2011年5月26日(木) 21:12
|
モリノス
「一の糸…」。先日、本の街で見つけた小説「一の糸」を読みました。今や時代も平成にて入手が難しい有吉佐和子の原作。文楽の三味線弾きとその女房の波瀾万丈記…。芸事精進亀甲縛り、資産家令嬢暴走、花柳界加味、嫁姑継子有吉王道ネタ、女流作家定番衣装合わせ、大正から昭和にかけての長編。有吉ワールド大炸裂。文字に涸渇していた私の目は潤うばかり…。「三の糸が切れたら、二の糸で代わって弾ける。二の糸が切れても、一の糸で二の音を出せば出せる、そやけども、一の糸が切れたときには…。三味線はその場で舌噛んで死ななならんのやで」という主人公の文楽の三味線弾きが語る件に、超得心して唸る私…。これって人の生き方を三弦に置き換えて比喩っていてスバラシーと一気にカフェで最後まで読破。その後にPNF筋力トレーニングに向かいました。最近の私は病んだ部位を過保護にし、動いたり疲れたりすると痛めちゃうからという理由で、ストレッチもしないしおしえもやらないというユルい生活を送っています。背術台の上で、いつものようにトレーナーのS 先生における悶絶も慣れましたよトレーニングを受けていると、両足の裏側の太い腱というか筋肉がロックしていて、股関節ではなく、たまにはお客様の前に立つ機会もあるというのに、私の脚の一の糸は爪弾かれる事もなく放置され硬くなってしまっていると思い、今年の夏は色々イベント出演が予定されているので、普段から己の身体をチューニングし、自分の一の糸を鈍らせ無いようにしなくてはと思った次第です。
|