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2013年2月の日記
 
2013年2月14日(木) 0:17

モリノス

「久しぶりに職質を受ける」。陶芸教室の帰り…、電動アシスト式自転車のバッテリーが不覚にも残りわずか…。自宅まで十数分自転車に乗って行かなければならないのでプチ焦り運転中にいきなり忍者のごとく暗闇から現れたK官二人に御用となりました…。「盗難防止中です、お名前は?」などと駅から離れためったに人なんか通らない閑散夜の住宅地で言われたので「ツクシダですけど」と殊勝に返事をしたのですが、なんでも自転車の防犯ナンバー(?)を調べ本人の自転車かどうか確認するのでしばらくお待ちくださいとの事…。で段取り悪く自転車についてるシールを懐中電灯で照らしドコゾに電話をかけるK官…。こっちは寒い野外で帰宅急ぎ中タチンボ状態の中、受話器でアレコレやりとりをしたK官は「ツクダ様御本人確認ができました、どうぞ」なんて言いやがった途端にモリノスいじりスイッチオン!「えっ!?。ツクダ様っ!?。じやーこれはツクダ様の自転車だと確認されたんでしょう?、私はツクシダなんですけどね〜。だったらツクシダの
私がツクダ様の自転車に乗ってしまってるって事を貴方達が確認したんでしょう?私はツクシダなんですからツクダ様の自転車を乗ってってしまうのはK警的に不味くないですか?」と理屈をゴネゴネしたらK官二人はシドロモドロの果てにフリーズ…。私はシレッと「ああっ寒い寒い、風邪引きそうだ、電動自転車のバッテリーも残りわずか、でもツクダ様の自転車なんですからこのまま帰れませんなぁ〜、私も他人の自転車に乗るのも毎日の事だし、気がひけてしまう。さっきどっかに連絡してましたよね、もう一度本人確認してくださいよ」と蓮っ葉に言うとK官達はイロイロコソコソ話し合い、また携帯電話でどっかに確認をする事になりました。で再確認した後に「ツクシダ様の自転車に間違いないようですが登録はツクダ様となっております」と言うので私は「自転車の防犯ナンバーも全然あてになりませんなぁ〜ツクダで登録してあるんですかぁ〜登録の時にはツクシダで確かに申請してますよ〜K官様はたいそうなお勉強をなすったんでございましょう?ツクシダをツクダとまさか
間違えたんじゃないでしょうねぇ〜だったら問題ですねぇ〜。あっまさか防犯ナンバーの管理をしている人は字が読めない?外国人なんですか!?」と言うとK官はシオシオとうなだれて無言。私も無表情で無言。で私は頃合いを見て「で?ツクシダはもう帰っていいんですよね?ツクダで登録してあるけど?」と言ったら「ハイッ!。どうぞ帰り道お気をつけてお手数かけました」と頭を下げたのですが底意地の悪い私は「では、私ツクシダはツクダで登録してある自転車で帰りますね」と言い、わざと自転車のライトを消してスピードを出し無灯火で運転したのですがソノ事にはまったく注意を受けなかった次第です。


2013年2月12日(火) 23:32

モリノス

「明治座」。勘三郎さんが死んでしまいましたから、劇場に腹を抱えて笑いに行くことができなくなったわいと愁いていましたら、年長の友人マダムMより「アンタまだ藤山直美さんがいるわよ」と誘われ、10年ぶりくらいに浜町は明治座に足を運びました。私からしてみたら明治座って微妙な劇場で夥しい数のマナーの悪い年寄りどもが集い筋書きなんてドーでもよく有名人が出てる芝居と東京の有名な大劇場に行った満足といった手合いが多いというイメージが強かったのですが、この度も観光バスを連ね卑しい民草が劇場にゾロゾロと入り開演前のお土産屋でボラれまくっていました。客席に着いてもそれはまあお行儀の悪いお迎え近しピープルが耳も遠いんでしょうね、大声でこれから始まる演目の事ではなく、饅頭やら煎餅をムシャムシャ食いながら雑談に興じています。っていうかお芝居が楽しみだねでは無く「えーっ3時間もあるのぉ〜帰りに買い物できるかね」なんて声も聞こえイラっとした私は客席に火を放ち焼き討ちにしたいとガチに思った程です。開演前ワクワクも感じる
間もなく幕が上がりました。大がかりな舞台装置の橋を行き交う江戸の町民という場面からスタート、ソコへボロ布着た爺さんと幼女が登場し役人に「ふさげるんじゃねぇ米一粒盗んだって盗人は盗人に変わりはねえ!ととっと番屋まで来やがれっ」「お許しくだせえ〜」幼女号泣「オジイチヤーン」役人「うるせえガキだ」と橋の上で大人げなく幼女を足蹴にする…。芝居素人が多い客席は小さい子が泣くはいじめられるはで場内騒然にしてチビの演技がいとかわいらしいで会場が湧きます!。でその次に藤山直美が登場…。「!?」彼女はひとつも面白おかしい事してないのに、お客達は大爆笑〜。これを皮切りに藤山直美の独壇場…。彼女が何をしても可笑しいので、物語は進行してるのに場内は笑いっぱなし、更に「面白い人だねぇ〜」なんて声高に客席のアチコチで私語大会になり、役者の演技そっちのけで藤山直美の挙動に笑い転げている始末でした。藤山直美、アドリブなのか計算なのか逐一客の笑いのツボを押さえてやりたい放題、それにつられて他のキャスト陣の
場面になっても客席の笑いは連鎖…。とにかく登場人物が出てくるだけで笑っちゃうというカンジでした。しかし一変して爆笑の渦から瞬間的に藤山直美マジックで涙を誘っちゃったりする訳で、お客は笑いながら感動して泣いちゃう事となり幕…。あっという間の3時間でありました。皆様、日頃の心労マックスに達したら藤山直美の舞台を観た後に劇場を出るときには笑顔である事必須であります!。藤山直美の芝居をぜひ御覧くださいませ〜。いとも簡単に「笑い」を観客に提供できる藤山直美、必見ですよ!。


2013年2月11日(月) 23:54

モリノス

「デンデラ」。姥捨てを題材にした映画「デンデラ」を観ました。70才になると村の掟により雪山に置き去りにされてしまい、大体は凍死するのですが、生き残った老婆達が軍団となって逞しく生きてく、いずれアタシ達を捨てやがった村を襲撃して皆殺しにしてやるのだ復讐だ!的な内容…。主要キヤストが大御所女優陣、脇役も年配の女優達によるガチ雪山ロケなのですが、作品の良い悪いではなく高齢者女優を吹雪き吹きすさぶ雪の山奥で映画を創るなんて物理的に命がけな映画だなとハラハラしながら画面を追いました。で、老婆達がいよいよ村を襲撃するぞとなった時に人食い熊とかに襲われちゃって、内容はスプラッターな展開になったり恐ろしい雪崩がおきて生き埋めになっちゃったりと結局コノ映画はナニがやりたいのか?脳内混乱した次第です。で…映画の合成も特殊メイクもハイテク発達した今世でありますのに、物語の重要な役割を勤める人食い熊が着ぐるみと縫いぐるみだったり、老婆達の特殊メイクがダメダメだったりでお子様向けの童話ですか?カンジでも
ありました。で村も襲撃できず人食い熊にも負けちゃって捨てられた老婆達全滅といったラストを見届けた後…。で?いったいどこで感動したり?共感したらいいのかサッパリわからなくなり、とにもかくにも冬の雪山に行くのは絶対やめようと得心せざるを得ないカンジでありました…。


2013年2月11日(月) 0:44

モリノス

「脂飲女」。私の友人に強烈なド天然のOという女がいます…。彼女の言動挙動は予想不可で毎度いろいろなシーンでK点越えな寄行いを披露してくれてはそばにいた人を唖然とさせた刹那に抱腹絶倒爆笑悶絶地獄に陥ってしまう事となります。この度はOを含めて腹心の友人達と大活気人が溢れている新大久保で集合し、久しぶりに韓国料理屋無鉄砲に繰り出しました。で塩コプチェを注文したのですが、ダイナミックなホルモンとかモツが鉄鍋で運ばれてきてカセットコンロ点火…。グツグツとコラーゲンタップリ翌日お肌ツルッツルッといったいい感じに煮えて来た時に、店長がじきじき鍋から出た余計な脂をすくってソノ脂を小鉢に捨てていた時にOは小皿を出し店長に向かって「味見させてください」なんて言っちゃって店長唖然…。ドロドロの脂汁とOの顔を交互に見て私の顔を見ては困惑した視線を向けます…。私はOに「この油は食えないんだよっ!」と声高にいうとOは「これは絶対食べれます大丈夫です」なんて御無体な事を言うので、メンバー一同やめなされと慌てて止
めては、捨てて飲めない脂を飲みたいというOの思考にドン引きした末に大爆笑となりました。その後の彼女のトンチンカン発言は白熱して巡礼の話題が出た時に「四国のお遍路って四十九日以内に44箇所お詣りするんですよね」なんてシタリ顔で言い、四国巡礼のセオリーをシッチャカメッチャカな彼女の持論を言われた時はメンバーのなんで四十九日?四国八十八箇所巡りなのになんで半分に減っちゃうの?と相変わらずのOの発想に、美味しい韓国料理を前にそれに手をつける事もできないくらい大笑いしてしばし店内私達のテーブルは長時間大笑いが止まらない事態となった次第です。


2013年2月10日(日) 0:21

モリノス

「アメイジンググレイスはド根性歌」。皆様お馴染みの癒しの楽曲「アメイジンググレイス」何世紀にも渡り歌い繋がれて今に至る魂歌な訳ですが、この楽曲の誕生にまつわる映画(イギリス映画)があったので観てみました。アフリカから奴隷として狩られた黒人を売買し利益を得ていた時代のイギリス、黒人奴隷制度を廃止すべく立ち上がった若き青年実業家の物語なのですが、感動秘話ではなく、当時の黒人奴隷貿易が国を運営していく上で必要だつたイギリスでは黒人奴隷廃止?ハアーン?ナニ言っちゃってんの?黒人奴隷がいなくちゃ紅茶に入れる砂糖が無くなってしまうだろうがっこのウツケ者がっ!。神にかぶれてイッちまった小僧の言うことなんか却下!。とあのアメイジンググレイスの美しい旋律とはかけ離れたストーリー…。どんだけ頑張って黒人奴隷制度を訴えても相手にされないわ失笑されるは馬鹿扱いされる若き政治家は心折れ心病みアヘンチンキなる水薬を服用した結果バッドトリップなダウナー状態になり挫折。どんだけ頑張っても黒人奴隷一
人も救えない己の非力が見に染み政治家引きこもり状態に!。イギリス映画って陰気なのでその描写気の毒極まりない!。もうだめたと思った時に戦争勃発!。戦争になっちまったんだから黒人奴隷制度廃止なんて言ってる場合じゃないよという事態に…。しかし砂糖キビ畑で過酷な労働を強いられている黒人奴隷から「やがて海を渡りこの境遇から救ってくださる白人がきっと助けてくださると信じてる」というメッセージを知った青年政治家は知恵を絞った挙げ句に「もう自分は奴隷制度廃止を訴えません、むしろ戦争時には戦争資金に黒人奴隷がガンガン働く事により金もたまるでしょうからどんどんアフリカから黒人を拉致したらいいでしょう」と今までの主義を覆す発言をした結果、イギリスの奴隷船にアメリカ国旗を掲げた旗をつけた状態で船をジャンジャン出しちゃった結末は、そんなインチキしちゃイカンよアメリカにバレちまったらイギリスの黒人奴隷船及びそのオーナーはお縄になっちまうので、イギリスで黒人奴隷貿易を行っていた稼業の輩が次々と黒人売買
を廃業して挙げ句に黒人奴隷廃止を訴えなくとも廃止せざるを得ない事になってしまいます。この映画を観て心身を蝕みながらも決して自分の信念を長年貫いた青年実業家の絶対諦めないという意地がスクリーンに描かれていました。ラストは実在の政治家が眠るイギリスのどっかの教会にてバグパイプを中心とした楽隊がアメイジンググレイスを奏でてエンド…。私的には今まで聞いていたアメイジンググレイスは祈りの歌、希望の詩と思っていましたが、登場人物の青年政治家の、途中挫折しても諦めないで心血を注ぐ様を見て、楽曲アメイジンググレイスって、ド根性耐えるの歌だなと思った次第です。


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