのですが、帰りがけに電化製品安売り店に寄り「新生活応援フェア」なるモノが開催されていて、お一人様仕様でお手頃な価格の家電セット、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機、炊飯器五点で大安売りなキャンペーンなのですが、チカは東京生活に対する期待でテンションアゲアゲなのですが、それらの商品を見るマリ姐は、心持ち寂しそうに私の目には映りました。お嫁に出す訳じゃないけど、娘が未知の領域東京で暮らす離れる、という母の心境を察すると、鼻の奥がツンとするのですが、私的には、チカの大学生活が苦労もあろうが、友人にも恵まれ、豊かなものでありますようにと祈り、モリノス的には、変な
虫に食われないよう、チカにアドバイスというより、愛ある悪知恵をチカに吹き込み、どこに出しても恥ずかしくないレディになって欲しいと思った次第です。マリ姐、チカ、私、モリノス姉と超久しぶりに親戚が集結したのですが、この様子を、今は亡きマリ姐の父である私の叔父、そして同じく他界した私の父は、どう思っているのだろうと?、ネオン輝く都会の街で、叔父と父に、久しぶりにマリ姐と会いました、チカは今年から大学生になるのですって、天国の様子はどうですか?貴方達の子供も、もうすっかり年をとりましたが、なんとかやってます。今東京は不景気でヒーヒーな状況なんだけど、貴方の孫、貴方の姪は、桜が咲く頃に単身東京生活に挑みます。どうぞ見守ってくださいねと、冷え込んだ夜の街で、天に呼びかけたのでした。



2010年2月11日(木) 22:44

モリノス

「マリ姐来襲From天草…」。従姉のマリ姐が、はるばる藍より青い海そして隠れキリシタンの里の島、天草より上京。マリ姐の長女がこの春より東京の大学に進学するにあたり、一人暮らしをするのでその物件を見に来たのです。羽田空港の到着ロビーにて数年ぶりの再会をはたしたマリ姐と私…。マリ姐は大阪の従姉、通天閣と同じ身長を持つ、映画エリザベスゴールデンエイジ主演女優酷似美女、今や尼崎シルバーエイジセツコ姐とは、また異なり、ド大和撫子コンサバ番長なカンジなのですが、私はマリ姐の娘チカと会った瞬間「!」。膝上ブーツ、スカルモチーフのバッグ、長い髪を頂点にお団子に結い、保守的な家庭の子なのに、ゴス臭かつモリノスよりないでたちにピンときてニヤリ…。これまたチカはともかく明るく超可愛い娘なのです。で、私はチカに「東京に来たからには、お化粧も洋服も遊びもおまかせなさいフフフ」と言ったらマリ姐は表情が固くなり、私は「東京に来た途端に私と娘を会わしたのが、親的にちょっと微妙でしょう?」とマリ姐に聞くと彼女はアッ
サリうんと首を縦に振りました…。そりやー年頃の娘を持つ親御でしたら、私にまかすのはガチどん引きかと思われるのですが…。で私はチカと東京に来たら、化粧品見に行こうね〜などと意気投合してたらマリ姐は「ちよっと待った、その時はモリクンだけでなく、叔母さん(私の母)も一緒に行って!」とマジで心配そうな様子。ヌハハ〜、マリ姐よゴス&お洒落スピリットが脳内に潜伏してるチカを私と会わしたのが、運のつきさ〜と心の中でほくそ笑みました。で飛行場からリムジンバスで地元付近の都市にあるシティホテルまで行き、鮮度よすぎの魚を毎日食べてるマリ姐に東京の魚なんて食わせらんないので、夜景が見えるイタリアンに行きました。お店の人に「この子は熊本から東京の大学に通うんですよ〜」などと言ったら、レストランのはからいで、デザートの時にチカの皿に「大学進学おめでとうございます」とチョコレートで書いてあり、お店のスタッフも祝福してくれました。東京で一人でバイトしながら大学に通うチカの門出にレストランの粋な演出でなんだか幸先
よいカンジがしました。って事でこの日記の存在を知り、どうやら読んでくれているらしい、尼崎の女帝セツコ姐と、マリ姐の弟、さる組織系45度ミラーレンズ眼鏡なんばウオーク、リュウタロウにこの場をかりて、マリ姐とチカが東京に今いて、私の手中にある事を申し送りしておきまーす。っていうか、私達イトコっておびただしい数がいますね〜。それぞれ大人すぎる年代になりましたので、生きてるうちに天草イトコ軍団大集結会などいかが〜?。きっと凄い濃い会になりそうですね。



2010年2月11日(木) 0:08

モリノス

「女優H来襲…」。この度、私が敬愛し更に大フアンでもある女優Hが落合に来られました。この度はよそゆきのいでたちにして黒のワンピースにヒール…。お芝居ではないのに、事務所でジエンヌ立ちをされる姿は絵から抜け出たような美しい形となり、空間のオーラが変わります。で、セッションルームにてお話を伺い、では手を見せてくださいと言うと、女優Hは不敵な一瞥を私にお見舞いし、この時点で私はH視線ビームに悩殺され鑑定どころじゃないよH萌え〜したら、Hは手をヒラヒラさせると、左手には真紅のマニキュアをしているのに右手にはなにもしてない両手を見せたので、私は女優Hのする事だからナニか訳でも趣向でもあるのか?と思ったら、本人いわく、出がけに忙しくて左手はマニキュアつけたが時間がなくて右手はつけてこないで来たのアハハーなどと、笑います。マニキュアは紅すぎるほど赤く、よくよく見ると両手のバランスが悪く、道歩くのも恥ずかしくないかね?なカンジなのですが、Hはケロリとし、全然気にしてない様子…。清く正しく美しくなスピリ
ットだのに。次にタロットカードをチンバな両手で彼女がシヤッフルすると、赤々とした爪を持つ左手となにもしてない清楚かつ白魚のような右手が交錯し、まるで「正妻と愛人がケンカしてる」ような構図となりました。それにしてもさすがに性格女優、道具を持つだけなのに、その手先は堂に入ったモノで、手先指先が流れるような様式美なのです。私がHの舞台姿で惚れ込んでいるのは、そんなに細くない足なのにヒールをはかせるとゾッとするほど美しい足元な所なのですが、この度はチグハグな両手にドキッとしたのでした。普段からの鍛錬は自ずとその仕草に現れ、手も足も自然と綺麗になっていくのでしょう。自然にストイックな姿は見ていて清しいモノです。と女優H絶賛しましたが、彼女は大量に酒が入るとその美しさの中に「ド演劇番長」と「オッサン」「豪快笑袋」が加味されます。それはそれで面白いです。これからもこの調子で突き抜けていただきたいものだと思った次第です。



2010年2月9日(火) 21:00

モリノス

「シュールな喫茶店…」。地元付近の町まで私用で行きました。時間を潰すために、喫茶店しかも朽ち果て系好きな私(昨今、お洒落なカフェは喫煙できない所が多い)は、この駅付近にある、和便器、ダメな造花、偽物絵画、ゲーム台、これぞ喫茶な所に行ったのですが、本日はお休み…。プチガッカリした私は、他に朽ち果て喫茶はないかと散策した所、外装はお洒落で今風のテラスなんか置いてあるのに、昔ながらのパフェなんかの見本が飾ってある店を見つけ、入りました「!」。ウッディな調度品と鉄柱の店内は一見モダンな都会にあるカフェじみているのですが、ランニングマシーン、ロデオボーイ、こけし他民芸品がアリ、せっかく趣向をこらした店なのに置いてあるモノ出鱈目…。さらに店員は腰がありえないほど曲がり顔が上がらない、干ばつ地帯の大地みたいな顔になっちゃっている老婆が三角巾を頭にかむり、花柄のエプロンをつけて、たった一人で店を切り盛りしているのです。足腰ガタガタなのに声は甲高く威勢良く「いらっしゃいましっ!」と発声…。店内
は私が入った時は閑散としていたのに、次から次へとお客さんが訪れ、ロデオボーイにコートとかかけて、注文しています。老婆は迅速に注文を取ると厨房に疾風のように消え、いくつものオーダーをあっという間にこなしてしまうのです。さらに片付けに至っては手足も覚束なく見えるのに、一つの盆に大量のカップや皿を乗せ、これまた曲がった腰なのに忍者のように厨房にサーッと下げて行きます。そしてコーヒーしか頼まなかった私に「一緒にサンドイッチとか、ホットケーキとかいかがですか?、美味しいですよ」などと積極的に営業をかけてきます。人は見かけで判断してはイケないのですが、このシュールな喫茶店の老婆にはお見それしちゃって「あの、ランニングマシーンとかロデオボーイとかお店の飾りですか?」と聞いたら、老婆いわく店が終わって片付けしたらランニングマシーンで30分走り、翌日出勤して店を開ける前に30分ロデオボーイに乗り、立ち仕事で体力が衰えないようにしていますオホホ〜との事でした…。 なんてタフな婆さんだあと敬意を感じた私
は「すごいですねえ」と称えたら、老婆は亀裂の入った口元をパックリ割りニヤリと「実はウチに帰ったら寝る前にナノイオンのスチームも当ててるんです」というので私的には、効いてないんじゃないのと思いつつも、「そうなんですねえ?」と生返事をしたら、老婆店長は「去年の今頃、息子が死にましてね…、ここあの子が苦労して出した店だから、閉めたくなくてね、だから日頃から体を鍛えて少しでも元気でいなくちゃって思って色々買っちゃいました、店あるから、ジムに行く時間ないしね」などと、なんとも逞しい限りなのです。私は今年に入り、どのようにしみじみと年寄りになっていこうかと、ため息のひとつもついていたのですが、スーパー老婆が経営する喫茶店で、彼女が働く様を見て、すいませんでしたまだ四十代なのに、守りに入ってました頑張りますみたいな気持ちになったのでした。



2010年2月8日(月) 23:02

モリノス

「無感動な私」。2日連チャンで夜更けまで外出した私なのですが、今日はその疲れがドッと体にきて、グロッキーになっていました。で、ゴロゴロしながら自室で落合のスタッフ白石さんから借りた、昨年亡くなったポップオブキングのDVDを観ました。イギリスで公演するはずだったリハーサルや打ち合わせの様子をドキュメント風に映画仕様に作られていた作品(?)なのですが、最後まで飽きずに見たものの、内容に心が入らず、レレッ?、急逝した世界的スターの追悼的映画なので号泣する気満々だったのに心動かず…。これは疲労のせいか?…。とも思ったのですが、ドキュメントにしては真実味が薄く、映画としたストーリー展開的にはありきたりベタ感かつ偽善臭がして、さらに主人公がなんたがCGじみた感がアリ…、臨場感を覚えず…。このアーティストのフアンの皆様にはきっと万感去来するモノなんでしょうが、私的には映像から醸す創造的なスピリットみたいなモノを感じる事ができず、期待してたのに、あおり撮影?な気持ちになり、興味を持って集中し最後まで観
たのに感動しなかったという、だけど決してつまならいという訳でもなく…。なんか誤魔化された?不思議感覚でしばらく放心した次第です。疲労と加齢で脳内感動回線がダメになったのかと…プチ焦った私でした。



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