2014年10月1日(水) 22:54
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モリノス
「羨ましい空間」。帰宅時、地元エリアから少し離れたメトロの駅で下車し、昭和の香りと町として終わっちゃってる感を醸しつつも若手が経営する立呑屋とかカフェ、風俗店やキャバクラ、宗教団体のお堂、区が運営する家庭ドラブル相談所などがバランス悪く張り店している地帯に立ち寄りました。こんなシッチャカメッチャカな地域ですが、メトロ、私鉄、バスロータリーから徒歩数秒という好立地条件です。ソノ中に深夜まで営業している、私からしたら由々しいペット屋みたいな所を発見…。ソコに近づいてみると「!?」。ペット屋では無いっ!飾り窓には二匹の仔猫が、キャハハーとゲージというより店内の3分の1を絞めている空間ではしゃいでいます。ソノ仔猫は白地にプリントミスな鉢割れの黒に変な所に縞模様が入っている駄猫、で到底金の取れるモノではなく、なんでこんな不細工な仔猫達を路面からよく見える所に放っているのか?ますます興味を覚えた私はウィンドーに更に近づいて見るとソコはなんと美容室でした…。お客は店奥のせせこまし い鏡前で美容師に髪をいじってもらっています…。店入口にはシャンプーやらヘア剤の商品が並んでいるのではなく、猫の写真が沢山貼ってありました。猫カフェならぬ猫ヘアサロンと思いきゃそうでもなく、なんとソノ店は、捨て猫しかも生まれたてを保護し、人手に出しても間違いない多きさまで育て、その仔猫を外から見やすい位置で飼育し、里親を探すという活動をしている様でした。また入口付近の猫の写真は、受け入れ先の決まった猫のその後の状況についてを報告しているカンジです。美容室の敷地をほぼ猫仕様に占拠し、仔猫の里親を呼び掛ける的な店でした。これじやー美容室として商売も成り立たないと他人事ながら心配したのですが、中の様子を見ると狭い鏡前での美容師もお客も楽しげにしていました。店内も清潔ですし、幸薄い猫からしてみたら極楽空間と思われます…。私は店の扉を開けて、コノお店のシステム(?)とかコンセプト(?)を聞こうとしましたが止めました。何故なら、入店した途端に、今里親募集中の不細工仔猫二匹を速攻引 き取ってしまうに違うからです。しかしながら猫が快適に過ごせ、美容室を利用する客は不自由だろうという様子でしたが、恐らくここの店主は自分自身が主張したい事と仕事を両立している訳で、猥雑な夜の町の中で営業している美容室&仔猫里親あっせん空間を羨ましく思いました。
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