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2010年7月の日記
 
2010年7月15日(木) 23:29

モリノス

「セックスアンドシティ」。アラフオー独身女子に大ブレイクしたアメリカのドラマの映画版を見ました。私はこのドラマが人気を博していた頃には特に興味もなかったのですが、DVDを観終わってカンジた事は、これって私が個人的な時間に集ったり、遊んだりしてる友人達とキャラかぶりまくり、その性質とか奇行とか信念もガチなんですけど?と思い、ハリウッドなわかりやすい大袈裟ストーリーが展開される画面を見ながら「これはアイツだ」「この香ばしい夫婦間のもつれは先日銀座で、何人かと集った時にBカフェでやんややんやと騒ぎ談義したネタだ」と作りモノなのにリアルな感情移入してしまいました。ていうか、男だてらにセックスアンドシティ、主要登場キャラみたいな女子群と「アーッハッハッ」と混ざれる自分も変だなと思ったのと、私の友人の自立した女子群はブランドモノが欲しいのではなく、自分の好みだから買う、持ってる服と合うから着るといったカンジで、一体いくらだったかなんてお構いなしな、セレブスピリット。各々独身だったり既婚だったりして
るけど、それぞれ仕事を持ち自分の生き方を知ってる、男に頼らない、変な勘違いをしない自分の事は自分で決めれる、カッチョイーレディース、だったりするのと、なぜか彼女達はヒーリング鎖国、アンチ占いな人達なんですけど、それがまた格好良く、この度セックスアンドシティを観た私的には、やっぱ本当に素敵なのはこんなカンジの女性達かもねと思った次第です。


2010年7月15日(木) 2:38

モリノス

「ついに最終回…」。浅田次郎原作、中国王朝小説・蒼穹の昴のドラマが最終回を迎えました。っていうか、初回が今年の1月2日…。国○放送のなんちやらビジョンで地上波では観れず。今年はオリンピックだの、ワールドカップなどの放映優先で、全25話が7月に終わったという長い25話でした。このドラマは日中合作、しかも原作を熟読していないと登場人物の多さとか、ストーリーについて行けない、さらに中国の脚本とか演出は粗く、微妙だったのですが、浅田蒼穹ワールドを読んでいた私は充分に楽しめました。最終話に向かい、睡蓮政治独裁の女帝西太后を演じる田中裕子の独壇場となりました。日本のベテラン大御所級女優と中国にて演劇を学び、京劇の素養のある若い西太后に仕える宦官役の俳優は、他の場面では、中国大袈裟芝居をするのですが、田中裕子とのガチンコ芝居においてはしっかりついて来るのです。しかも田中裕子の自然な演技に若き中国俳優は惹き込まれいつしか、宦官役の俳優もリアルな演技を魅せ、不覚にも滂沱の涙を流しました。オーラのある女優
の芝居に素にならず、受けて立てるという事は彼に、表現者としての基礎力があってこそだと思われ、彼がろくに稽古もしない日本のタレントもどき俳優だったら、単なるテンション茶番に終わっていたと思います。1月から7月まで根拠よくスタッフ金田さんが録画していただいたDVDを見た甲斐がありました。歴史で語らる西太后は誰もが恐れる女帝として語られていますが、田中裕子演じる西太后は、女帝の孤独と悲哀を自然に演技という手段で視聴者に見せつける様は圧巻でした。


2010年7月14日(水) 0:21

モリノス

「ガラスの靴の脅威…マウント富士級の恐怖。」暗黒プロレス組織666、別ブランド新宿二丁目プロレスに出演して参りました。この日のために15センチヒールを履く練習をした私でしたが、登場時にもすっころぶ事なくホッとしたのですが、白熱しすぎな阿鼻叫喚男祭りの試合の数々に圧倒され、実況席に座っていた私は、知らぬ間に逃げ腰…。突然腰が落ち、椅子ごと舞台からプチ落下…。で素知らぬ顔で椅子を元に戻しツンと済まして試合を観戦していたら左足に異変が…。「!」。なんとヒールの踵がボッキリと折れているではありませんか…。ガーン!。座っていたのでその場でヒールを脱ぎなんとかリペアしようと実況席の後ろで試みてみたのですが、とれたて踵はくっつきません。で、終幕までそのまま網タイ裸足で貫き、退場。お客様お見送りにと、また会場に行こうとした時に、日本屈指のドラァック・クイーンのレイチェル姐さんの靴を借りる事にしました。その靴は透明のサンダルでまるでガラスでできているようなカンジでした。私はありがたいお借りしますと、その
スケルトンなサンダルにつま先を入れて立ちました。「!」ガーン!。高いっ高すぎるっ、ディーバレイチェルのサンダルはピンヒールでおそらく20センチは超えているのだと思います。さすがレイチェル・ダムールこんな前重心すぎ高すぎるよヒールを平気で履きこなすとは!。などと感心している場合ではないのです。私の盛った頭は天井に近く、さらに床は遥か下に見え「コワーイ」しかも、歩けないし〜。だけと一旦装着しちゃったんだからと、勇気を持って薄暗がりのホールを歩いたのですが、とにもかくにもどこ見て歩いたらいいかわからない。前見てテーブルとかにぶつかったらアウチ。かといって下を見たらまるで崖から下界を見るような意識遠のく状態…。で、顔を凍てつかせて虚ろな状態で物販エリアにプチ命がけで到着した途端に、膝がガクガク震えて治まりませんでした。戒めはせっかく15センチハイヒールで日夜練習していたのに長く歩く所で有り得ない高さのピンヒールでウォークしなくてはならぬという事態、どんな学びか?修行か?。で、またバッグステージ
まで、ド緊張しながら戻り、舞台に折れた踵のハイヒールを取りにスリッパでまたまた会場に行った時に、なんとお化粧室に並んでいたお客様に、私のスリッパ姿を見られてしまったのですが、私はお客様に「見ーたーなー」とダメな格好で威嚇してしまったのでした。本番中ではなく、終演後にえらい目に遭った私でした。あーホントに怖かった〜。


2010年7月13日(火) 23:53

 モリノス

モリノス

新宿二丁目プロレス、レイチェル・ダムールさんと記念撮影。取り急ぎ写真を…。


2010年7月12日(月) 23:17

モリノス

「つかさんが逝く…!」。熱海殺人事件、蒲田行進曲、二代目はクリスチャン、広島に爆を落とす日、飛龍伝、今日子…。偉大な演劇人にして作家でもあったつかこうへいさんの訃報を知りました…。演劇を志した人間だったら、つかさんの作る演劇に少なからず影響を受けた事と思います。つかさんの舞台は「テンション」「カタルシス」「斜め見目線」、号泣する場面が実は嘘だったり、幸せな人間模様がどす黒いカンジだったりと、観客はつかマジックにより幾度も騙され、大感動したと思います。私は運が良い事に小劇場華やかなりし頃に演劇を学び、その時のつかさんの勢いたるや、尋常ではなく、鬼稽古、ロングランの最中にドンドン演出が変わる、俳優を精神的に追い込む等、色々と噂され、また私が所属していた劇団の公演に演出家として参加された時には、遠巻きにつかさんの稽古を垣間見れた事を幸せに思います。つかさんの境遇は複雑で、御自身の経験から取り上げる演目には国籍や民族間に触れる箇所が、この日本で上演するにはNGな所もバシバシと導入、しかもそれは
お芝居ですからといった確信犯なメッセージで、伝えるというか切り込む表現者でした。「つかこうへい」の由来は「いつかこうへいに」という思いからつけられたと聞いております。私は年を重ねてからつか作品を観る機会がありましたが、あまりにもパワフルすぎでついていけなく、最近はつか作品を上演する劇場からは足が遠のいていましたが、こんなに早く亡くなるのだったらもっと観ておくべきだったと後悔しています。テレビの報道を見ると、肺癌の病床の中でも電話で指示を続けたとの事で、いかにもつかさんらしいと思いました。不謹慎かもしれませんが、つかさんは成仏なんて野暮な事は言わないで、日本全国の劇場に幽霊となっても出没し、舞台を勤める役者に、キツい演出をあの世からガンガンに稽古をつけていただきたいと思っています。ですがもう、つか演出の芝居が観れなくなると思うと淋しい限りです。つかさんに躾られた俳優陣は彼の魂を背負い、いつか公平な世になるために演劇という手段で表現を続けて行っていただきたいと願ってやみません。「テメエら悔
い改めてえ奴はとっと十字切りやがれ!でねぇと叩っ切るゼ!」、刑事役の俳優が犯人役に巨大な薔薇の花束でメッタ打ちにするシーン…数々の名場面が思い出され、プチ消沈する私でした。


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