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2010年11月の日記
 
2010年11月15日(月) 0:07

モリノス

「涙のプリエ…」。筋力トレーニングPNF第3回目の施術を受けてきました。カタワライフ約17年な私…。その病生活の中で、病院巡り、民間療法、ヒーリングや気孔、挙げ句には私の病は先祖の霊障とぬかしやがる霊能者の所にも行き、この体を管理するために長年ビッコジプシー生活をしてきました。で私の持論は占い師の私が言うのもなんですが、一部を除く、商売とかセミナーを開校して展開しているヒーリングとか気孔とか遠隔なんちゃら、霊能者の類はファンタジーの領域、気持ちは癒えるかもしれないが、良くなったという体感が無く気休めにしかすぎない分野で、各民間療法も、納得の行く体感は得られたが「元通りにならないが病の進行を少しでも食い止められるなら」と常に伴う痛みと傷みゆく部位は老化による自然現象と得心していました。この度の施術は私からしてみればハード…。トレーナーのS先生は容赦なく私の萎えた脚に的確な角度でプレッシャーを与えます。私は目を開けて己の脚を見るのがおっかなくて、終始目を閉じてまな板の鯉状態で、施術台に寝て
います。それでもふと恐々と薄めを開けると私の右足が私の目に近い所で視界に入りました。「えっ!こんな脚が開いてますけど〜」と思った途端。この病気が発病した時、まずY字バランスが出来なくなった、ほどなくして前後開脚(スピリット)が出来なくなった、バットマンジャンプが跳べなくなった、ついにはプリエ(立ったまま足を少し開いて腰を落とす)すら出来なくなったと病気の進行にともない、私が好きなバレエテクが出来ない三昧だったのだとその現実を自分なりには受け止めていました。Sトレーナーは、私の脚を体で受け止めてサポートし、「こうすると、ここが痛いですよね、しかしこの角度だと楽に力を入れられますよね」と的確に私の脚を操りますその時「S先生は私の痛みを理解してくれている」と実感し、痛みは誰とも分かち合えないと心をいさめてきた私ですが、S先生は「ああっ!この人は物理的に私がどう痛いのかを理解してくださる方だ!」と思った私は今まで痛みを友にしてきていただけに、誰かと痛みを分かち合えたこの時に、なんと嬉しかった事
か!。トレーニングの最後に鏡前に立ち、スクワットから脚を肩幅までの位置に置き少しだけ開脚めいた姿勢で腰を落としました「!」プリエが出来てる!もう何年も前からできなかったのにプリエが出来てると思った瞬間に嬉しくなり鼻の奥がツーンとして泣いちゃうかと思ったのですが、S先生は私に泣く暇を与えず、さらに正確なプリエが出来るように丁寧に指導してくれました。施術後、更衣室で一人になった私は今の体調でプリエまで出来るようになった嬉しさと、S先生に感謝して一人悦に入っていたら、「プリエがいきなりできたなんてあり得ない」と思ったら心臓がバクバクし、受付で次回の予約をとる時に手が震えシドロモドロ、で受付の皆様に御挨拶した後、外に出ると空には月が…。それを見て「ああっもうできないと思っていたプリエができた」とつぶやいたらモリノス様、商店街で滝涙…。PNFの効果を実感というより、S先生!。この体でも出来るプリエを指導してくれてありがとうございました!と心の中でつぶやき、暗い商店街をハラハラと涙を流し歩きました
。その後、私は路上でプリエだとか、ポードブラを人目をはばからず試みては、痛みをわかってくれる人がいて、私が諦めていたポーズが出来るように指導してくださったS先生に出会えた自分は幸せだと満ち足りた気持ちで、プリエしてポードブラしながら帰途についたのでした。


2010年11月13日(土) 22:40

モリノス

「それぞれの見解…」。先に連日帰宅しては見ていたDVD「不良少女と呼ばれて」、昭和のテレビドラマ、しかもガチゴチ大映作品。不良少女があらゆるシュールな試練を乗り越え更正していく物語。私は毎夜このDVDを見る度にプチ滅入ってました。人を罵る、暴力、僻む嫉む怨む、人が死ぬしかも映像がビンボー臭い…。最終回を見終わった後には、ヘトヘトに疲れてしまいました。が、近々に耳の大手術を予定している旧友YにこのDVDボックスを貸した所(オペを前に陰湿な映像を見せるのは如何なモノかと思った)、意外な反応「前向きな気持ちになった」「自分も頑張らなくっちゃと思った」「毎日の生活の中でくじけそうになったらこのドラマを思い出す事にする」「入院中も見たい」などと言い、確かに色々な困難の末に愛に気づき真人間になりましたオチですから、見ようによっては励まされたのかと思われますが、もし私だったら長期入院中に、このようなドラマを見たら治るモノも治んないじゃないのと、思いつつも、まあ、人それぞれだしねと得心した次第です。


2010年11月12日(金) 23:44

モリノス

「ボックス!」。高校アマチュアボクシング部を舞台に繰り広げられる青春小説を読みました。最初はベタベタにヘタレ高校生が、練習に練習を重ねてやがて立派なボクサーに成長しリングに立つ、そして大感動、友情苦悩キラ星十代大円団なハナシに違いないと、あらかじめ号泣を想定し読み始めたのですが、作者の筆力がよくよく練られていて感心しました。物語の中に終始ボクシング用語が書き乱れているのですが、私はイケメンクールビューティープロボクサーS藤選手の試合を観戦し続けているワリには全く業界用語を理解せず、ただいたずらにハラハラドキドキ心臓バクバクしながら観戦していたのですが、この度ボクシング小説の中で展開される専門用語責めで、ああ!だからS藤選手が勝ったんだとか、おおっ!あのパンチにはこのような名前があったのか!などと、小説本編を楽しみつつ同時にボクシングのしきたりみたいなモノをプチ把握できたような気がします。物語は大円団ではなく、ある意味ハッピーエンドなのですが、通常の成功達成感動で幕というカンジではなく、
現実的な結果、格闘家の宿命、登場人物達のそれぞれの選択が絶妙に描かれており、大号泣ではなく、読み進めて後半からラストにかけて重いボディブローをくらったようなジワジワと効いてくるようで、シミシミと涙が湧き、読後にぐったりとハラハラと余韻に浸り涙するような、お話でした。


2010年11月12日(金) 0:54

モリノス

「プチ耄碌」。サムライTVインディーのお仕事の撮影、暗黒シャーマンモリノス、プロレスラーをガチで鑑定するという企画の番組の撮影収録がありました。この企画は昨年も放映され、ありがたい事に御好評いただいたようで、この度はその第2段といったテイでした。本番早朝に息苦しさで目覚めた私…。ガーン!鼻がつまってるっていうか風邪?えーっいきなり〜?。最近熱も出さず元気だったのになぜ本番当日しかも声を使う仕事なのに鼻声って困ったなあと思い、そのまま起きて、プチ鼻声になってしまった音を発声練習しながら調整する事を試みながら、衣装やらメイク道具を仕込んでいました。声を出すと音がくぐもり息苦しく喋りづらいなと考えつつ、荷物も運搬時の事を思うとコンパクトにした方がよいと判断し、ショウエイが車で私を輸送してくれるという事もあり、自宅から暗黒衣装を着て、現場に行きました。早く事務所入りした私は、メイクをする前にコンビニに行き用を足し、撮影現場の落合の事務所に着くと、色々な機材を持った若者達が立っていました。私の思
い込みスピリット降臨。その若者達をサムライTVのスタッフだと思い「早い御到着ですね、どうぞ中へ、今すぐ暗黒シャーマンに変身しますのでしばしお待ちを」とつまった鼻声にならぬように言ったら若者達キヨトン。「あの僕達○○○大学の映画研究部なんですが、撮影の現場が落合の町の住宅街でのロケって聞いてるんですけど、室内で撮影ですか?」と聞かれ、ゲッ!。サムライTVの人達じゃなかったの!と慌てて、すいませんとお詫びして丁重に送り出しをしました。で、荷物から衣装を出してメイクをしている間にサムライTVのスタッフの皆さんと、レスラーの方達が御到着。そしてピンマイクをつけて自分の声を確認し、撮影開始。この度も濃いキャラ連合だったので、占いでお伝えしたい事も盛り沢山なんだけど、声は出るが、喉が引っかかり、元々噛むのに、滑舌ろれつが操れず、往生しながらも、三人の個性的スギプロレスラーを鑑定しました。撮影が終わり「うーむうまく口が回らなかったな」と思いつつ、メイクを落とし、衣装を脱ぎ、着てきた服に着替えたら「!
」。荷物を少なくするためにあらかじめ衣装を着て来たのに、用意してきた衣装に着替え、終わったらまた撮影用に元々着ていた衣装に着替えるという、耄碌な奇行をしてしまいました。ああっ撮影スタッフを間違えるわ衣装は二度手間したし、声もうつろだったし、なんか段取り悪かったな自分と少しへこみましたが、この度鑑定させていただいた選手達がオモシロスギで、本調子で本番はできなかったものの、楽しい一時でした。サムライTVを御覧になる皆様、近々に放映されるとの事でしたので、お楽しみに!。選手達のオモシロ鑑定と、私のプチグダグダセッションを見る事ができますので、どうぞ御覧いただけたら幸いです。


2010年11月11日(木) 0:54

モリノス

「猫の伝令…」。昨夜の事。遅くに帰宅したら私の部屋の玄関の前に、姉の家から抜け出した猫シマダさんと猫紅葉林子が二匹揃って待っていました。私は連日どちらかの猫から、しつこくつきまとわれ、なかなか家に入れないあるいは二匹の猫が私の部屋で遊び戯れ追い出すのに往生している日々でした。そんな昨夜の事、深夜に帰宅した私を二匹の猫が待ち伏せしていました。私の部屋に入りたいならどうぞ〜と言い、ドアを開けるといつもでしたら目を爛々と輝かせてダダッとダッシュ侵入するのですが、二匹とも室内に入らず、耳と尻尾をピンと立て、ちょこんと座り私を見上げています。私は「アナタ達っ!部屋の中に入るなら入る、入らないなら入らないで帰りなさいっ!」などと言うと、二匹は私の部屋の隣りにある姉の家までトトトッと走り、少しだけ開いた玄関の隙間から二匹揃って首を長くしまた私を見つめています。お部屋に入らないならどうぞ御勝手にと思い扉を開けても二匹の猫は玄関に座ったまま…。ならドアを閉めようとしたら、また私のそばまで駆け寄って来る…
を何度も繰り返しました。変だなと思った私は、猫達に誘導され姉の家に侵入深夜なのに…。「!」老衰と病気でお迎えが来たマルチーズタクヤを私に見せに、知らせに猫二匹は、姉と私の部屋を行ったり来たりして、アピールしたのだと思います。で私は電気の消えた姉の家に侵入。どうやらマルチーズタクヤは寿命を全うした直後だったようです。猫達はタクヤを囲み看取ったそうです。犬と猫なのに、タクヤは猫達と仲良しでした。残念ながら私はタクヤの亡骸を見る事ができなかったので後悔をしましたが、待ち伏せキャッツ達により、逝った日の夜に姉の家に行けた事に感謝しました。今日仕事が終わった後、野外でタバコに火を灯すと、冷たい夜風が頬をなでたその瞬間に「ああ、タクヤにはもう会えない」と、急に寂しくなり少し泣きました。タクヤのあの世での旅立ちが豊かである事、先に逝った猫達に天国で再会できる事を祈りました。飼っていた動物が亡くなるという事は、なんとも悲しいもので、慣れるモノではないと改めて思った次第です。


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