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2010年6月の日記
 
2010年6月20日(日) 4:02

モリノス

「トンデモナイト」。蒸し暑い昨今、プチ不定愁訴を覚えて体調がイマイチな私。さてナニをこの度は着て職場に向かおうか?と思案。で髪を盛り盛りアップにして(髪をおろすと肩が暑いし)、こしらえは、全身薄物チュール、フリフリ姫袖巻スカ…。熱帯魚魔女なカンジにしました。セッション中にメールアリ…。送信相手は、先日地元商店街で再開した小中と同級だったらしい女子とメアド交換をした人でした。休憩時に携帯を広げて内容を見ると、地元の居酒屋で中学校の時の同期の人達が集まってるので来ませんか?的な内容でした。「!」。えーっどうしょう、中学校自体はイタい思い出しかないし、仲良くしていた人もいないし、その上今日に限りキチガイ装束だしコンサバな地元ではこの出で立ちで、そんなに信頼関係がないピープルと約30年ぶりに再開って、なんか困ったな〜。と思いつつも、事務所のシャッターを降ろして、地元駅商店街にあるいかにも場末た居酒屋の扉の前に立ち、少しの勇気と気合いをいれ引き戸を開けました…。 長机をかこむ同級生ピープルは
相応の年の重ね方をしていました。皆異形の私をみて、1・5センチ程後ろにずり下がったつまりドン引きされたようですが、私はニコリと宗教な微笑みを浮かべて、どれがだれなんだかわかんない連中の前でいいました「中学校同時は皆様にオカマといわれた盡田です、人生に無駄はないと言いますが、中学校での苦い体験から独自のキャラに知らず知らず変性し、今に至ります。で〜仕事場占い師、プロレスラー、施術師その他、SM系イベントにも出演したり、ダンスや演劇を学ぶわかいもんに教えをしていて…。知らない間にこんなんなっちゃいました〜」と言いました。皆様の反応はどう絡んだらわからない様子でしたが、その後中学校の頃にはロクに話してない人達と談義する事となりましたが、話していくうちに、誰だかがわかるようになり、知らぬ間に四十路同期会に混ざる事となりました。お互いの近況報告をして、賑やかな会となりました。そして皆様が私の足を心配してくれたりなどして、なんて優しい人なんだ!。中学校から30年を経てこんなに親しく喋れるなんて素敵
すぎ、と自分も楽しくなりデトックス世代の彼らとわいわいガヤガヤと話はつきませんでした。結婚した人、まだ独身の人、そして職業も色々。みんなあの15の時から色々あったんだなぁ〜と感慨深いモノがありました。時間立ち過ぎたけど当時はできなかった同級生と分かち合う一時は、なんだか至福な時間でありました。深夜になり解散。実家が近くのOど談義しながら歩いていたのですが、Oは私の脚に常に気を使ってくれ心配してくれるので、私はO君に「もし手術なんてする事になったら暇だしお見舞いに来てね〜」と言ったらOの目は見る見る涙がこみ上げます。えーつ貴方と私はそんなに仲良い関係だったっけ?。と思いつつも優しい子だなと、30年の時間を急速につめ、ほのかに中学生の時には受け取れなかった友情をカンジた私でした。


2010年6月18日(金) 21:38

モリノス

「猫に使われる私」。帰宅時、最寄りのメトロ駅まで宵闇、小糠雨の中プチ濡れて歩いていたら「ニヤオーン」と暗がり住宅街に猫の鳴き声が耳に飛び込みました。「子猫の声ではない」「成猫の助けを求める声ではない」「何事ぞ?」と、思いつつあたりを人目もはばからず、耳に意識を集中し「チョッ、チョッ」と舌を打ち、猫声の元を探しました。すると瀟洒な一軒家の玄関前にシマシマ長毛の成猫が、目をキラッキラッとさせて私を見ていました。察するに、屋内に入りそびれ難儀している様子…。私は脳より先に手が動いて、インターフォンを押しました。家人が警戒した様子で「はい?」と小さな箱から声が聞こえました。私は「あの〜、茶色で縞模様で毛足の長い猫が濡れて、お宅の玄関のドアの前でポツンと座っているのですが…」と言ったら、インターフォンから女性のテンション高い声が…「アッラーっ!、昼から見かけなかったんだけど、帰ってきたのねぇ〜アハハー」などといきなり気さくなモードで、喋るのでしたが、私は急に見知らぬ家のチャイムを鳴らしちゃった〜
ハズカシイーと思い、中から飼い主が出てくる前にとそそくさと、メトロ駅まで向かったのでした。挙動不審スギ?。まあピンポンダッシュするよりましか、きっと無事に猫も家に入れたと思うし、などと考えながら、汗をみっしりかき駅に到着したのでした。


2010年6月18日(金) 0:18

モリノス

「白鳥談義…」。先日観た、マシユー・ボーンの白鳥の湖が、案外良かったかつ当日券でも席が取れるので観に行くがよいと、若者ダンサー達にメールなどしたら、幼い頃からクラシック三昧のAと、日本とアメリカのハーフEから二人で観て来ましたと連絡アリ。保守的なバレエを学んできたAは、チャイコフスキーの楽曲をあそこまで斬新に改定してよいのか?と疑問に思ったが、自分もいつかあの白鳥を踊ってみたいとの事。Aは、クラシックの世界では褐色のプリンシバルは不可能だが、この新作物だったら肌の色は関係なく白鳥をやれるかも?。とヤングな無謀な飽くなき野心発言をしていました。私は現実的にAは日本の小さいバレエ団の公演ではソリストにはなれるだろうが、貴方の実力は認めるが世界の壁は厚いよと、夢砕く発言をし、Lには日本でレッスンしていても埒開かないから、海を渡ってダンス安行の旅にでよと言いましたら、二人ともマシシユー・ボーンの作品には出れない事は自覚しているので、せめて、あの男性演じる白鳥の衣装を着て、小品を作り上げて舞台に
立ちたいとの事…。身の程を知ったほのかな夢話。私的には二人とも二十代ながら自分の実力を心得ているわいとプチ関心したのですが、二人はマシユー・ボーンの舞台に出たいでなく、そこで使われた衣装を着たいというカンジだったので、過去コスプレ大会でキングになった私的には、本来なら、なんだその底辺な夢はなんだ!と叱責しなくてはならぬのに、「でしょう?、あのワイルドな衣装着たいよね〜」などと、言ってしまい。その後「ダメダメじゃん自分」と思いつつ、そんな二人に共感してしまったのでした。衣装が着たいがためにお稽古頑張るって、案外私はオッケーだったりする私なのでした。


2010年6月16日(水) 23:43

モリノス

「万引きする私!?」。帰宅途中の乗換駅地下。JRから私鉄にむかう通路に小さな本屋があります。本のスピリットが降臨し続ける私は、この場所を通る度に、誘蛾灯に誘われるかのごとくウナギの寝床みたいな店内にフラフラと入ります。で、いつものごとく新刊リサーチとか面白そうな文庫本を物色…。そこへ着信アリ…。ためらわずバッグから携帯を出し売るほどある本の中で「ハイ、モリノスでございます」と言い、さすがに店内で通話するのは如何なモノかと店をでて、池袋名物フアッカーがタチンボする壁まで歩き、私は両手がふさがると、バランスをアッサリ崩し転びますから、夜鷹の姐さんの隣りにかがみ込んで、バッグから黒革の手帖を取り出し、床にお店を広げて手帖のページに記載してあるスケジュールを見て受話器の向こうの相手と打ち合わせをしました。そこへ、地下構内パトロールK官に、頭上から「どうしました?気分悪いんですか?」と声をかけられ、私は「いえ何でもないです」と言って私鉄改札までビッコで向かったらK官が「具合が悪そうですよ」などと
言うので職質慣れしている私は住所氏名、免許証に障害者手帳を見せ ました。親切なK官は、私の手を取り私鉄改札まで見送ってくれたので「お手数かけてすいません」と御礼をいうと「手も腕も熱いですよ、熱があるんじゃないですか」などとどんだけイイ人なんだ発言をして恐縮しつつ、「イヤイヤ、今日も梅雨で蒸して暑いですから、体も熱いだけです」と答え、バッグからスイカを出そうとして愕然!。なんと私のバッグの中には、未会計の文庫本二冊が入っているではないですか!。おそらく、書店にて手にした本を電話が鳴ったのと同時に、一緒に持ち出してしまったようです。そばにはK官、バッグの中には金払ってない書物二冊…。これって万引きじやないのと、ビビりましたが、前世桜の木は私が切りましたワシントンかもしれない私は、素直にK官に「私、万引きしたみたいです」と言い、その後にK官と一緒に本屋に行き説明をして、本の代金を支払い事なきを得たのでした。年をとると手に取った本の事を忘れて帰ろうとする私…。アルツの森がおいでおいでと誘わ
れるような気分で、やっと私鉄の改札を通過できた私でした。


2010年6月15日(火) 23:46

モリノス

「マシユー・ボーンの白鳥の湖」。斬新な演出で初演時に大反響を呼んだバレエが再演との事で観に行きました。昨今の舞台はなんだかチャラいモノが多く、この度の演目も焼き直しだしねと、そんなに期待していなかったのですが、チャイコフスキーのお馴染みのワルツに乗せて舞うダンサー達の跳躍力と高速倍速3拍子の振付に度肝を抜きました…。全速力で踊り飛ばしているのですから、袖に引っ込んだら筋肉疲労マックス息ゼーゼーの筈だと思うのですが 、身体能力かつ基礎力ありまくりの演者達は、あくまでも優雅、そして古典の白いチュチュを着て踊る女子の白鳥とは違い、男子における白鳥群の豪快さは圧巻でした。この度の公演では昔の知人のダンサーが出演しているとの事でしたが、見当たりません。休憩時に私服のGを見かけたので「えーっ今日はでないの」と聞いたら、アンダーなので出演者が故障しないと出番がないとの事を聞くと、どんだけ頑張っても上達しても板に立てないなんて気の毒だけど、華の無いもの実力の無いモノは仕方ないよね弱肉強食と、同情し
つつも微妙な気分になりました。出演者の中に元は股関節が内股でアチュードとか、アラベスクの体位をとると鎌足になってしまうのを、稽古の末克服したらしい人を見て、やはり日頃の修練は結果につながるものだと思いました。母親のエゴにより、滅入る王子。夢の中に出てくる味方になってくれる白鳥との出会いから、母親の御無体な態度に心を病み衰弱して死んでしまうカンジなのですが、王子の苦悩と耽美に白鳥と交流していく演技は台詞もなく体でその情感を表現していくのですが、なんとも切ない物語になっていて、最後のカーテンコールでは私はたまらずスタンディングで、ギャーギャーと拍手を送りました。私の知り合いの子は舞台に出れなかったけど、観客を魅了する素敵な一時でした。劇場を出ると、梅雨の陰湿な雨、私は思わず「あー躍りだいなあ〜」と、煩悩スピリット降臨。私の右足は歩行困難進行中なんだけど、もう年だしカタワだし、跳んだり跳ねたり回ったりなんて無理とはわかりつつ…。だが!。もう一度バットマンジャンプを飛びたいなと思った次第なので
すが、今日のバレエを見て、ちょっと手術のひとつもして貰おうかな〜、などとプチ葛藤。「ああっ踊りたい」と思いつつビッコズリズリしながら帰宅したのでした。


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