2011年3月12日(土) 0:18
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モリノス
「今日という日」。午後2時からのお客様を鑑定中、飾り棚の置物がカタカタカタカタと上下した途端に、下から引きずられるような感覚と共に、地震が発生。揺れは激しくなるばかりだというのに私の口は占いの卦をお客様に話していました。中々治まらない揺れ!。ついに棚の上の熊手が落ち、さすがにリーディング中断、モリノス部屋の隣では物が落ちる音、野外では悲鳴。私は外で何が起きているかをイメージし、私の目の前で青ざめているお客様に「私と一緒でしたら大丈夫ですからねニヤリ、この部屋から動かないで下さい、ちよっと外の様子を見てきます」と詭弁を申し、ドアを開けて外にでました。「!」。地面にひれ伏す人々、電柱が竹のようにアチコチでしなり、電線は激しくうねる、道路をの向こう側の新築マンションはこんにゃくのようにぶらんぶらんしている。ああお客様にこの事態を見せなくて良かったと思い、占いどころじゃないのにセッション再開。お客様の携帯に着信アリ。お客様、ナチュラルハイで受話器の向こうの相手に「アタシはモリノスさん と一緒にいるから大丈夫」となんで大丈夫なのかは知らないけど、言いきります。鑑定が終わりお客様をお見送りした後に部屋を見るとシッチャカメッチャカ。そして余震。部屋には私しかいない、恐怖感はなく、むしろ一人の方が落ち着いて、余震でぐらつく部屋で壊れた物落ちた物を片付けていました。地震後には携帯もメールも使い物にならず、その後の予約のお客様とも連絡がつかず。安否を心配かつ、もしかしたらお客様が来店されるかもしれないので、待機。段々日も暮れていきます。早稲田通りは大渋滞。そして夥しい数の人々が、歩いています。電車が止まり、家路までロングウォークを強いられているのでしょう。そこへ、二時間遅れでありながらもお客様が到着。このパニック状態にも関わらずよくぞ来てくれました。とセッションルームへお客様を誘い、リーディング。鑑定が終わると落合の町を歩く人々の数は更に増えています。お客様はモリノスさんはどうやってお帰りになりますの?と心配いただいたので、歩いて帰宅します。と言ったら、お客様は「私、車で来てい ます、どうあっても脚の悪いモリノスさんを長時間歩かせる訳にはいかないですよ」と言って下さり、御好意に甘え、メルセデスで送っていただく事にしました。渋滞、踏切誤作動で電車なんか動いてないのに、踏切が下りています。そこへ二人の若者が出現、踏切のバーを二人して持ち上げ、今まで足止めをくらっていた人々を通してくれたのです。勇敢かつ気転のきく若者達のお陰で、踏み切り突破。そして大きな幹線道路へ、またしても渋滞、道には歩く人達が更に増えていて、コンビニで水やらトイレットペーパーを買い持ち歩く人が多いようでした。で時間はかかったものの無事に、帰宅。自室に行き鍵を開けると、扉全部が開いていて、部屋はこれまたシッチャカメッチャカ。ため息をついた私は顔と手を洗おうと蛇口をひねるとお湯がでないっ!。どうやらガスが止まったようです。私は玄関外にあるガス供給元の鉄の扉をあけ、懐中電灯片手に、ガス復旧作業を試み、赤い点滅するボタン横のスイッチを一か八か押してみましたら、ほどなくして、点滅が消えました。部屋に戻 り蛇口をひねるとお湯が出たので一安心、ふと窓を見ると、窓が開いていました。近くにより窓越しに外を見ると、夜も更けたというのに渋滞は続き、道を歩く人々が行列していました。そして救急車、消防車のサイレンが鳴っています。地震でぐちゃぐちゃになった部屋を片付けもせず、今ベッドで横になっている私なのですが、また余震。今世を生きてきた中での最大級の天変地異を経験している渦中の私なのですが、来るべきモノが来たっと、腹をくくり今後の状態に冷静に対応して行こうと思っています。ちなみに今、窓の外では沢山の足音が聞こえています。私は運のよい事に車で送っていただけましたが、もう日付が変わりました。今はこんな深夜に歩いている方々が、早く帰宅できる事を願ってやみません。大地のスピリットよ、どうかお静まりをとお祈りしている今現在なのでした。
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