| 戻る |過去の日記|
2016年2月の日記
 
2016年2月24日(水) 22:34

モリノス

「喫茶店」。自宅から松葉杖通院にも大分慣れてきました。病院のあるJRの駅近くは今や懐かしい昭和の面影と平成の今世がカオスに調和している栄えた街なのですが、この商店街の入口に着いた時に、休みナシで一気に歩いて電車を乗り継いだせいか?深いタメ息の後に立ち眩んだ様に気分が悪くなってしまい、最寄りの喫茶店に一息つきに行くのですがコノお店、地元住人のお年寄り達とすぐ近くにある私が通う病院の患者様御用達みたいで、いつも混んでいます。松葉杖の先で喫茶店のドアを開けて中に入ると、すぐに店員さんがかけより「いますぐ、お席作ります、少々お待ちを」と言い、すぐに満席だというのに手褄のごとくテーブルを用意してくれます。で軽食とコーヒーを注文するのですが私がメニユーを見ているそばから「いつものランチですね?コーヒーも御一緒にお持ちしますね」とコノお店の常連では無い私の頼む物も覚えている様で…。更に何故かいつも松葉杖が他のテーブルに座る方のお邪魔にならない場所に座らせてくれます。若い店員さんが一名、年配の女性
店員さんが二名、初老のマスターが一名で盆廻しをしている様なのですが、どの人も「いつも御利用ありがとうございます」と気さくに挨拶をしてくれます。私は目立ちますし、モリノス何様は目立ってこそモリノス何様なんですけど、それにしても行き届いたスタッフの配慮に、気分の悪さも忘れ快適にコーヒーが飲めます。リハビリの時間まで店内で時間を潰すのですが、まるで私が会計をするのを知ってるかの様に、席を立つのも手伝ってくれ、支払いを済ますとドアを開けて外まで見送ってくれ「だいぶ良くなっているみたいですね!良かったです!またどうぞ来てくださいませ、お待ちしていますから!」と元気よく送り出してくれます。喫茶店だのにラグジュアリーホテルの様なサービスを受けて、気持ちが楽になり病院に足を進めました。この喫茶店が繁盛する理由がわかる気がしました。


2016年2月23日(火) 22:26

モリノス

「祈る場所」。私がオペのために、この度お世話になった病院は駅から近い商店街の中に四方に根を張ったように本院から別院と広がっています。その端の方に立派な鳥居があり、いかほどに大きくも無いが御作法通りの御神木に囲まれた神社があります。賑やかな商店街の中に静謐といった様な「気」がめぐり、私はリハビリの前やら終わった後に訪れては快方に進んではいるものの思う様にならぬ己の身体にパニクリ乱心した状態を落ち着かせるべく境内のベンチで一人物憂げにしているのですが、今日は予約の時間よりも早く病院のある街に到着したので、松葉杖で鳥居をくぐり本殿に御詣りを致したのですが、この神社、病院が近いせいか?察するに患者様とか看病の方と思われる人々が次々と訪れては手を合わせているのをお見受けします。病を背負われている、また近親の者が病に倒れる方々の心中はいかばかりか?などと思っていた所、膝の曲がってしまっているお年寄りが厚着をして腰を折るようにしてまるで這うように境内の地面のソチコチを触っているのが見えました。「石を!
枝を!濡れた落ち葉を拾って、御詣りに来る方々のお足元が悪くならない様に片付けている!?神社スタッフか?」と思いきゃその両膝が外輪になってしまっているお年寄りは、広い集めたモノを持参したビニール袋に詰めて神社を後に商店街の雑踏の中に消えて行きました。私も気弱になっているからでしょうか…?、ソノお年寄りの後ろ姿を目で追うと、白湯を飲んだような、ほの温かい気持ちになったのでした。


2016年2月22日(月) 21:05

モリノス

「ビフォーアフター」。本日は自宅から病院、病院から自宅まで松葉杖独り歩きを試みてみました。案の定、自宅から地元私鉄駅までの松葉杖闊歩は思いの外大変で、駅に着いたら着いたで松葉杖により両手がふさがってますから改札を通るにも思案する始末。電車に乗り、座席に腰をかけたら「アラッ?」思えばオペ前は駅に着くまでに脚が突っ張り、トレンデレンブルグ躄歩行になり電車の座席に座る時には自身で脚を持ち抜き、パキッと股関節をプチ亜脱臼めいた事をして池袋に着く頃にはキンキンと脳を貫く痛みがありましたが、松葉杖、患部まだ腫れ、傷口疼きフニャフニャと術痕生々しいのに、ひとつも痛みません。まあ!オペをすると今までの痛みは消失するのか!これはこれであな嬉し!。しかし、電車の乗り換えでは苦心しまくり病院のある駅に着いた頃には、患部が固くひきつり気分が悪くなって顔から血の気が失せるのを感じた時には、リハビリ前に具合が悪くなってどうするのじやっ!はるばるやって来たのに勿体ない!と思い、駅のベンチで座
って一息ついたのですが、オペ前にはベンチに座るのもオッカナビックリだったのにこれまたストンと軽く座れました。松葉杖ロングウォークにて、術前術後の体のビフォーアフターを身を持って体感しました。当座の目標は松葉杖をまるで手足の様に自在に操れる様になりそして、オペ後の右足をフルに使えるように工夫する事なのですが、戒め好きドM、無理好きすぎな私的にはちょうど良い課題と思っています。


2016年2月21日(日) 23:07

モリノス

「松葉杖歩行練習の恐怖、道は平たくは無い」。近日中には松葉杖で駅まで歩き電車に乗らなくてはならないので、本日昼下がり小春日和チックな地元の遊歩道をしみじみと両手松葉杖歩行練習を試みたのですが、石砂利が埋め込んである遊歩道の地面が思いの外フラットではなくて歩き辛く、松葉杖の先がつかえてしまい、なんだよ歩けねぇじゃねえかっ!と激ヒステリー状態…。で前を向いて歩くと危険なので下を向いて道の様子を逐一確認しながら恐る恐る歩くというみっともない事態に…。しかし根気よく粛々と歩いたのですが、オペ前には数秒で歩けたのに何分もかかる牛歩となりましたが、イチニイチニと拍子をとり、時には松葉杖で躓きオットットとなりながら歩行を進めていたのですが、知らぬ間に遠くまで歩いてしまい、腫れた患部がギユーッと固くなり、あら?もう歩けなくなってしまったのだから帰ろうと思ったのですが、脚が使い物にならなくなっていてガーン!。ああっお家に帰れないっ!と焦りマックス…。で、途方に暮れるとはこのことだわいと思い
つつ、行きはヨイヨイ帰りは本当に怖いといったカンジで、ゆっくりにも程がある速度で歩き帰宅し、ソノまま姫ベッドに倒れ込んだのでした。歩行練習裏目に出た説浮上…。そして相変わらず自虐な私であったのでした。モリノス加減知らずでスイマセンな松葉杖歩行練習でした。トホホ。


2016年2月20日(土) 23:43

モリノス

「片足立ち」。本日もリハビリに病院に向かいました。毎朝目覚めると薄紙一枚ずつ剥がれる様な快復を体感しているのですが、やはり思う通りには脚を使えず往生しています。しかし本日のリハビリでは股関節の可動域とか開脚の幅も広がり、痛みと恐怖加味の施術、しかしPTの先生における、私の将来を考えた上での容赦ないストレッチはありがたい限り…。でリハビリの仕上げに両側にバーのある歩行訓練エリアで松葉杖を手放し、バーを頼りに恐る恐る幾度か往復した後に、なんと先生がオペをした右足だけで立ってご覧なさいとおっしゃいます…。いや無理でしょうと思いつつも、ビクビクしながらソノ姿勢をとってはみるものの、できない…。が、何度かの試みで両手をバーから離した状態で患側1本足立ちがつかの間できる様になりました。リハビリが済み、しばらくすると、いつもの事なのですが、患部に熱感が走りそしてカッカと身体が熱くなり発熱…。のぼせた頭で病院を出ると気分が悪くなって血の気が失せるという事態になるのですが、この状態にも馴れてきて、冷や汗
松葉杖歩行でショボショボ降る雨の中、近くの神社まで行き境内の濡れたベンチに座り放心…。気分が落ち着くのと患部の熱感が治まるのを待ってから、近所の幼馴染みにして私の弟分にあたるKが車で迎えに来てくれたので、帰宅…。そして自室に戻り姫ベッドに横たわり電池切れといったカンジになりました。幹部の腫れが完全に引くまではこんなカンジの毎日が続くと思われますが、それがこの数ヵ月の日常だと分別くさく得心している次第です。


<--- back next --->

モリノスの部屋