| 戻る |過去の日記|
2011年7月の日記
 
2011年7月25日(月) 23:12

モリノス

「タオルな日…」。私用の買い物をしに、超久しぶりに浅草に行きました。久しぶりにアチコチのお店に顔を出すと、下町スピリット接客「あらっ!お兄さんおしさしぶり!、今、イイ男に冷たいの出すから〜、それまでこのタオルで汗でも拭いていなさ〜い」と売り物のタオルをくれるオバチャマ…。品物をえらび買い帰ろうとすると「あっらー、もう帰ってしまうの〜?あと少しで孫が帰ってくるから待ってなさいよ」と何故か顔も知らない孫に会っていけと言うオバチャマ…。私は「今日は時間がないからまたね」と言い、そそくさと次の和モノグッズ専門店へ…。すると店内は顔馴染みのアラ古希下町ヘアお洒落軍団店員祭り。洋装なのに頭を日本髪風に結ったオバアチャマ達が「あら〜お見限り〜、色男のおでましだ〜。毎度どうも、今日の御用はなんざましょう?、まずは体の汗でも拭きなさいよ」とこれまた売り物のガーゼハンカチを貰いました。私は「姐さん方お久しぶり〜今日は長襦袢が欲しいんだけど?」と言うと「オニイサン久しぶりにお舞台なのぉ〜、だったら
長襦袢は嘘つきにしたらぁ?」と言われました。私は長襦袢の嘘つきって意味わからなかったので「姐さん嘘つきってなあに」と聞いたら、いかにも一枚の着物に見えるように上下セパレーツになった長襦袢である事がわかりました。私は「じやーその嘘つきを買いますよ」と言い、白い嘘つきなる長襦袢を試着っていうか下着に使う白い長襦袢なのに、オバアチャマ軍団が私に着付けをしては「あら〜似合うわ、素敵だわ、綺麗だわ」と褒め殺し言葉責め…。私は「なんだか、白い長襦袢来てみると仏さんみたいだねぇ〜」などと軽口を叩くとオバアチャマは口々に「アンタより先にアタシ達が着る事になるんだわよウフフ」などとコロコロと喉を鳴らし笑います。私は女性モノの長襦袢のLサイズを試着していたのですが、LLがあるというのでそれを出して貰いそしてまた試着…。すると「オニイサン!スタイルいいんだわねぇ〜、LLは百カンデブとか、四十がらみで太り腰になってお腹に肉襦袢巻いてる女が買うんだわよ」などと毒舌を言います。結局私は「じやー姐さんLにするよ
」といいLサイズの嘘つきを買うと「オニイサンまた汗をかいているんじゃないの、水も滴るいい男」と言われまた売り物の手拭いをくれました。私は「イヤー、水も滴るイイオトコも四十五になっちまいましたよお腹もダヨダヨだし」と言うとオバアチャマ一同口を揃え「アタシ達はみんな七十越えてんのよシワシワのオッパイも下っ腹も売るほどあるのよん!参ったか!」としたり顔で言われました。買った嘘つきを包んで貰い帰ろうとすると「しょっちゅうじやなくてもいいから浅草に来たら顔だしなさいよ!この中の誰か成仏したゃってるかもしれないだからねっ」とプチ洒落にならない事を言われて送り出されました。今日1日で無料で貰ったタオル数枚は、その後の8月に出演する舞台のお稽古で大活躍したのでした。


2011年7月24日(日) 23:44

モリノス

「プチ再会スペシャル…」。今日もスカイツリーの裾野にあるスタジオにて、8月に出演予定っていうか出演な舞台「神様が降りてきた夏」のお稽古に行って参りました。この度は入口を入ると、テレビでお馴染みの雛壇タレントの皆様がスッピンでワラワラと出て来て、プチ見れて得した感を覚える私…。稽古場に向かう前にトイレへ行きかけた時に、なんという事でしょう!。私が二十代の時に共にド演劇ライフを過ごした俳優養成所の後輩の男子に出会いました。名前とか忘れてしまったけど…。久しぶりの再会を祝福する私。後輩は「アレー!ツクシダさんといえば、小汚ない稽古場とか、汗水垂らして稽古する事がお好きではなかったと記憶していましたが、なぜ?えっ小劇場に出るっ?、なんでまた?」などと矢継ぎ早に質問攻めに会いました。私はシドロモドロに「のっぴきならない訳があるのですが、まさか私もこの年齢にして、小劇場に出演しお稽古する事になるとは、思ってもなかったんだけど」と早口に言いました。彼は俳優からマネージャー業に転身したようで
若手俳優達を束ねてるようでした。私は「役者辞めたんだね」と聞くと、彼は「イヤー役者でいたかったけど現実は厳しく、だけど長年演劇界にいたので今更サラリーマンにも慣れず結局は裏方に回りました」といいます。よく役者と乞食は3日やったら辞められないと言いますが、本当は彼も板の上に乗りたいのだろうな〜と思った次第です。また、私が小劇場鎖国だったのにまた小劇場に参加するのは、これまた芝居というのは麻薬と一緒といわれているのと同じかもと思ったのですが、たとえ小劇場であろうとも舞台の内容がどうであろうとも、今このタイミングと体調、そして中年で演劇に参加するというのは、何かしら自分のケジメあるいは転機になるのだろうと思った次第です。おそらく8月の芝居が終わったら、モリノス的生活にも変化がおきるかもしれません。偶然再会した後輩とは「近々ご飯でも」という今時の社交辞令的な言葉を交わし、それぞれの稽古場に入っていったのでした。


2011年7月23日(土) 22:37

モリノス

「落合の魔女達の配慮」。ここ二週間ほど落合の事務所にプチ異変アリ…。落合魔女トリオ、悪魔の手鞠唄マダム金田、キャットウォーク林、アダムズファミリー白石の挙動が変…。私以外のスタッフ同士とは業務連絡メールを交わす、私の休憩時間には二人がけの椅子を空け去る、自分の仕事が終わったらさっさと帰るなどなど。私的にはなんか貴女達に嫌われるような事をしましたかね?的なプチ疎外感を覚えながらも、誰もいなくなるし、相手にして貰えないならと、8月の舞台の台本を広げ熟読するのですが、今日も先に仕事を終えた林さん白石さんがさっさと帰り、あーんいつもみたく他愛ない話で、ドハハハーと盛り上がりたいと思いつつも、台本を手に取り「!」ああーつ!、こういう事だったのかぁ〜!!。そうです、我が仲間は今、私が何をしなくてはイケないのか、したいのかを察知して、どんなわずかな時間でも私が脚本を読む事に集中できるよう配慮していてくれていたのです。思えば彼女達との縁も長いもので、私の表裏A面B面を熟知してくれているか
らこそできる、愛ある放置プレイであったのでした。素敵によそよそしい魔女達に感謝!。


2011年7月22日(金) 23:42

モリノス

「スランプとレディー・ガガ。自分の体に励まされる私…」。8月に出演予定の舞台「神様が降りてきた夏」の台詞が覚えきれていない私…。台詞は少ないというのに…。で移動中とか休憩中には台本を恋人にし熟読。そしてセッションのお客様御来店。芝居の事を脳から外し鑑定に集中。次の休憩時間に台本を手に取ると着信アリ。友人に御不幸が発生し、お葬儀慣れしている私は、台本の事もつい今までお悩みを伺っていたお客様の事を手放し、お葬儀のアドバイス。とその場その場で意識を次々と切り替えていた所。はたまた次の休憩時間には台本、お客様の心配、お身内を亡くされた友人の心情などを同時に考えていた所で頭混乱の末、脳ブレーカー、ガン落ち放心状態…。脳内煮え煮えスランプサンバ!ウーム状態。で意気消沈して帰宅。落合のスタッフ金田さんからいただいたディスクをDVDプレイヤーにセット。画面にはバラエティー番組なのに手を抜かないレディー・ガガの姿アリ。「あなたこの運命のもとに生まれてきた、このまま進めばいい」と全力の表現かつテレビシ
ョーなのに生声で歌うガガ。そんな映像を見ているうちに、気落ち感払拭で、ガガの歌声にあわせてシャウトして踊っちまう私…。その途中、病んだ股関節がグチュっと鳴り、長く太い焼いた鉄針に串刺しにされたような鬼痛みが全身を貫いたその刹那、痛さで涙ポロポロ…。挙げ句にあまりの痛さでドハハハー痛いっと高笑いしてしまう私。するとまた股関節がゴキッと音を出し、またギャーと絶叫した後、外れてしまったっぽい関節が元に戻り、歩行可能となりました。スランプだった私に股関節の痛みは「お前の削れちまった骨頭もガンバってんだから、テメエもしっかりせいや」と痛みに励まされたような気持ちになりました。「あなたはこの運命のもとに生まれてきた、このまま進めばいい」。いつしか、滅入っていた私の気持ちは氷解していったのでした。痛いのに気が晴れる私の思考、問題アリ?。


2011年7月22日(金) 1:35

モリノス

「生き恥ナイト…」。ライフワークとなったPNF筋力トレーニングの施術を受けていた私…。激務により、まるで全身アチコチがコブ結びみたくなってしまっているようなカンジで、普段から痛み慣れしている私もこの度は、トレーナーのS先生の押圧が体のロックした部位に刺し込まれる度にプチ悲鳴をあげました。そして施術終了…。体全身の関節がゆるみ血が体を駆け巡りなんともいえない開放された気持ちになりました。S先生は今年の私の夏のドハードさを理解下さっていて、通常は「御無理をなさらずに」とおっしゃるかと思いきや、なんとしてもモリノスさんにはこの夏のスケジュールを乗り気っていただける体を作りますからね的な、言葉を言っていただいたら白湯を飲んだような気分になり不覚にも涙腺がオープンザゲートしそうな気持ちになりました。さて、体も調整され、いざ8月の舞台「神様が降りてきた夏」のお稽古が行われているスカイツリーの元のスタジオに向かいました。体は楽になった!。自分の台詞も完全に頭に入ったと鼻息荒く、お稽古場に入った私
ですが、いざお稽古が始まると、自分のパートも満足に喋れないという事態になりました。毎日が忙しいからなんて事は言い訳できません。更に私は予定されているお稽古日を欠席したり遅刻していたりするものですから、毎日のように精進しているキャストであり後輩達の足を引っ張ってしまい、迷惑をかけてしまった!。罪悪感沸点に達し、自分のダメダメさにへこみ生き恥をさらしたような気持ちになりお稽古は終了しました。できない自分が悔しくて頭煮え煮え、頭混乱状態になり焦る私…。そんな気持ちを察してくれた後輩の廣畑が、多分私の暴れ祭りな気分を落ち着かせようとしてくれたのでしょう。私は後輩に今起きてる自分の混乱と失態を根々と聞いてくれました。彼に話す事で段々と気持ちが冷静になって、いきました。彼だって忙しく、台詞を覚えなくてはいけない状況であるのに、凹んでいる私のために時間を作ってくれ、私が落ち着く時間を自然な形で設けてくれたのでしょう。後輩に気を使って貰うのも如何なモノかと思いましたが、とにもかくにも一服の静かな時
間を作ってくれた彼に感謝したのと同時に、この次こそ!ノーミスでお稽古に挑むぞと闘志がわいた私でした。


<--- back next --->

モリノスの部屋