2014年10月11日(土) 22:39
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モリノス
「華道ガールズ」。秋の色種深くなりゆく今日この頃、とある女子高生華道部の部長、副部長、会計係り(?)、新入生が落合の事務所に来ました。文化祭に向けて教室を二つ押さえての個人作品、グループ作品を展示し、文化祭開催期間中に、パフォーマンスとして公開活け花をするとの事でした。部活の華道部って真剣に華道に精進し、高校在学中に師範免状と雅号を賜る熱血華道女子か、文化部ヤッつけで所属だけしてて普段はまったく顔も出さない協力もしない不良娘のどっちかと私は思っていて、案の定この度の学校も部員数は沢山いるのに「ヤル気がある子達」と「文化祭なので渋々」という二派に別れている様です。華道部って書道部と同じ様に文化祭の出し物としてはどうもパッとしないカンジですし、華道は基本、異質素材を使わない限り生花を使いますから、あらかじめ作品を作っておく事もできず、文化祭前日とか当日早朝にヤル気のある子達が一斉に活け込む、花材も高いですし、地味だけではなく、せっかく頑張ったのに文化祭ではあまり流行らない日の目を 見ないと思いますがこの度、私ごときにアドバイスを求めにくる学生達は日の目が当たらないのに華道に青春をかけてるっぽい情熱が、微笑ましく思えます。今日のモリノス華道指南は彼女達がデジカメで撮影した作品の画像とか、ショパッパイ極まりないけどスケッチブックに描かれた構想を見て意見をいうという係りでした。いや、今の段階で写真やラフスケッチを見てもなにがなんだか私にはわかりませんので口も重たく、結局「コリヤー行き当たりばったりだよ」と言うしかなく、せっかくナンチャって華道のたしなみがある私にアドバイスを貰おうと来た女子高生はガッカリといった様子でした。更に私が彼女らの心を折ったのは、練習もできず人前で限りのある時間で大きな花器に花材を投げ入れてもグダグタになるだけだよとも言いました。が、せっかく来たんだし何か苦肉の策をと思案し、二つの教室の会場が使えるなら、テーマ性を持たして個人とグループで分けるのでは無く「静」と「動」に分け、アリモノの花器の形で雰囲気を「静」の部屋にはそれらしいスッとしたモノと 淡い色の花材で統一。「動」の部屋にはエキセントリクな花器に色みの強い花を使ったら?といい…。この意見は彼女達はさすが大人だと関心していたっぽいのですが、じやー公開活け花は?と聞かれると。「ヤーッ!」とか「ソリヤー!」「ハイッ!」と揃いのTシャツで勢いで花を投げ入れるとか?活け込みパフォーマンスの時にBGMを流して音楽に会わせてお花を活けたら?と提案じみた事をしたら部長及びメンバーは「うち達はダンス部じゃないからそんな事できない」と、うなだれ反対されました。で私は投げやりに「じやーさー神社の巫女のコスプレをして皆で活けたらインパクトあるんじゃない?」と言ったら、なんだか神社の巫女という言葉に反応した女学生は「キヤー神社の巫女やりたい!」とアゲになりました。今日の話し合いの結果は、ヤル気の無い部員の作品を一つの教室に集め、マジでガチにヤル気満々の子達による作品はもう一つの教室で展示、これで「静」と「動」、パフォーマンスは予算の都合もあるが巫女っぽい格好で行うとい う方向で来たメンバー意見一致となりました。果たしてそれでいいのか?もっと大人として「皆の力を結集し、ヤル気のない子にも呼び掛けて誘いなさい」とか言えば良かったかも?とプチ後悔した次第です。まあ、高校生の文化祭ですから出来映えがどうのではなく「大変だったけど頑張ったよね〜」な分かち合い感レベルでいいのかも?そして彼女達が成長した時に文化祭の時の苦楽を語り合えたらそれでよしでしょうと思いました。甘い?。
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