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2010年11月の日記
 
2010年11月20日(土) 0:15

モリノス

「これからお化けに電話しますから男の子祭り」。神奈川地区にて、主婦であり自宅にアロマテラピーの施術室も構え、更に幼き男児の母として、仕事、主婦、子育て、ママ友コミニュケーションをアッサリこなすマダムMに召還され出張セッションに行ってきました。集いしマダムの子供達はほぼ男児、マダムMの施術室をセッションルームにして鑑定中に、元気な男の子達の声がこだまし、保育所状態。誰が誰の子かわからないくらいの数。年上の子がまだチビチビの子の面倒を見てそれは仲良くしています。マダムMはとても手際の良い人で、セッション後には手作りの御料理がサッと出てきて、マダム達とその子供達ディナーとなりました。頃合いを見て、マダムMの指令がかかり、おびただしい数の男児達が一同お風呂へ…。これまた年上の子が小さい子を洗ってあげるという段取りよすぎ…。遠くの親戚より近くの他人の理想的環境。スピリチュアルにハマり、ド中年女に成り下がっていながらも、パートナーを求め、変なヒーリングを受けたり、無駄に海外の聖地にワークに行くスピ
イタい女子に、マダムM&その愉快な仲間達の爪の垢を飲ませてしまいたいくらい素晴らしい〜環境。私は彼女達の日常の連携を見て感心しました。でもう夜も更け男児達も全員パジャマに着替えたのを潮に、私は暇乞いをしました。が、夜更かしでアゲアゲになったちびっ子達のテンションはアゲアゲ。マダムの一人が「こんな遅くに、騒ぐとお化けが出るよ」と、幼児限定天下宝刀台詞を言っても、男の子祭り状態かつ眠いのを通り越しギンギンになった子供達は「ワーイワーイ」とさらに嬌声をあげます。で、私はドス声で「皆さん、あなた方がそんなに喜び、お化けに会いたいなら、私がこれからお化けに電話します。きっとほどなくお化けは来るでしょうニヤリ」と言ったら、子供達笑顔のままフリーズして今までやかましかったのにシーンとなりました。お化けが来るという切り札は平成の御世でも、通じるねと思い、インターネットやゲームも幼い頃から慣れ親しんでいる子供達にも、アナログ脅しがまだ通じるわいと、思った私でした。


2010年11月19日(金) 1:11

モリノス

「ジャージで練り歩く…」。そして今年も年末を知らせる酉の市の季節がやってきました。私は今や、すっかり板についた上下ジャージ(真紫)で、例年通りに熊手をいただきに神社に行きました。そして恒例!、私が二十代前半から通い続けている見せ物小屋に入りました。蛇女お峰太夫健在!。ダクダクと燃えたぎる蝋燭の溶けたロウを舌で受け止め火炎を吐く!。更にお客をあくまで蛇女として挑発し沸かす!。素晴らしいっ!お峰太夫!少女時代から蛇女として現在まで他の追従を許さず、蛇女として君臨、どんどんと時代の移り変わりの間に見せ物小屋が閉鎖される中、未だフリークショーエンターテナーの妙技に、いかがわしい見せ物小屋だというのに、そこらの演劇だのミュージカルだのよりはるかに上回る妙技に感動。そして怪しい芸当を一通り見てテントの外へ…。するとあちこちね屋台から「おニイサン御無沙汰です」「おニイサン洋服紫芋みたいですね」「オニイサン!お元気でしたかっ」と、声があちこちから飛び、私も「おばちゃん夏バテしなかった?」「神経痛はよく
なった?」「いつもいるオジサンは?えっ引退した?具合悪いの?えつ隠居か〜でも元気ならよかった、よろしく言っといてね」などと名前も知らない屋台の人なんだけど顔見知りの人達と再開を喜びました。で、いつも買ってる熊手屋さんに行くと待ってましたと言わんばかりに尺の熊手が私を待っています。私は熊手に逆文字の「馬(まう)」の将棋の駒がどっかり乗っかった熊手に、ご祝儀を弾んで元々満艦飾の熊手をデコり、手打ちを受けました。そして社殿に参拝、大鏡の前で無事に今年もお詣りにこれましたと報告し、いざ帰ろうとしたら、ベテランホストらしき男子とその取り巻きに声をかけられ、「ニイサン去年もお会いしましたよね!ニイサン去年、俺達によくしてくれたから(去年私は彼らに自分が貰った花代を全部あげちゃった)この混雑した所を熊手持って歩くのは大変でしょうから俺達が持ちます」と言われ、じやーお願いしますといった流れになり、ベテランホストの後輩長身イケメンの若者に熊手をかついでもらい、新宿の混雑した街をジャージ姿で私を先頭にベテ
ランホストとその子分達を左右に従えて、闊歩する事になりました。ベテランホストに熊手を持つ長身の若手ホストをレツにジャージ姿で歩いていると、祭りを楽しみごった返した人混みがモーゼの十戒のように左右に割れ、モリノス様、新宿界隈のグレーゾーンなピープルを露払いにひっさげ恐縮しながらも練り歩くカンジになりました。不景気不景気不景気な昨今、久しぶりに熊手市らしさと、ジャージだてらに、ヒカリモノ、盛り盛りヘア連中とお賑やかに歩くと満更な気分で酉の市を楽しめました。私がこの度買った熊手は逆さ文字の馬(まう)は舞う、年を取ろうが、カタワだろうが、来年は舞って魅せましょうぞこの、しみったれた世間を思い歩いていると、タロットカード0番「フール」「愚か者」「道化」を思い出し、来年も奇天烈に邁進しようと思った次第です。蛇女お峰太夫だって老体に鞭打ち舞台を勤めているのですから、年だの病気だの弱気イメージ封印し、テンション高く来年も鮮度よく頑張りたいと思った次第です。これって年寄りに冷や水?。


2010年11月18日(木) 0:24

モリノス

「涙のプリエの波紋、ホスピスからのエール!」。先日私が書いた日記、PNF筋力トレーニングによりプリエができたというお話。その後、お客様は元より、友人知人から「良かったですね!」と、励ましのお言葉やメールをいただき、恐悦至極な私なんです。そんな今日、私が発病した二十代の頃からパソコンの障害者のコミニュテイを通じて知り合った、筋ジストロフイーの友人ヨッチャンと、白血病の友人Mから私のPCに寄せ書きメールが届きました。 なんでも、某病院の緩和ケアやホスピス入院を選ばれた患者様の間で、私の稚拙スギな文章が好評との事。 緩和ケアを選択された方、ホスピスに入られた方は、命の灯が消えていくカウントダウン されていく中、痛みのない残りの時間を静かに過ごしているのですが、私の日記の内容が奇天烈であること、また破天荒でもある事、病室の中から私の読み物を通して、色々世間を想像して楽しんでいらっしゃる方などいらっしゃるようでした。ヨッチャンは全身の筋肉が萎縮し挙げ句の果てに自力呼吸ができなくなり
人工呼吸器病院寝たきり生活をしている。Mは白血病末期で抗ガン剤を止めて緩和ケアとしてホスピスで過ごしています。ヨッチャンとMは、同じ病室とかの人に私の日常を綴った日記を薦めて、闘病の末に目が見えなくなった患者さんには誰かが面白おかしく、私の読みづらい文章を音読させて聞かせてあげているようです。で、ヨッチャンやM意外は知らない患者さんから、沢山の励ましメールが書かれていました。その中で肺癌末期の年配の患者さんからのメッセージ「はじめましてモリノスさん、いつも日記呼んでます、そしていつも笑ったりハラハラしたりしてます。笑うと気晴らしになります。私らは緩和やホスピスを選んだ時点で、腹を決めて、毎日生きるのが精一杯なんですけど、生きるのが仕事だと思っています。とはいえ、病状も進み、そう遠くない将来に寿命がやってくるでしょう。私の田舎では葬式の時の出棺時に、生きてる人の痛い所とか病気とかを亡骸に託すと、死んだ人間が痛みだとか苦しみを身代わりに引き受けてくれて天国まで持って行く事ができるそうです。
その事をみんなに言ったら、自分が寿命を全うした時にあらかじめモリノスの痛む箇所とか病気を天国に連れて行こうじゃないかと、半ば本気で話し合っています。我々は多分モリノスさんより、お疲れ様お先に となりましょうが、モリノス日記でとても楽しんだのでその御礼として、モリノスの辛い所とか病気をみんなで分担して、あの世に持って行きますから、きっとモリノスさんよくなりますよプリエだけじゃなく他の技もできますように」と書かれてありました。私の心中複雑…と共に滝涙洪水。 緩和ケアやホスピスを利用される方々は痛みから解放されるのでしょうが、寿命が近い明日か明後日かと不安でしょうし泣きたい時もありましょう。そんな皆様からの寄せ書きは、命のメールのように思えます感無量。で、私がヨッチャンとM声がけ寄せ書きメールに返信した内容「皆様モリノスでございます、この度は励ましのお便りありがとうございます、だっけっどっ、私も頑張りますけど、皆さんも頑張ってください!、私はヨッチャンとMしか知らないんだけど、いつ
か元気な姿をありえないテンションの高さで、皆さんに会いに行きますから、それまで寿命キープしててくださいね、私もグダグダ文章ではありますけど、欠かさず毎日私が経験した事を日記に書きますから見てくださいね読んでもらってください。せっかく楽しんでくださっているのに一人でも召されちゃったら読者は減っちゃうのでそこんとこ、よろしく」と書きました。で、まだまだモリノスエキセントリック生活をせっせと書かなきゃねと、気も引き締まる思いなので、ヨッチャン、Mそして寄せ書きをくれた皆さん、私は毎日なんかを書くから毎日読んでください。一年後も二年後も一人も欠けず読んでください。ホスピスで私の日記読んでくれてる人がいなくなっちゃったら、悲しくて心折れちやいますから。 お願いしますよ!。


2010年11月16日(火) 22:09

モリノス

「恐る恐る試みる私…」。都内某所の汗と血と黴びた臭いのするダンススタジオにて、私はフラメンコとかソシアルダンサーが使うヒールのあるダンスシューズの右足踵にメイクをする時に拭き取る固いスポンジをカットし厚めに置き、はいてみました。私は前々から医師とかに、短足になってしまっている右足の靴に厚さのあるインソールを敷いてみたらと言われていたのですが、Vな私が普段装置する靴は先が尖ってたり、圧底とかヒールブーツだったりミユールでどれもインソールを咬ます事ができない奇天烈靴で過ごしていましたし、また障害者仕様の靴はデザインがいかにも医療用ですでイケてないので、お洒落は我慢と拘束というダメなこだわりと美学を持つ私は、たとえ更に足が壊れようともダサい靴ははかないのですからな美学だったのですが、先にPNFの時に指導していただいた時にできたプリエは短足のある右足に何枚かのタオルを重ねてそれを踏み脚長差をなくした状態でできたので、それではこの度ヒールのあるダンスシューズに詰め物をして歩いてみようと試みてみた
のでした。今までは左足を頼りに歩いていたので、右足が高くなった状態での、バランス歩行がうまく行かず往生しましたが、脚長差がない状態で歩くと必然的に右足にも力が入る事になり、なかなか感触がつかめず難儀して恐る恐る歩く練習をしていたら、昨日パジャマショッピングをしたFが、「ツクちゃーん、なんか歩き方気持ち悪い〜、なんか悪魔が迎えにきそうな足取りなんだけど〜」と明るく毒を吐かれました。しばらく汗をかきながら、歩く練習をし、休憩をしていた時、Fが「このステップ覚えて」と言って、私の前で、トリッキーなカンジでステップを踏みはじめました。で私は見様見真似でFに従います。足を高く上げるでもなく、ジャンプする訳ではないのですが、そのステップは前に後ろに横に斜めに移動し、踵をパンッと打ち、次の動作を行うカンジで、私は一心不乱にその変なステップを踏み続けてました。そのうち右足が高くなった靴に慣れたころ、いきなりFが両手で私の私の腰に手を回したかと思いきや、あろうことか、私を片手でリフトしたのです。フワリと
…。私は条件反射のように両手とを伸ばし、指先を緊張させ、変なポーズを取り、艶然と微笑んだのですが、それを見ていたFの生徒達が「悪魔だ!」「ガチデビルだ」とはやしギヤハギヤハ笑うのですが、まだ慣れてない靴をはいている私が出来るステップを考えた末に、リフトまでしてくれたFに、なんとありがたいと思ったので、Fにその旨伝えてたら。「ツクちゃんの歩き方見てピンと来たんだよね、で試しにリフト上げたら、ツクちゃんが余計な小芝居するので、デビル感を醸してて良かったよ」とプチ同情ホメ殺し毒発言。しかし、踵にスポンジ入れるだけなのに、最近はうまく歩けなかったがリフトされた時にはうまくできた!デビルと言われたけどさ〜と複雑な気持ちになりながらも、案外嬉しかったのでした。


2010年11月16日(火) 0:16

モリノス

「ゴージャスパジャマ組」。最近の私の日常は体メンテナンス中心主義…。今日は針治療を受けてきました。で夏よりジャージライフな私はのこの度のジャージシーンはハワイで現地女子大生から貰ったレディス迷彩ピンクしかもヨレヨレ感があえてダメージなのか、入院患者、病院から脱走しました的な装い。治療が終わり、只今帰国中でラスベガスでシヨーダンサーを四十路だてらに舞台を勤めているFと待ち合わせ。そぼ降る雨の中、傘もささない私のパンツはリトマス試験紙のようにヨレッたジャージの裾を濡らしていきます。ほどなくしてして濃緑のジ○ガーが、目前に停車。後部座席から、すり切れ膝も抜け、元はベージュだったと思われる色の抜けたジャージ姿に、ロン毛を乱れた唐人髷のように結ったFが、颯爽と降りてきました。その姿はボロッチイのにFが発するオーラは素人ではない変な味のついた雰囲気でした。でヨレッたジャージの私とボロッチイジャージのFは、スポーツショップの路面店に入りました。すかさず二人とも男だてらにレディスフロアに直行するアブナ
いない扮装の二人組。Fは開口一番「ツクちゃんプリエできたんだってね昨日の日記読んだら、嬉しくなっちゃった〜。ツクちゃんスダジオとかで誰にも見られない場所で、ストレッチしてミラーの前で、凹んじやった姿見てたから、たかがプリエだけど出来たって知って、なんだかこっちも泣きそうだったよ」などと会話に夢中で店員を無視してあれこれ指差し大人買い、私達は店員に支持だけして持ってこさせるという何様状態。二人とも貧乏臭い身なりだというのに高飛車な態度。結局積もる話に夢中になり、何を買ったのかわからない事となりました。買い物を済ませ、雨宿りがてらに閉店間際の近くにあるデパートへ足を運びました。デパートにパジャマにしか見えないジャージ姿の私達はドン引きされても、フロアを闊歩し、これまた店員を無視しお喋りしながら売り場を散らかし、やりたい放題。しかも店員にまるでマネキンのごとく売られている商品を着させては、「もう脱いでいいよ」などと無礼な事を言い。閉店とっくにしてるのに居座り、商品を選んでいるんだか、ひやかし
ているのか?とにもかくにも、フックに吊された服を無駄にさわり近況報告大会になりました。Fはボロッチイ服装なのに、指さし買い、私もそれにつられて店員が勧める洋服を値段も確かめず購入。だいたいデパートに、パジャマにしか見えない扮装で大根買いというのはダメダメなんだけど、逆にお洒落かもと思い。パジャマ組みの私とFは閉店しちゃってるのにデパートに長居し、大荷物になった戦利品を持ち、誰もいなくなってしまった店内を後にしました。案外パジャマ姿ショッピングが楽しめ一人悦に入った私でした。


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