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2010年9月の日記
 
2010年9月25日(土) 23:26

モリノス

「小さな村のダンサー…」という映画を観ました。中国文化大革命の最中に、自分の自由な踊りを求めて、アメリカに亡命するダンサーの実話を元にした作品なのですが、主役の中国バレエソリストにしてプリンシバル役を勤める俳優というかダンサーの演技が有り得ない程正確かつパワフル。高い跳躍、柔軟性、さらにはグランフェッテに至っては、ダブル当たり前、挙げ句に軸足床に刺さってますなカンジでブレなしで、スピンの余力で四回転回っちゃうという、これでもかな体と、テクを画面ではあるが見た私は、アゲアゲ…。どんだけお稽古積んだのか苦労したのかなんて微塵も見せない、堂々たる舞に、ストーリー本編はどうでもよくなり、主演の中国青年のバレエに目が釘付けになりました。文革時に洋舞というのはブッブー。さらにアメリカに亡命なんて、無謀スギ。だが、自分が体得したバレエテクを存分に発揮できるのはアメリカだと判断した主人公は、自国の圧力にも屈せず、己の信念と実力を信じ貫く様子は見ていて痛快でした。


2010年9月25日(土) 0:06

モリノス

「誤解され心配をされる私…」。仕事が終わりメトロの駅に降りていく途中から、なぜか考え事フォーススイッチがオンしてしまった私…。悩みとかではなく、どうすれば諸事何某が円滑に動くのか(欲深い私は今でも充分充実マックスなのに更にハードルを高くした物理的に善行っぽい煩悩妄想をしていた)。物思いにふけりながらあれこれ思案に集中するあまり、帰宅を急ぎ電車に乗る人々とぶつかりまくっているのに、もろともせず妄想。下車しても考えがまとまらないのでホームのベンチに腰かけ、考えを整理していた時に、駅員に声をかけられました「お付き添いの方はいらっしゃいますか?、白杖は車内にお忘れですか?、御自分で改札口までお歩きになれますか」と言われ、どうやらサングラスをしていた私は目の不自由な方と勘違いされたようです。で私は「大丈夫です目は見えてます、御心配かけました」と言いベンチから立ち上がり、改札口までビッコウオーク。すると駅員は、「お目が遠いのではなく、お御足が辛いのですね、でしたら、改札口までお送りします」と親切な
事を言われました。私は「自分で歩きます」と言い、改札口へ…。駅係員は混み合う出口を丁寧に導いてくれました。なんと尊い方だ!と関心した私は、「ありがとうございます、お願いします」と、言い、駅員さんの肩を借りて改札口を出ました。で、送り出しを受けて感謝の意を称したら、駅員さんは「お目が御不自由だったんですね、てっきり目が不自由なのかと思いました」とビックリされていました。目が不自由だと思っていた人が、目でなく足が不自由といった私は、なんだか、やたら勘違いとは言え善意の施しを受けたのでした。


2010年9月24日(金) 0:45

モリノス

「大雨の中凍てつく心…」。一日中ザーザーと酷暑で焼かれた街を冷やすように雨が降る今日、私はイベント用の資料をミスがないかとチェックし、よくよく確認してからさてそれでは打ち合わせに、傘は持ちたくないがこの雨量ではと思っていたら着信アリ。旧友シングルマザーOからでした。内容を聞き愕然…。小6になるOの息子が、有り得ないレッテルを貼られ、クラスから陰湿なイジメを受けているとの事…。Oの息子Tは彼がお腹の中にいる頃からの付き合いだったのですが、ここしばらく私が多忙につき疎遠になっていました。Tは幼い頃から体も大きくパワフルかつコミカルで我が道を行くそれが何か俺様街道な逞しい子供だったのですが、小学校中学年くらいから、クラスメートから距離をとられてしまいました。Oが住む都内某所は公立だけど学区域的にほとんどの児童が、私立の名門に進学するといった地域で、Tは普通に公立中学に行くという事もあり、勉強しない子供と遊んでいると受験の邪魔になる的な、お受験バカ親の判断でせっかく仲良くなったお友達との関係を
遮断され孤立した存在になっていました。学校が終わると一人でボール遊びをしていたり、せめて同じ学級ではなんとか混ざろうと努力をしていたのにも関わらず、学力的にもついていけず、村八分。そこから無視をされたり、ガリガリ勉児童達の鬱積したストレスの吐け口となり、ボコられてもいたようです。それを親に言わず、しのいでいたのですが、学校でも我慢、家でも我慢という暮らしの中で、Tがとった行動は家出…。ただこの子の強い所は小学生だてらに深夜の繁華街をそのパワフルキャラで過ごし、家出という悲壮感なく、逆に気を使わない場所として、下町不夜城で過ごし、あげくには長距離列車に乗って地方まで行くという、行動力を見せていて、母親的にはいい加減にしてよとホトホト困っていましたが、私は私で、家出の賛否はともかく、彼の実行力は認めていた所があります。彼の素行だけを判断した学校とか、不登校児童専門の機関では、この子はADHDの可能アリと判断しやがり、それ専門の施設への入所を勧めらせたようです。ですが、Tは根気よく本来は大好
きな学校に通っていた昨今。クラスメートから、彼の文具とか上履きに「死ね」とか毎度筆跡の違う文字という形で「死」という文字が書かれていたとの事で、私は文字という後々残る形で「死」という言葉を用いる人間は子供であろうと大人であろうと大嫌いなので、毎日のように、死の文字を見せつけられてるO親子の気持ちを考えると、心が凍てつきました。そして日夜、死の文字に疲労困ぱいしたO親子に会いました。Tと肩を組み歩きながらTのボディチェック、顎前に落ち、肩を丸め、つま先歩行で不安定に歩いています。こんな姿勢では、クラス中がイジメられたら、自己制御できずキレるでしょうし、また死という文字を使い、Tを追い込む奴らからしてみたら、Tがキレたら格好のイジメの機会を生む事になりましょう。私はTの悩みを聞くより先に、ガチガチに固まった胸椎とか、腰部を歩きながらほぐして見る事にしました。恐怖心がある心を言葉で溶かす事は無理でも、緊張してしまっている体の部位を緩めたら、少しでも前向きにそして気持ちも切り替える事が微力なが
らできるかもしれないと考えたからです。歩きながら茶店で座り会話しながら、Tの首から背中を触っていくと、Tから無邪気な笑い声が出ました。私はくったくなく笑えるというのはこの得も言われぬ不愉快極まりない死という文字をくらってる彼にとって、少しはその恐怖を忘れる一時とならよいなと思いつつ、一緒にいる間中、Tの体に手を置いている間に「死の落書きを行っている者達よ、悔い改めなくてもよいけど、刻印された文字は一生忘れないし、因果とは相手に書いた事が本人に帰って来るのだからね、覚悟しいや」と思いつつ、Tの滞った部位を指圧し続けてたのでした。それにしても、子供が死ねと言われている事態の事に対し、もっと切れ味の良い対応ができない自分にも腹が立ちました。


2010年9月23日(木) 0:44

モリノス

「タロット版タカラ○カ?」。落合のミドルアイドルMr.TTの嫁にして私の妹分であるM月が事務所に訪れました。仕事が終わり、彼女と「明日は満月だねぇ〜」などとまったりしていたら、M月は自分のバッグからとあるタロットカードを持ち出しました。それはとても個性的というかかなり変わった代物でした。78枚ほとんど全部が女神や女子で構成されなんとキングにあたる親札さえもキングなのに女性が役を勤め、さらに描かれているストーリーも本来のオールドスタイルのパターンではなく独自の古今東西女三昧街道まっしぐら、タロット版オー!タカラ○カといったカンジで した。登場人物の中に数名男子キャラも出てくるのですが、「愚か者(金貨を捨て草っぱを大切に持ち浮かれている図)」「吊された男(吊された男の前に堂々とした女の図)」「沢山のこぼれたカップに泣き伏す女を尻目に丸腰で海に逃げ出す男」「夥しい数の丸太に挟まれ悶絶する男」など、とにもかくにも、カードを眺めていると女性差別ではなくこれって男性蔑視な気分になってくる〜
なんか悔しいぞいまいましいぞと思いつつもカード一枚一枚見ていると女性の豊さ、美しさ、母性、強さがたくましく表現されています。なんだかボーイズオンザサイド(男は添え物)感満載で、興味を覚えた私は女三昧タロットをシャッフルし、テーブル上に広げました。恋人のカードなのに均整のとれた濡れた半裸の女性が一人優雅に立ち上手後方にカップルのイルカが飛ぶ。月のカードは本来プチ陰なものですのに、満月を頭上に毅然としている女性が描かれているといったカンジで、スートが女だらけ卍固めみたくなってしまい、物語を読み解くのに往生しましたが、だんだん面白くなり、M月相手にリーディング大会となりました。私が読んだり、まだ解釈できてないM月が強引にリーディングしたりしている内に、私とM月の集中力は高まり、私も饒舌になり、ペロッとタロットリーディングの秘密ネタをトロしちゃったりしてしまいました。さらにこのタロットはあーだよこーだよとM月に蘊蓄を述べている様子は、妹に宿題を教えている兄あるいは姉っぽくなり、私とM月は過去世
のどこかで、かのように、タロットを前に談義したり研究してたんじゃないの?な錯覚に陥り、落合の事務所では夜更けまで、女タロット白熱大会となりました。て事でMr.TT?、お宅の嫁は今夜帰宅が遅くなりますので、幼き3姉妹のお世話よろしく〜。


2010年9月21日(火) 21:49

モリノス

「Jr黒丸の生還…」。加齢と夏バテそして怪我により入院していた老猫Jr黒丸が、退院してきました。通常ですと感動的な再会、ウルルの場である筈なのに、ノーリアクション。そして、先住猫坂道子も口蓋裂キャット太陽子も、せっかく生活を共にしていたJr黒丸が帰ってきたというのに固い態度…。なんだか飼い猫的感動場面が見られず、興醒め…。しかしてJr黒丸は食欲もあり脱水もなく元気そうだが、筋力萎えガリガリ痩せ目力弱し…。ピンシャン元気な訳ではないのに病気猫とは思えない行動、押し入れの上でグーグーと寝る(弱った猫は高い所に登れない)。よろけて歩きそれが心配で後をつけるといきなりバリバリと爪研ぎ(衰弱した猫は爪研ぎする余裕はない)。とアンタ具合悪いの自覚してないねっ!。と、いった具合。で私は横たわるJr黒丸に猫指圧をしながら「アナタねえ、考えなさいっ、こんな体でまた残暑な野外に出る事禁止します。それから野良猫との喧嘩も封印。まったくこっちは、アンタが入院している時には胃がキリキリと痛み食欲減退して心配して
いたというのに、そのマイペースっぶりは何ですかっ!。とにもかくにもまだ全快じゃないんだから、しばらくは大人しくしておくようにっ」と、私に指圧させといてグデーッと我関せずで寝ています。ふとJr黒丸の目を見ると光るモノが!。やはり少しはみんなに心配かけたり、家に帰ることができて嬉し泣き?と期待したのすが、ただの目やにでした。ガッッリ。Jr帰還により、太陽子はぶんむくれ、多分病院臭が嫌だったのでしょう。優しく寄り添うでもなく天袋に籠城。坂道子はJr黒丸と一緒にエサなど食べていたので、「坂道子よ、少しはJr黒丸を看病しなされや」と言うと、耳を伏せてどっかに行ってしまいます。実家の猫はマイペースJr黒丸。引きこもり猫坂道子、やたら興奮し神経質すぎな太陽子。 Jr黒丸の体力回復していく上で協力して欲しいのですが、期待できません。さてさて、Jr黒丸完治の秋を迎えるか?。坂道子と太陽子のJr黒丸に対する猫友情は戻るのか?。猫飼い生活の果てに、飼ってるのになつかない。病気持ちと厄介な連中が集まっちゃ
ったモリノス家の猫体系はいったいどうなるのかっ!。乞う御期待!。ていうか、Jr黒丸小康状態から、本来のワイルドキャットにカムバックを期待してるので頑張ってね。


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