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2010年2月の日記
 
2010年2月8日(月) 1:26

モリノス

「音楽婚」。私の高校生時代の後輩にして、アニメを知ってる人なら知らない人がいない、声優Yが11才年下のミュージシャンと結婚し、この度、二次会をライブスタジオ貸し切りでパーティーを決行…。私は前日のイベントでガタガタした体調で、ヨロヨロと現場に向かいました。バンドやってる人だったら知らない人はいないライブハウスで私も何年か前に足を運んだ事もあり、見当はついていたのですが、場所を見つけられず明治通りを行ったり来たりと寒風吹きすさぶ渋谷をウロウロとし、足腰に冷気が突き刺さり、会場は多分すぐ近くなんだけど、行き着けない、寒い、痛い…と心折れ、Yには悪いけど帰宅しようと思ったら、前方からYと同期のHが歩いて来るのを発見、路上で再会を喜び、実はHも場所が分からず、迷子中との事で、もう一人パーティーに参加する同じくYと同期のMに電話…。で、やっと現地にたどり着き、Yの結婚パーティーだというのに、それぞれの近況やら昔話を爆裂トーク…。で、いよいよ音楽婚と銘打たれたパーティー開始。次々と祝福に訪れた
アーティスト達が、ライブを披露。更に、アニメフアンだったら気絶してしまうに違いない声優陣の豪華ゲスト登場と、結婚式二次会ではなくゴージャスコンサートっぽくなり、ああ、断念せず来て良かったと思いました。パーティーのトリはY自身が歌うYが主人公を務めたサ○ラ大戦の主題歌を、花嫁衣装のYが生演奏で熱唱…。大ホールでアニメフアンを魅了してきたYの貫禄たるや声優の神が降臨したかのごとくスターオーラを放ち、あの若き日、演劇部で他愛もない事で笑い泣きした女子高生が女王のように歌い踊る姿を見て、感慨深いモノがありました。祝宴も終わり、私とHとMは三人で、あの若き日のように居酒屋に繰り出し、遅くまで語り、皆アラフオーとなってるにも関わらず、高校生テンションで話に花が咲きました。で、私はY達の期の間では「メッツクン」とあだ名され(私が先輩として、彼女らに指導に行っていた時にいつも飲んでいたのがメッツという飲料だったから)、居酒屋での談義中に「メッツクン」「メッツクン」と私が先輩であるのに呼び捨てにされ、昨
今の私は人をイジルことはあってもイジられる事はないのですが、もう充分大人になりそれぞれ家庭を持ってるHとMから、私の価値観やパートナーシップについてダメ出しをくらい、イジられまくりました。が、なんというのでしょう、Yが結婚というのは、他人事ながら嬉しいもので、その余韻が居酒屋の三人に浸透したのか、青春時代に苦楽を共にしたメンバー達は、普段はそれぞれの生活がアリ、全然会う機会もないのに、会ったら会ったで、会ってない時間差はまったくなくつながって話ができしかも現状もきたんなく話し合える。同窓ピープルというのは自分の原点に瞬時に戻れ、なんとも楽しい一時でした。



2010年2月7日(日) 0:24

モリノス

「耐久型イベント…」。プロレス組織666とマッスルという団体の合同ディナーショーが開催されました。この度はリングで試合を魅せるのではなく、広いフロアのクラブ的な場所で試合だけではなく、選手達が色々と趣向をこらし、シヨーアップされた会だったのですが、会場設営とか諸々、選手もスタッフもかなりがんばっていたのですが、私は当日まで何を手伝うワケでもなく、せめて早く会場入りして、ナニか協力できたらと思ったのですが、バッグステージが、年齢性別をあっさり超えたピープルというメンバーで、どう混ざってよいのか惑いました。で早く楽屋入りした私は手持ち無沙汰だったので、本番は夜であったにも関わらず、午前中からドゴージャス衣装にド白塗りを施してしまい、12時間にわたり、メイクも衣装もつけた状況になりました。ディナーショーも無事終わり、衣装も化粧も剥ぐように落としたら、なんだか首周りとか足腰が羽根が生えたように軽くなり…。気持ちもいきなりまったりしてしまい、控え室で不覚にもトロトロと睡魔に襲われました。やはり総
こしらえで、長時間いると、なんだか常に集中と緊張してしまうといったカンジでかなり疲れました。が、面白いモノで顔の筋肉的なモノも午前に乗せたメイクが夜になっても崩れず、だがクレンジングした途端に、顔が下がる、目蓋落ちるといった状態になり、気持ちの持ちようによって体もついてきてくれるモノだね、とセルフ人体の不思議を感じた次第です。



2010年2月5日(金) 23:23

モリノス

「甥2号からのメール…」。盆暮れくらいにしか、合わない都内でつましい独身一人暮らしをしている甥2号からメールアリ…。何事ぞと読むと、冬物バーゲンで、Fグループ最高峰ブランドのAでコートを買ってしまったとの事…。私的には普段交流のひとつも無いのに、なぜコートを買った事を私にメールしたのかね?と思案しました…。バーゲン価格とはいえ、Aの洋服は高値、普段清貧生活の甥2号からしてみたら、まるで清水の舞台から高速落下する程の出費だったと思われ、そのプチ消失感とよい服に出会えた高揚感で、私にメールを寄越したのかと思われます。甥2号よ、煩悩と虚栄の権化の貴方の叔父は、懐がさびしくとも見栄を張り、店員にチヤホヤされたくて、バーゲンまで待たず、上代で心グラグラさしながら金色のカード 切るような、うつけ者です。着道楽スギの叔父を見て育った貴方ですので、普段から着る物に対しては、シーンは少ないけど、材質やらデザインの良いものを少ないアイテムをあれこれお洒落アレンジして着用していますね…。叔父の部屋は、見
栄坊の最果てに高額な洋服が蟻塚のように積まれております。服さえ買わなければ老後の貯えも心配しないでいいとは思うくらいやっちまったのですが、明日地球が滅亡するかもしれないんですから欲しいものは買わないでどうするのよBy叶恭子スピリットな私のような、ダメダメな中年にならぬように、お気をつけなさい。ですが、良いものを身につけると気持ちもスッとします。この乱世、貴方もサラリーマン生活の中、色々ストレスもある事でしょうが、素敵なお洋服を着て、シャキッと毎日を送ってくださいね。 エキセントリック叔父より。



2010年2月4日(木) 22:43

モリノス

「恋の悩み…」。受験シーズン真っ盛り…。希望校と御縁の無かった子、見事高いハードルを飛んだ子…。本人達から、喜びと苦悩の報告メールが届きます。私なりに称えたりなだめたりと返信しているのですが、学生諸君の中には、親にヒ・ミ・ツなカンジで、試験の相談と同時進行で恋の悩みを相談されます。私的には他愛もない、うつけた事に悶々としてないで勉強しろ勉強!といった気持ちなのですが、「好きな先輩のいる学校に行きたい」「自分は合格したが彼はまだ決まってないので、こんな時に手作りのチョコレートをバレンタインに渡してよいか?」「受験も終わったので卒業式までの間にコクってもいいか?」「ヤル気で彼女を部屋に呼んだのに結局二人でDSしていた」など、私はかのようなメールが届く度に、ドハハハ〜と笑っているのですが、稚拙な恋心とはいえ本人達はマジ愛裸舞夢なカンジなのです。私は笑いながらも、メールでは大人な意見を送信し、うーむよく考えたら、だれかを好きになる心って状況設定の難易度は違えど子供も大人もその胸を「ズキュッ」と
射抜くスタートの気持ちは変わらないなと、ひとりごちました。そして我が身の人生の紫の履歴書を紐解き、思い出すと、私の恋のはじまりはすべて「形」から始まっていたように思います。私より能力が高い人、知識がある人、所作事が見事な人、それから物理的に不幸に見まわれている人…などに、感情リミッター飛びで、想いに想った挙げ句に、恋が成就した時に、相手のアラがドシドシ見えちゃって、シャッター高速落下で恋愛を終わらしてきた私なのですが、結局、四十路下りでひとつも真心ある愛を育てた事がない私が、多感な子供達にもの申すのは、体と共に心も大人になっていく彼に変な入れ知恵悪知恵を吹き込んでいるようなプチ罪悪感を覚えました。恋って命がけチックなカンジで相手を想い挑むのでしょうけど、もはや老齢の私が恋などしでかしちゃったら、激恋心に果てお迎えきちゃいそうですし、さりとてこのまま枯れるのはいかがなモノかとも思うのですが、恋は本当にエネルギーを使いますから、そのエネルギーを買い物やら旅行に置き換えた方が楽という、結論に
落ち着いてしまうのですが…。これって人間的はダメな人の一例じみているので、若き恋の戦士のお悩みを聞いて、逆に想う気持ちの大切さとかを学びつつも。近年奇天烈に想われすぎでストーカー騒ぎで追われる日々を過ごした恐怖体験がある私的には、想いの変化が卑しく怨念化する構図な気がしているので、さあっ!年だなんて言ってないでもうすぐ春!恋するぞ恋!。なーんて気持ちになれず。老いらくの色も恋もなくてよいので穏便に毎日が過ぎて欲しいものだと、やはり老たけた気持ちになってしまいました。



2010年2月3日(水) 23:06

モリノス

「雪…」。事務所を閉めようと片付けをしていたら、客人アリ…。近々にオーディションを控えた明日のスターを夢見る、若き俳優志望のO君でした。近くに来たから寄ったとの事。私は新年早々に私は彼に指導をした機会があり、O君はオーディション時の課題の脚本を手に、事務所に訪れました。私は台詞があるのならどれ見せてごらんと言い、台本に目を通し、二人で読み合わせなどしていたら、外はドカ雪状態…。O君を見るとジャケットにマフラーという軽装。事務所に置き傘はナシ…。O君は駅まで近いし傘ナシでも帰れますなどと言うのですが、私は試験が控えてバイトとお稽古生活で疲れ痩せた体と、薄く黒ずんだ目元を見ると、風邪でもひいてせっかく精進した結果をオーディションで発揮できなかったから可哀想だなと思い、さらに彼の荒れた指先を見たら鼻の奥が「ツーン」とし、芝居じみた口調で「お若いの、これをやろう、このコートを着て帰るがよい、外は吹雪じゃ」などと言ったらO君は「大丈夫です大丈夫です!」と言うのでキャラを変えて「おうっ!オレ様のコ
ートが汚いから嫌だというのかね!?、お前さんが3ヶ月ほど、道路で赤く光る棒振っても手に入れられないコートだぜっ!」などと凄んだら、駅まで近いし、モリノスさんがそれじゃ寒いじゃないですか、それにそんな高いコートいただけません。とO君はシオシオと言います。私はまたキャラ変し「コート?、コートがない?、だったらタクシーで帰ればいいじゃないの、アタクシは暖房の効いたタクシーで帰宅しますから、いやしい身分のそなたはコートを着て電車で帰ればいいじゃないの」とアントワネット発言をし、床に額がつくほど何度も頭を下げるO君に、強制的にゴルチェのダウンを渡して、自分はタクシーに乗りました。シンシンと降る雪…。暖かい車内、視界が悪くなるのでドライバーも運転は自ずと慎重になるようです。その時「!」。ガーン!。今日は陶芸教室に行く予定だったので、地元最寄り駅までママチャリで行った事を思い出しました。後日、自転車を取りに行くのが面倒だなと思った私は、運転手に行き先を自宅ではなく、地元駅に変更して貰いました。で、駅
付近の自転車置き場に到着しタクシーを下りて「ゾクーッ!!」さっ寒いのです…。無駄に親切心で俳優の卵にコートをくれてしまった事を忘れてしまっていました。地元は雪だけでなく凍てつく風も吹いていました。仕方なく、体に雪を積もらせママチャリを運転…。道はプチシヤーベット化し、サラサラビュービュー雪と風で、自宅までたいした距離じゃないのに、いくらペダルを漕いでも前には進まないカンジと、ツルッと滑りそうで、運転もおぼつきません。薄着、ミユールの靴で、全身は寒さを通り越し痛くなり、痛さの次には顔に当たる雪、爪先はジンジンと熱くなって行きます。イヤダー、町遭難あるいは、運転中凍死っぽくなってる〜と、ヒイヒイとママチャリ雪走行をし、帰宅…。スッカリ冷えているのに火照る 体、ふと鏡前に立ち顔を見ると、紙みたいに白くなった地肌、頬にかかる濡れた前髪、目は潤みその回りはボウッと赤みをおび、眉間に深いシワ…。「ガチ妖怪雪女」みたいな形相になっていました。お湯で顔を洗い、紅で染めたようなかじかんだ指先を温め、
電気ストーブを抱きしめるようにして、全身解凍し、やっと体が温まったっぽくなった時にヤレヤレと思い、窓の外を見たら、雪なんてやんじゃっていました…。人にコートをあげちゃってから帰宅までの自分の奇行を振り返り、バカじゃないの自分と鼻水を垂らしながら呆れた自分でした。



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