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2015年9月の日記
 
2015年9月10日(木) 22:10

モリノス

「駅地下にて」。大雨渦中の夕暮れ、物憂げに黄昏て駅の地下通路を歩いていたら「モリノスさん!」と声をかけられました。スッピンで隙がありすぎだった私は、ハッとしてから宗教的なモリノス職業スマイイルで口角をあげ、声のする方を見たら、なんともセンスの良い小柄な女性の姿アリ…。ソノ女性は私がモリノスとしてデビユーした、今は無きスピヲタの集いし伏魔殿、原宿ニユーエイジセンターを御利用いただいたお客様でした。失礼ながら御名前は忘れてしまったのですが、ソノ湿気て人いきれな地下街にまるで掃き溜めに鶴の様な女性と立ち話をしている内に私の脳内アルバムがパラパラとめくれ、当時まだあどけなさを醸す若い女の子の映像をとらえました。私は「あらっ!貴女、色白でまあるいオデコにうっすらピンクの頬、オーガニック系な洋服を御召しだったよね?たしか女性のわりに、上手いとはいえない癖のある筆跡だった」と言ったら掃き溜めに鶴女性は「はい!それは私です、その節はどうもありがとうございました、モリノスさんの本買いました
よ」と言います。それにしても約20年ぶりの駅地下再開、彼女の大人の魅力を兼ね備えた水際だったあえかな様子に「まあ!貴女も良い年の重ね方をなさっていること」とタメ息をつきました。で再会スペシャルにつき立ち話もなんだからと最寄りの昭和の喫茶店でしばらく歓談する事となり、お互いの近況とか、原宿ニユーエイジセンターの今だから言える、占い館バックステージドロドロ人間関係をバラしたりと楽しい一時であり、私は彼女に「まあ、本当に大人の女性になった事!」と会話中に何度も言ったら「なんだか、担任の先生と久しぶりに会った生徒みたいですね」と言われました。昔のお客様が私を忘れないでいてくださる事は本当にありがたい事と、この忌まわしい末世を立派に生き抜き笑顔でお喋りする彼女との一時、なんとも感慨深いモノがありました。


2015年9月9日(水) 22:10

モリノス

「大家さんの謎解き」。近い将来に、病んだ股関節、割れた骨盤、血の通っていない右大腿骨をオペする(三つ巴人工物に入れ換え)イメージを持っている私であるのですが、オペを選択した途端に今までの活動を休止しますので今のうちから、モリノス的生活に密に関わっている方々に報告しようと思っていまして、この度は落合の事務所のオーナー夫人であるマダムTに話をしました。Tさんはまず私がお世話になる予定の病院の名前を告げると、顔を覆い首を振り、事務所の椅子にヘタッと座り「あっ、アナタ、ツクチャン、盡田さん!。私は長くこの辺りに住んでいるんだけどね、その病院の評判は悪くてね、その病院に行ったら死ぬと言われているのよっ!やめた方がいいわよ」と心配してくれます。私は「その様ですね、私も色々と調べてみましたが、必ず死ぬと噂されている一方、数年前にその病院の体制が変わりそれ以来、信頼を回復し死ぬほど患者様が訪れるとも言われているそうなんです」と言ったらTさんは「いずれにしても死というものを連想するの
は嫌ね」と納得のいかない様子…。私は次に、その病院の術前検査及び術式、退院後の生活など医師からの見解を話した所、Tさんは「ツクチャン、盡田さんだからその病院にしたのね?貴方の住まいからも近いし、上落合からも近いわよね、ツクチャン貴方、それでソノ病院で手術する事を決めたのね」と言うとTさんはしばし考えた後に「貴方の事だから、手術が終った入院中とか、退院したらすぐに落合での仕事をするつもりでしょう?、それなら、術後はきっとすぐに落合に来るのでしょうから、私も年寄りになったけど、入院中とか退院後のリハビリ期間に落合に来るなら、大家の私としては些末な事だけど、事務所の用意とか片付けとかリハビリで疲れた後は寝泊まりできる様に準備しておくわ」との事でした。私はこの度の病院をと思ったいきさつと、大家さんがおっしゃった事とドンピシャでしたので、大家さんの無条件の行いと、長年のお付き合いで私の事を知ってるからのお話と思い。お年寄りエイジのTさんからの私の真意を柔軟に汲み取っていただき感謝しました。


2015年9月8日(火) 23:00

モリノス

「アル中ワンダーランド・ハルモヤさん」。最近私のツボに入ってる漫画なのですが、女流漫画家・まんしゅうきつこ…。そのペンネームもアレだてらに、作品の内容も激ネガティブポジティブ自虐満載にして読後に陰湿に癒える…。的なカンジなのですが作者本人の体験したイタイハナシを身体ハッてペンの力で漫画という手段でさらけ出してる感が小気味よく、アル中で心折れて眉根をしかめる三昧な体験を独自のタッチで、笑いで落としこむ、ショッパクイケてない女子を主人公に「貴方達もこんな思いしたことありませんかね」みたいに自ずとアルアルとうなずいてしまった末に、まあ明日からもがんばっていきましょうやな気持ちになれる作品です。モリノス的生活では上品下品をモリノスというキャラ作りで心がけてきましたが、まんしゅうきつこ作品も上品臭と下品臭が等バランスで、昨今のコレ系アレ系キチガイ系な読み物の中では色んな意味で特化してキレて面白おかしく電車内で事務所で自宅で寝る前に読んでウヒヤヒヤーと笑っている次第です。


2015年9月7日(月) 21:51

モリノス

「熱海殺人事件」。日本の演劇史上大いなる影響を与えた演出家・故つかこうへい氏の代表作である舞台「熱海殺人」が今年の年末に再演されるそうで、マネージヤールブタンKがここ最近滅入ってる私のためにチケットを手配してくれました。新宿紀伊国屋ホール、出演・風間杜夫、平田満他…。つかこうへい氏が育て上げたベテラン過ぎる個性派俳優!、伝説のキャストによる上演…。パンフレットを見た私は長いタメ息をつきました…。つかこうへい氏のお芝居は、緞帳が切って落とされた途端に、ありえない集中力とキチガイになる寸前のテンションで始まり終わります。ストーリーも沢山の罠が張ってあり目が放せないし、シュールスギでキャストが休む間もなく汗をかき目も血走り、大音声で台詞をハイスパートそしてハイスパート、シリアスな場面が展開されたと思ったら急に大爆笑、更に観客から大爆笑を頂戴した途端に次は客席全体を号泣の渦でまき込むといった具合で、私が若い時見た時にはには感動し涙していましたが、私も中年期にさしかかった頃、その後再演された
舞台を観た時には舞台上で激テンションでやりとりする俳優陣の演技を見るにつけ、逐一疲れちゃって、終幕後には心身ヘトヘトになり、ああ、熱海殺人事件を見るのも往生してしまい、もう熱海殺人事件が再演されても見ないようにしょうと思っていましだが、この度のキヤステイングを見て、久しぶりに見に行く予定です。今から、芝居が終わるまで正気で客席に座っていられるか心配な私でありました。


2015年9月6日(日) 22:28

モリノス

「ラソドナル、その後、幼稚園児の言い分」。先日、モリノス甥1号の次男S(来年小学校入学を控える)が、メモ書きに今自分が欲しいモノとして黒くて四角い絵を描き、その下に幼稚園児が頑張って書いたカタカナ「ランドセル」と書いたつもりが「ラソドナル」となってしまっていて、大叔父である私は意地悪を言い「オジさんが貴方にラソドナルを買ってあげましょう」と言ったらSは「ちがうっ!ランドセルだっ!」と頬を膨らませて言ったものです。で、本日はランドセルを買いに行ったのですが、Sより「モリノスおじさんは一緒に行ってはダメだっ!」とかたくなにSの母親に言い、結局は甥1号嫁とモリノス母がショッピングセンターまで行く事となりました…。その帰りの事、ピッカピカのランドセルを背負ったSが鼻高々私の所に来て自慢気な様子…。私は「あら〜良かったじゃない?ランドセル!」と言ったのですがSは切り口上で「モリノスおじさんっ!ランドセル売り場のすみからすみまで探したけどラソドナルなんて
カバンは無かったんだからねっ!」と鼻を膨らませていいます。甥嫁いわくSは、私とランドセルを見に行くとラソドナルを買わされると幼稚園児脳でガチに思っていた様です。で私は「S君?ランドセルを今しょってるけど、来年の4月までは使わないのだから大切にしまっておかないといけないよ、買った時の箱は?箱に入れておかないとね〜」と言ったら、なんでもSは売り場でランドセルを選んでから会計を済ませた後、売り場からしょって帰ると言って譲らず、ショッピングセンターから家まで意気揚々とカラッポのランドセルを嬉しそうに背中に乗せて歩いてきたそうです。私はSに「え〜箱は無いんだ?なら来年の4月まで汚れないように大事にしまっておかないとね」と言ったらSはいきなりランドセルをそれはいとおしそうにまるで犬猫を愛でる様にヨシヨシと撫でたのでした。更にSの思考的には箱は売り場に置いてきてしまったのに紙袋に入れて、来年の4月までは誰にもランドセルを見せないんですってさ。本当にランドセルが欲しくて憧れていたのでしょうね。さて
さて、来年の4月、桜の花びら舞い乱れる中、ワクワクと小学校の門を通るSの姿はいかばかりなものか?と想像すると、白湯を飲んだような気持ちになり鼻の奥がツンとした私でありました。アハハ〜!。ここ数日の来年オペをする予定と大腿骨が炭みたくなってるのを見て狂乱し、キチガイ日記を数日書きなぐった私ですが、微笑ましい話題も載せらるというのは幸せな事です。


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モリノスの部屋