2012年4月20日(金) 23:13
|
モリノス
「モンスター」。最近気に入っている作家の作品が文庫化されていたので読みました。この作者の作品は読んでいくうちにどんなストーリーにせよ、主人公を「がんばれっ!」と口に出して応援せざるを得ない筆力で最後まで一気に読破してしまうカンジなのですが、この度の題材は醜女整形ネタ…。小説において不細工なヒロインが美容整形を施しその後は?的な内容は多いのですが、醜さゆえのコンプレックスとか不細工仲間外れな過去、美容整形後の顛末はいかに?だいたいは想像できるけどといったテイでこの小説もそういった内容なのですが、この作者のいつもの筆作戦にて、読み進めていくうちに「もっとヤレブス」「ブス頑張って手術!」「よく耐えたぞブス!」と、狂気加味の主人公が整形を重ねる度に応援してしまうのです。そしてやはりキチガイ沙汰でイタいラストになるのですが、読後感的にはブスの宿命人生かなり充実してよかったねブス!と不思議な角度から感動してしまう不思議な物語でした。文中における醜い顔の定義を自分なりにまとめると 、モンキーライン+バードフェイスが共に兼ね備えた顔はアウチ…。例えばあえて泣きべそ顔を作った時にゴリラ顔になってしまった人は残念〜、ビジュアルではどんだけガンバっても無理判定。皆様も鏡前でお試しあれ?。ちなみに私もこの本を読み終わった後に、鏡化してるクソアイフォンに顔を映して力一杯口を歪めてみた所、ゴリラ顔にはならず、発狂している老婆あるいは、スッピンで悔しがるオカマみたいな顔になってました。これってセーフあるいはアウト?。
|