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2012年12月の日記
 
2012年12月20日(木) 21:57

モリノス

「磔刑PNF」。私の病んだ部位は股関節なのですが、ソレ以外にヤングなエイジの頃より極肩凝りモチでもあります。寒い時期、年々滝のように時間が流れて今や五十路峠8合目な初老とはいえず後期高齢者の札がおぼろに見える年代となりました。本日はお馴染みPNF筋力トレーニングの施術日でした。基本このリハビリと筋力トレーニングを生活の中に取り入れたのは病んだ部位のお手入れだった筈が、最近は股関節よりも強烈に首肩背中腰がボロボロ(日常普通に暮らしていても疲れちゃうし老化しちゃう訳ですええ若い者にはわからんでしょうなぁ)。トレーナーのS先生に左側の腕肩首が辛いですと申告し施術台の上へ…。首の付け根から鎖骨あたりにS先生の閻魔押圧が入ると、今まで経験したこともないような痛み(キーンと痺れつつも激痛)が全身を貫き、五十路峠を飛び越し三途川の川岸に立ったような気分になりました。ミッシミッシとストレッチは続き、最終ラウンドにては仰向けになり両手を左右に広げ、S先生が私の両足を揃えてから持ち
上げます。その様子は磔台にかけられたジーザスのようだったので私は「あのこの体位はクリスマスシーズン限定PNF、キリストの磔刑のポーズですか?」と聞くと、S先生はそんな名前の姿勢はありませんとの事でした。上半身を念入りに診ていただきトレーニング終了…。クリスマスの化粧をした商店街を歩くとなんだか体のバランスがおかしい…?。脚もサクサク歩行、磔刑ストレッチにて上半身は羽根が生えたように楽であるのに、歩くとヨロヨロします。ふと考えると、今は杖歩行が常になっているのですが、なんと申しましょうか2本足ではなく3本足なんですよね杖が支点になりますから…。で、試しに杖をたたみ2足歩行に変えてみたのですが、アラっ?これって杖導入前の身体に戻ってる?一時的なカンジ?と頭をひねりながらも杖をBURUGARIのトートに仕舞いこみ、その後の打ち合わせの会場に向かいました。いつしか杖の存在を忘れ数ヶ月ぶりにビッコながらも2本足で長時間歩き帰宅できました。劣化老化しつつも、また杖ナシで歩ける事は本当にありがたい事と
思います。あの磔刑筋トレの戒め攻め苦に耐えて良かったと思った次第です。年末年始モチロン無理はしませんが(するでしょうけど)、基本的には杖はバッグの中に忍ばせて過ごしてみようと思います。


2012年12月20日(木) 0:48

モリノス

「白いカシミヤ」。出勤時、地元卑しい民草密集地帯の私鉄駅にて白いカシミヤのロングコートを颯爽と翻しホームに向かう女人アリ…。この辺界隈の垢抜けない大学生達とかユニ○ロより安価かつ質の悪いダウンコートを着ている集団の中で掃き溜めに鶴とはこの事をいうようだと、白いカシミヤのコートの女性を目で追っていましたら、なんとソノ人は私の長年の知り合いでアラ古希のマダムKさんでした。私は思わず挨拶もソコソコに「Kさん!チャレンジャーですねぇ白いカシミヤのコート!一冬越してクリーニングに出したら黄ばんで帰ってくるでしょうに!、自分なんか白いコートを買ったらだいたい二年目はキナリのコートだと思い込んで着ても次の年にはもう着れませんよ」と言ったらマダムKさんは「これ10年も前に買ったのよ、いくらクリーニングに出しても黄ばんだりしないワヨ」との事。で私はクリーニング店はどちらに?この辺界隈ではロクな店は無いでしょうに?と聞いたら、マダムKさんは地元のクリーニング店ではなく老舗の高級クリーニング店
まではるばる都心まで出掛けてコートを出しているとの事。それにしても10年前の白いカシミヤなんですから劣化や型崩れなどしてそうなモノだと思うのですが、まるでおろしたての雪のごとくな白さです。で下世話ながらもお値段を聞き「ハア…」。やはり質の良いものは値段もソレナリなんですねぇなどと感心していましたら。マダムKさんは「あらっ洋服なんてたかが知れてる値段でしょう?これがお着物だったら桁がいくらでも増えるわねぇ」なんてバブリーな事をおっしゃいます。マダムKさんいわく買った服はどれも捨てたりせず、大切に保管に保存し着ているとの事。私は断捨離でコリゴリしているので、その旨マダムKさんに言ったら「アタクシもモノは捨てないわーもったいないからじゃなくて、気に入って買ったんだから、自分の好みの物に囲まれて暮らすのは良いことよ、アタクシが死んだら捨てても構わないけど、生きてるウチは捨てないわー、アラ貴方?ワタクシが死んだら家具とか貰ってくださらない?200年前のヨーロッパの調度品なんだけどね、きっと子供
達は捨てちゃうと思うから、貴方だったら使いこなしていただけるように思うわ」との事。更に自分の好みの東西陶製品の数々もかなりな価値のあるものがあるとの事。で私マダムKさんのお話を聞くにあたり断捨離=物を大切にしない外道達がスピ詭弁で、しのごの言って悦に入っているのを滑稽に思った次第です。部屋一杯に自分が好きなものを置く方が、今使わないモノを捨てるという断捨離の基本ルールってホントに気持ちも空間の「気」も整うのかねぇ?と再度疑問に思いました。これって屁理屈?。


2012年12月18日(火) 20:40

モリノス

「プレゼント交換」。定期的に食事を交えて世情とか腐れスピ業界の裏話とか談義している友人KとNと集いました。私はKとNにクリスマスプレゼントにとMFのポイントメイク用品などを持参。で間接照明のこ洒落たカフェでプレゼントを渡しました。でKから私とNにもどうぞとラッピングされた小包をいただきました。でその場で開けてみると「!?」ソコにはズッシリと重い鼠色の袋のようなモノが入っていました。えっ?砂袋?なぜ砂袋を私に?コレを足首やら膝に乗せてリハビリしろ?っていうか、プレゼントなのにひとつもトキメカ無いのだけど?とKに言うと彼女はキヤハハーと笑い、鼠色の布袋を持ち広げると猫の形になり、枕になります。おおっ!一見汚ならしく見えるがオシャレな逸品私の新居のカントリーゴシックめいた雰囲気にも合うと感心したのですが私はKに「お洒落なモノをありがとう!でコノ重たいモノを足の悪い私に持って家まで帰れと?」と悪態をつくとKは「可愛いんだからいいじゃないのよ重いくらい我慢なさい」なカンジでした。そ
して隣に座っていたNもKから自身が貰った贈り物を開けるとソコにはプロバンスな雰囲気醸すキノコの陶器がありました…。Nは「えっこの椎茸ナニ?」と怪訝そうに聞きます。するとKは「それは使ったティーパックを置いたり、ちょっとバターナイフとかスプーンなどを置けるのよ〜」と吹聴…。Nは「あら〜そう使うのね〜、お洒落で可愛ワ〜…。で、これ割れ物なんだけどコレを割れないように気をつけて持って帰れと?」とKに聞きます。で私とNは共にKからの心尽くしにしてお気持ちの分だけ重たい贈り物を私は肩凝りを覚えつつ持ち歩き、Nは重くて割れ物を恐る恐る注意しながら持って歩いたのでした。そんな私とNを尻目に「気に入って貰ってヨカッタワ〜」と満更でもない様子でご機嫌。私も家で使える猫の枕をいただいて嬉しいのですが、散々重い枕を持ち歩いて帰宅した後にはクタクタに疲れちゃって放心状態になった次第です。


2012年12月17日(月) 23:12

モリノス

「ニューモリノス装束完成」。オーダーメイドスーツ界の貴公子にしてカリスマ・テーラー久保田氏の渾身の力作が遂に完成しました…。私の病によりイガンデしまった体型をうまいことぬすんだデザイン、しかもスーツ本体は匠の技によりあえてシンプルの極みのロング丈の上着にワイドパンツ、ここに私が無茶なお願いをした2つ、ひとつは私は長いこと服を着ていると、綺麗な姿勢を保とうにも限界があり、段々と肩は前に落ち背中も前屈みになります。そしてもうひとつは「結ぶ」これはモリノス的生活がアチコチ体にガタがきてもモリノス終焉の時までこれから出逢う方々と良き御縁を結びたい(クソストーカーは別だよ)という気持ちをお洋服の中に取り入れ、スーツの背中から巨大なリボンが裾を垂らし着脱式に装着してあります。つまりシンプルな黒のロング丈スーツの背中にタップリとリボンが垂れている形なのです。一見奇抜とも思えるデザインですが、着てみるとストンとフイットし普段にも着れるし夜会やらイベントのコスチュームにも使える優れモノとなりま
した。背中に羽根みたいなリボンがついてますから、どんだけ疲れて痛んでも背中が丸くなる姿勢が悪くなるのを騙せる仕様です。着道楽も売り物吊るし製品では物足りないというか、着たいというものが無かっただけに、ジャストフィットかつコンナ服が欲しかったという夢が叶い一人悦に入っている次第です。年末年始のモリノス社交の出の衣装として大活躍すると思います。このナニかと気ぜわしい年末に、愛せる洋服が手元にあり、癒えている私でありました。この場を借りてテーラー久保田氏に感謝申し上げるしだいにございまする。背中に人と人の御縁を結ぶリボンを背負って初老だてらに邁進したいと思います。


2012年12月16日(日) 22:04

モリノス

「暮れの動物病院」。老猫Jr.黒丸が二三日前から元気が無く、咳クシャミ鼻水食欲ナシといったカンジで弱っていました。症状から見てお迎えチカシなカンジかも?と思いつつも、アニマル総合病院に行ってきました。「!?」。動物病院に入るため待ち渋滞で車が連なっています。もちろん院内の待合室も混雑…。私は受付に行き「盡田でございます猫です」と言い猫用待ち合いコーナーに腰を落としました。すると受付から「盡田様?今日はどの猫ちゃんですか?」と聞かれます。ウチは夥しい数の猫のカルテがコノ病院にあるのです。で「あっ今日はJr.黒丸です」というと顔見知りの古参の受付の人がカルテを持ってる人にナニか耳打ちをしています。そしてまた待ち合い席に座った途端に名前を呼ばれました。かなり混んでいたので何時間も待つモノだと思っていたのですが、この病院にて「盡田」という飼い主が連れてくる患畜は厄介なモノが多い、緊急を要するモノばかりとウラで申し送りされてる説浮上と思いました。私はかなり待ってる病んだ犬猫を抱える飼い
主さん達にプチ避難なオーラを感じつつも診察室に行きました。通常ですと「盡田様」の持ち込む病猫担当は、ベテラン女医H先生なのですが目の前にいるのはまだニキビ後がフレッシュな若者獣医でした。私は不覚にも眉根を寄せてしまい「あの、H先生は?」とやや無表情鬼面で言ったら診察室気まずい雰囲気になり小僧医師は「昨年退職されたんです、H先生…。あの、僕でよいでしょうか?」とオドオドと聞かれました。私は「ええ構いませんよ、よろしくお願いします。私が察するにコノ猫もう寿命っぽいので、肺とかヤラレちやっているかも知れないのですが、私の予想的には口内もフトゥーですし、咳もクシャミも臭う訳では無いし楽観すると風邪かもしれないと思っています」と理路整然と伝え、若き医師は診察。しばらくして「私も盡田様と同じ見解です、レントゲンを撮って精密検査をするか、抗生物質を処方致しますのでそれをしばらく飲まして経過観察をするかだと思うのですが、盡田様どちらに致しますか?」と聞かれたので私は「いやいや診断を下すのは飼い主の私で
はなく先生?貴方じゃないですか?」と答えると医師は「ああ、そうですよね」などと心もとない事を言います。そこへJr.黒丸がグズグズズピーと激しく鼻水を飛ばしました。私は診察室にあるコットンとウェットティッシュを勝手に使い、猫と診察台を拭き取ると医師は「慣れてますねぇ」なんて感心しちやってるので、内心「いやいやこれは貴方の仕事でしょうに」と思いつつも口には出さず宗教的な微笑みで「で?今日の治療はいかに?」と聞くと「抗生物質を処方しますので、待合室でお待ちください」と言うので私はまた眉根を寄せてしまい「エーッ!せっかく来たんだから、飲ますの抗生物質なんでしょう?だったらモチロン家でも飲ましますけど、ソノ抗生物質今注射していただけませんかね?注射の方が体に回るのも早いでしょう?」と言ったら医師は「ああ!そうですよね注射しますね、準備しますしばらくお待ちください」と私とJr.黒丸を診察室に放置し退室…。で私とJr.黒丸は診察室にてしばらく遊んじゃう事となりました。っていうかアン
タ元気じゃないか?といった様子で診察室を徘徊したり、ドアの向こうの待合室に座ってる患畜とかを鼻水垂らしつつも威嚇したりするJr.黒丸…。私は猫をほったらかしにして(院内にはペットは必ず捕まえておくように的な貼り紙があるが無視)携帯電話でメールの返事など打ってました。長い時間、診察室を私物化して過ごしていたら注射器を手にした医師登場。「ちよっと猫ちゃんを押さえていただけますか」と聞かれたのですが私は「ああソノ子なら補定しなくてもおとなしく注射はさせます」と言い、それではと医師がJr.黒丸の頭を撫でながら針を体に刺そうとした時「あっ!スイマセンその猫、顔さわると噛むかも知れませんっていうかきっと噛みます噛む癖があるんです」と忠告。で、医師は野放しな状態で猫の背中に注射を打ちますが、いくら頭を触ったら噛みますっていったって、体のどっかを支えてないと注射しにくいのでは?と思っていたら、案の定2度目の注射をプチ失敗…。猫も痛がるかと思ったら、猫と私は同時にジロッと「しくじりや
がったな」的な一瞥を医師にくれていました。で、とにかく猫がひく猫風邪でしょうという事で、診察室を出ました。Jr.黒丸は病院慣れしているのか頭が足りないのか、診察室では今まで動じた事が無いのです。で、猫も私も他のアマヤカシ飼い主と甘ったれ病気ペットを尻目に、淡白に病院を後にしたのでした。


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