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2015年12月の日記
 
2015年12月1日(火) 0:32

モリノス

「幸福の景色」。私が昔お世話になった下関の女傑TさんとIさんが状況され、約10年ぶりに再会となりました。東京見物ならお任せアレと午前中よりモリノスセレクトな都内のとっときスポットに御案内させていただきました。青山の骨董通りを歩いていたら店内全体が白く棚も白い真っ白々な空間に白磁器の陶器が飾られていました。窓越しから、奇抜なデザインの花器やら食器、オブジェがが見えます…。こういったアート寄りなモノは置物としては良いが使うのには不自由だなと思いつつも白磁器スキな私はTさんとIさんを誘い、店内に入りました。白い内装に白い商かだとか列なのですが、なんとも詫び錆び幽玄な空気が支配していて、なんだか心の擦り傷が回復していく様なカンジでした。お品は数万円〜数千万というモノが一緒に置いてあり、なんなんだコノ店は?作り手は誰なんだ?とちょいワル加味ダンディーオーナーに聞くと、台湾の白磁器陶芸家による作品で、お国では存命する人間国宝、バチカン美術館、ルーブル美術館にもお作品が展示され、コレク
ターにはチャールズ皇太子やレデイガガも名を連ねているとの事…。マジ?なんか胡散臭いなと思い色々と見て回ると私の目に飛び込んできたのは「幸福の景色」と題されたデコラティブなティーポットと二つの茶杯でした。手にしてみると、斬新なフオルムながら使い勝手がよく、これだった飾り物ではなく日常において茶器として使えるなと思い即買いしようとしたのですが、ヴィトンのバックが買える価格帯でしたので大人買い断念…。しかしオーナーは「お客様にでしたら少々お値引きさせていただきます」的な殺し文句を言われたのですが、やはり贅沢品だなと思い、躊躇しまくり…。物憂げに「このティーポットに鉄観音茶など入れて飲んだらさぞ美味しいだろうと」物思いに耽っていたら、オーナーの采配により作家のティーカップと菓子の乗った小皿が運ばれてきました。で私は「欲しいのは山々ですが、値引きいただいても手が届きません」とシオシオと言ったら白磁器と同じ色の人工的な白い歯を見せ「お値段、交渉しだいですが、2割引で提供させて頂けます」なーんて殺し
文句を言われたのでしが、とりあえずは商品ナンバーをひかえていただき、買うぞ魂がを鎮めました。ではとソノ店を出ようとした時、Iさんが「それをくださいなと」言います。見ると「富貴」と名付けられた花器を指さします。私は透かさずオーナーに「あの?先程2割引いてくださると言いましたね?、私が買うのではないがこちらのマダムだったとしてもマケテくださいな!後、タックスもフリーで!。すいませーんありがとうごさいますゥ〜」と、いやしくも高名な作家らしい人の手によるアートを値下げさせた私でした。


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モリノスの部屋