2013年2月18日(月) 22:20
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モリノス
「再会」。私用で本の町に行きました。古本屋でナニかイイモノないかと物色していたら梟みたいな顔をしたジイサン店長(?)が私に「足をどうなすったんですか?まだお若いのに」と聞かれたので、私はカクカクシカジカと梟ジイサン店主に説明していたら、飴色化した書籍が並んでる棚の向こうから「ちよっとアナタ!まあツクシダさん?」と声をかけられました。私の目の前に白髪のお洒落マダムの姿アリ…「!?」。あな懐かしや!私が二十代の頃に新劇の劇団研究生だった頃に声楽の授業にて「音程にムラがある、声がゆがんでる、音符も読めない知恵遅れ!。このままでは落第」と講師の先生に叱られ、私は密かにボイストレーニングの先生を紹介していただき束の間個人レッスンを受けた事があり古本屋の店内にいたのはその時に徹底的に声をシゴイてくださったY先生でした。っていうか20年以上経過しているのにY先生は全く変わっていません。私は「お久し振りです!。なぜ私だとおわかりになったんですか?」と聞いたらさすがはプ ロ!。教えた生徒の顔は忘れても声は覚えているとカッコイー事をおっしゃいます。Y先生いわく当時の私は猫背を強引に矯正して背中真っ直ぐにしていたので、無駄に大きな声が出るのに癖があって治すのに苦労したとの事。古本屋の店内で私とY先生は声高に近況報告などしている内に二人してなんだか涙腺がゆるみ声を湿らせて再会を祝しました。Y先生いわく私の今の声はまだまだ練習すれば低い音も高い音も出るようになるそうですが、私は「だって、そんなこと言ったって声帯だって老化するんでしょう?」と言ったらY先生は「喉はきちんと手入れしておけば年寄りになってもキープできる楽器も使わないでいるとダメになるでしょう!。せっかくの声量なんだから錆びさてはイケない」と言われました。で私は「じやー近々にお稽古つけてくださいますか?」と伺ったら「ツクシダさん40超えたんでしょう?アタクシ中年の人に教えるの面倒だワ〜疲れるのよ中年は飲み込み悪いし」との事でした。精進しろと言われたのにアタシは教えたくないという、いかにも 私が師事した先生だと思った次第です。そしてせっかく久しぶりに出会ったしとY先生と本の町の昭和の喫茶店に行き長く談義した次第です。
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