2013年8月27日(火) 0:42
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モリノス
「一時的に女子高生にモテる」。夕方から友人Sが開いている活け花教室のアトリエに行きました…。私は脚を患った直後に、生きていくうえで足がダメになったら手で気晴らしをと陶芸教室に入門し師匠から長く陶芸をするのであれば料理、活け花、茶道のどれかを陶芸と同時にたしなむと作るモノが嘘をつかなくなると言われ、料理には関心が無いし、茶道は正座だしという事で、活け花を選び紹介で某華道家のお弟子となり数年間真面目に活け花を習っていましたがモリノス的生活が激務になったとのと色々心中アレな事がアリ活け花のお教室からはフェードアウトしてしまいました。Sは私が花を習っていた時に知り合い、私とは違う流派でしたが気が合いよく談義をしています。SはOLを止めて、活け花とフラワーアレンジの教室とを開設し今に至るのですが、家賃が高い渋谷界隈によく今まで続いたもんだと感心していました。アトリエ内も光が三方向から日差しが差し込む大きなガラス窓と室内には扉形の大きな鏡があり、センターにしつらえた大理石じみた巨大テーブルを囲み、 入口あたりにはイタリア家具なんて置いちゃってお洒落小憎い空間でした。私がそこに入ると、テンションの高い今時の女子高生が花材をブンブン振り回していたり、こともあろうか花挟みで前髪を切ってたり、花を一輪手にもって変な顔で写メ撮っていたりと、シッチャカメッチャカやかましい極まりない。どうやらSの姪が夏休みの宿題がわりに体験活け花を友達を連れてやって来たとの事…。今も昔もティーンエイジは箸が転んでも笑っちゃうカンジでSがちゃんとやりなさいっ!。なんて叱ってもギヤハハー切りすぎちゃった〜花瓶に水入れたらマジ重〜いなどとぬかしやがり、ひとつも静かに活け花に取り組んでいません。コリヤーどうしょうもありませんなぁ〜とSに言うとSは、モリノスがこの子達を指南してよなどという御無体な事を言い、私は参ったなあと思いつつも、女子高生がうかれまくる水盤やら花瓶が置いてあるテーブルに向かい、教室にあった花材とガラス花器を使って自分も作品を作る事にしました。女子高生を完全無視して…。私はあまたある花材の中から赤 いバラと霞草という今時にこの組み合わせは時代遅れなモノを選んで、騒ぐ女子高生の前で速攻に投げ入れ花を完成させたした。霞草はバラを引き立てる小花ですが私は霞草を変形ドーム型に盛り主役にして、霞草の添えとして霞草の中から四方正面でバラが覗くという構成を花挟みを高速に使い短時間で作り上げたのですが、それを見てた女子高生達は「マジかっこいい」「そんなに速くできるなんてあり得なーい」とキヤアキヤアと誉められてんだかひやかされているんだかと言ったカンジでした。それから彼女達は極端に殊勝な態度になり、各々が選んだ花材と格闘し、出来不出来は別として女子高生連中の投げ入れ花は完成しました。でソノ後は彼女達の質問攻めに合います「先生イケメンですねっ」「先生は教室持ってるんですかぁ?」から「先生は彼女いるんですかぁ」「なんで活け花やってるんですかあ〜?」などと言われシドロモドロになった揚げ句に不覚にも赤面してしまった私でした。Sは「あーらモリノスモテるじやなーい?」などとひやかされて往生した次第です。テンシ ョン高過ぎの女子高生に囲まれアレコレ言われる初老の私…。喜んでいただいたのは嬉しい限りですが、やはり女子高生の女子高生ならではのアゲアゲなテンションに怖じけづいた次第です。ちなみに女子高生達自分が作った作品を写メった後に、私と一緒に写メを撮り巻くっていたのですが、夏休みの宿題提出の時にいったいどんなモノを提出するのか?興味深々でもあります。ちなみに女子高生達は「先生カー○ーに似てる〜?」と囃されました。私の活け花の師匠はまさしくカ○リーですから、なんとも言えず萎縮した次第です。
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