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2013年11月の日記
 
2013年11月20日(水) 23:48

モリノス

「過去の自分が現在の自分の心を折りにくる」。昨日の午前中に、病んだ股関節の定期検診に人工関節の専門病院に行きました。この度担当した医師から、西洋医学的観点からの現在の病状とオペの必要性、オペをしなかった場合の未来、私の病の末路をかなり具体に理路整然と説明を受けたのですが、診察が終わり会計を済ませた後に、脳内が真っ白になりブレーカーが落ち、テレビ画面が砂の嵐状態となりました。私の隙といいますか、やはり私も人間だったなと思い知ったのですが、私なりに持病を受け入れ進行し枯れて腐り行きながらも懸命に頑張ってる右足を称賛し生きてきましたが、不意打ちをくらったように告げられた医師によるオッソロシィー御託宣に動揺し、今まで封印し蓋に鉛を塗った筈のパンドラの箱が開き、発病当時のどこまでも暗い闇の底なし沼に落ちていくような恐怖が砂の嵐の脳内に映像化された挙げ句、まだ二十代で己の二度と治らぬ病に悶え苦しんだ自分が脳内画面に映り「どうあがいても結果は同じだ」と強烈に負な台詞を吐きます…。病院の入口にて立ちす
くむ私は、心がバッキリと折れ、動悸息切れ胸痛とプラス頭痛、吐き気に見舞われソノに座り込んだのですが、反射的に立ち上がりました…。っていうか、私の病気の都合上、削れた部位、骨に血液が通わなくなっている患部からすると、どんだけ具合悪くなってもイキナリしゃがんで立ち上がるというのは無理な事なんですけどソノ動作が出来ちゃったのをしちゃったのを確認体感した時、脳内にいる二十代の僻んだ自分が消えメンバーチエンジして未来の自分が現在の自分そのままに暮らしているビジョンが見えました。病んだ右足の可動に負の意識から正の意識に脳内が転換されたように思いました。で、私の性格上、ネガからポジに変化された思考には、ビッコでもヤリタイ事には貪欲に挑み、どうせオペして骨盤も骨頭も人工物に置換しちゃうなら、部分的な切り取りなんてビンボー臭い事をせず右足を根本からバッサリ切断し義足をエルメスとかブルガリ、あるいは純金で作り、人々に見せつけるというか、フリークショーに出演したらきっとピン張れるんじゃない?と変な視点になり
、ビッコから片足になってしまった場合のモリノスの需要性について考えて、色々思案していたら、ああそう言えば、医師からの闇な予言を言われたが私の日常は、私の病に取り組む信念を理解してくれて尊重してくれる人達がいるんだという事も思い出し、病院から駅までのタクシーの車中でパニックから解放された次第です。しかし、医師よ先生よ貴方の見解は間違ってないけど、言われた私はキツかったよ!。と、ひとりごちた次第です。自画自賛めくのですが、心が折れたのを瞬時に立て直しちゃう自分すごいぞ偉いぞと鼓舞しました。これってノーテンキ極まりないですかね〜?。


2013年11月19日(火) 23:51

モリノス

「セレブマダム達にタロット講座」。私はもう「おしえ」の類い各種がおっくうになり、遠ざけていたのですが、前々から頼まれていた友人アラカンエイジのセレブマダム、KとBにタロットカードのリーディングを教えて欲しいといわれていたので、この度は久しぶりにモリノスタロット講座となりました。アラカン世代の女性に教授するという事と長年の親しみからくるグダグダな仲良しこよしで講座が成立しないかも?と懸念した私は二人に「教えている最中、私にくちごたえしない事、教えている間は私が法律です、厳しくいきます」と威嚇してからのスタートとなりました。KもBもセレブにして百戦錬磨、著名だったり人様相手の生業だったりするものですから、なんと申しましょう「勘」がいいのです。早口で休みなくマシンガン授業だというのにサクサクとアラカンのくせに体得していきます。私は彼女らの飲み込みの早さに感心し、だったらとハードルを上げて教える内容も難易度を高めていきました。がセレブマダム二人は全然気にせずカードの絵を見ては「アラ〜感じのわる
い人ダワーこの絵」とか「嫌な絵ねこれは、絶対ひきたくないわー」とかメッセージ性の高いタロットに描かれた意味も知らないのに絵に込められた意図を読み取ります。アラカンの人達に教えるんだから大変だろうという私の先入観がバッキリ折れた次第です。しかし、講座が後半になった時に、やはり六十路だなと思った事がありました。今回は同じタロットを二組用意し、長いテーブルに横に二人並んでヤっていたのですが、目が遠い二人は自分が使ってるカードと相手が使ってるカードの見分けがつかなくなり、カードをシャッフルしている間に二人のカードも混ざっちゃって、一方は78枚以上のカードの束になり、またソノ一方はカードの数が少ないという珍妙な事態となり、教えている私も「なんで貴女は皇帝のカードを二枚も持ってるんですかっ!」「ちよっと待ってなんで貴女はごっそりソードのグループのカードをいつの間にか無くなっちゃったんですか?」といったカンジになり、「あら、アタクシの所に皇帝が二人いますワ、あらっソード束が二組あるんですけど
どうしてかしら?」とか「皇帝のカードが無くなっちゃったから代わりにワンドのキングで代用していいかしら?似てるもの絵が」「ソードの組が無いからアタシの場合、コインとカップとワンドだけでいいわ、だってソードの組のカードはなんだか好きじゃないわ〜」などと言われ、私からしたら「アンタ達が間違って人のカードを自分のカードに混ぜたんだろうがっ!」「なんで、相手の所に自分のカードが混ざっちゃったのか気付かなかったのか?」と鬼ダメだしをしようと思ったんですが、マダム達は間違えちゃったんだけどそれが何か?みたいなカンジで超然としていました。で、最終的にはKにはKのBにはBの独自の鑑定ができるように付け焼き刃ながら出きるようになりました。アラカンにしてタロットリーディング初体験の二人ではありましたが、充実した講座ができ一人悦に入った次第です。


2013年11月18日(月) 23:56

モリノス

「盲目の少女」。私用で都内にあるタワーマンションに行きました。最近の建物なんですからオートロックな訳です。訪れる先の部屋番号を押して私の顔をお部屋にて認証していただきドアが開く…。まあ手間がかかるのですが治安の悪い末世だから仕方ないと思いつつもマンションの入口に足を進めたら、白杖をついた中学生くらい女の子が、手探りでオートロックのボタンを操作し解錠しました。せっかくドアが開いたたので便乗して一緒に入っちゃおうかなと思ったのですが、ビジュアル的にアレな私は不審者にしか見えないし、彼女が目が見えないなら尚更、怖がるだろうなと思い、私はソノ少女がエントランス内に入ってドアが閉まってから再度、インターフォン(?)のボタンを押そうと思ったら、ソノ子はドアを開けたまま「一緒にどうぞ」と遠い視線を私に向け言います。私は「えっ、いいんですか?では遠慮無く」と言ってエントランス内に足を進めたら彼女は首をかしげ「アタシと同じですか?でも杖をつく音が違うから、足が悪いんですか?」と聞かれました。杖
の音で私の病んだ部位を言いあてられ、目が見えない分、聴覚が少女だてらに研ぎ澄まされているのだなと思いました。彼女は盲目だてらに私をエレベータまで誘導してくれ、止まる階のボタンまで押してくれ、お世話になりました。しかも私の身体を自分だって毎日が目が見えない生活を送っているのに、私の足を心配してくれるという神当たりな人物でありました。更に私がエレベーターを降りる時にもサポートをしてくれたのでした。別れ際に感謝の言葉を申し上げたのですが、白杖の少女は「いいえどうしまして、貴方は長身で髪が長いですよね〜アタシより声が上から聞こえてくるし、髪をかきわける音も聞こえた!とニコニコと言いました。初めて会った盲目の少女でしたけど、目な見えない分他の五感が冴えているのだなと思い、目あきの私からすると、目が見えているのにあまんじてた生活を振り替えるにつけ、目の不自由な彼女の愛ある対応に感服した次第であります。


2013年11月18日(月) 0:22

モリノス

「褒められる」。一週間前に突然模様替えをしたモリノス部屋なのですが、今までは玄関を入りドアを開けるといきなりセミダブル姫パイプベッドが視界に入り、基督教の病院の個室的なカンジでしたが、この度はドアを開けると木製のチャーチェアが二脚、テーブルを挟んで見え、ベッドは北エリアに移動したのですが、今夜はフォトグラファーのM氏が訪れました。M氏いわく「いかにもモリノスらしい」「ワンルームという空間にパイプベッドのフレームがアクセントになっていてアートを感じる」と言っていただきました。前のレイアウトは取っ払った広さを尊重したというか配置するにもこう置くしかない的な意識でいたのですが、部屋が狭くなっても変えるだけやってみようとした結果、お褒めいただいた次第です。M氏いわく蛍光灯を使わず出鱈目にソチコチに置いてある間接照明も、落ち着かざるを得ない気分になる効果があり良いと言った後、M氏はいきなり私の許可無く、クッション三昧のパイプベッドにゴロリと横になった途端に寝息を立てはじめました…。M氏とつもる話
もあったというのに、眠ってしまったので起こすのも可哀想と思い、放置…。私はM氏が寝ている間にキッチンスペースにある化粧前に座り、顔筋マッサージをしたり、頼まれていたスピーチの原稿を書いたりしていました…。お客が来たのにそれぞれ別な事をする…。だいたい私の友人ってコンナカンジですから慣れているのですが、話をしようと来たM氏であるのに用件は聞かずじまい、私のベッドで数時間睡眠をとったM氏は、いきなり目覚めると、また用件は別日にと帰ってしまったのでした。私的には居心地のよい部屋になったのは良いがこれから腹心の友がモリノス部屋に来る度にコンナ風にナッちゃうんだろうなと思いつつも、部屋に来た人達がゆるみ、まったりできるならソレでいいやと思った次第です。これから年末にかけ大掃除をするのですが掃除は元より更に自分も来客もリラックスできるような環境に模様替えをしたいと思っています。アート空間とも言われましたから、もう少しこだわって部屋のイメージチェンジを目論んでいるのですが、結局はお一人様仕様になる事
は間違いなく、いくら良い部屋だと言われても誰かと住まいを共有する事は無いなと思い、あくまでもお一人様をテーマに部屋を作っていきたいと思ってます。レレツ?これって孤独かもと考えては見たもののソレでいいやと思う私の思考はおかしい説浮上…。


2013年11月17日(日) 0:06

モリノス

「ヤッチまいな」。モリノスがデビユーした原宿ニユーエイジセンターにて受付スタッフをしていたN…。Nはぶっちゃけアウトロー(ヤンキーとも言う)、お縄寸止め生活を送り、数奇な運命イベントを次々と克服し、今は福祉の仕事に心血を注ぎ、女だてらに紅もささずジャージ姿で障害者の生活に混ざり奮闘している強者なのですが、この度来年春に都内に開設される福祉施設の館長に任命されたとの事…。ソノ施設は日本では初の着眼点でイロイロなハンデを持つ人々の窓口になる機関との事なのですが、臨床心理師(?)とか社会ナントカ師とか、立派な大学で心理や福祉をマスターしたスキル(?)を持つ職員を統括し運営するという、学歴的には足りていないNが束ねるには難易度が高い環境ではあるのですが、Nからおっかなびっくりと「モリノス私どうしょう?大丈夫かしら?」と相談されたのですが、私は内心、Nの潜在能力を知らずにカシラに置いた人を気の毒と思いました。Nの底力はハンパ無く、悲しくて号泣しながらも紅蓮の火の車を
運転しちゃう行動力を持っているのと、彼女がキレてパニクった時に神をもひれ伏すパワーを発揮する事は間違いないので、障害者の事実現実真実も知らず頭でっかちにお勉強ばかりして理屈やら理論を口ばかりな連中はNの事を「卑しい民草のくせに」とナメくさっている事間違いないし、便利屋として代表の座に置き、なんかの責任はNに取らせてしまうという魂胆が見えかくれしてたので、ソノ施設が開設された直後からNはお役所仕事おっとり刀連中から必ず四面楚歌になる事が間違い無しと思うのですが反面、Nの超人的なコミニケーション能力と彼女を指示する人々の社会的な立場を知ってる私的には、Nならできるっていうよりヤルだろうなと確信しています。日本の福祉における状況は自身も障害者だけに体感してるのはダメダメで、結局は「カタワだから仕方ない」「メンヘラなんだから仕方ない」で処理されちゃうって事で、それに屈するしかないと諦観の境地でいましたが、Nなら改善とまではいかずとも、詭弁な福祉業界に鋭利な刃物で斬り込みを入れるだろうなと楽しみ
にしています。さてジャージを脱ぎスーツ姿に鎧ったNが来年春から、どうカマすか今からワクワクとしている次第です。


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モリノスの部屋