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2016年4月の日記
 
2016年4月15日(金) 22:21

モリノス

「一夜明けて」。昨晩帰宅し、化粧前で物憂げにしていたら椅子ごと一瞬、ズン!と住んでるマンションごと沈んだ様な感じがし音も「ドッ」と鳴りました…。野外で事故か?地震か?と思いつつももその後何事もなく、その後モリノス部屋の姫ベッドに横たわり怨敵iPhoneなんかを弄っていてライン電話機能(?)を試すべく先日スマホデビユーした友人に電話してみた所、熊本で大地震があったとの事…。先程のズン!はソノ余波か?と思い、この日記をガラケーでポチポチ打ち込み就寝。今朝目覚めてニュースを見るとテレビの画面は想像を絶する光景が映し出されていました。私の近い親戚達は熊本市内やら震源地付近そして天草に住んでいるのですが、電話も通じず…。そこでラインで繋がっている従兄弟に安否のメッセージを送ったら、早めにレスがあり無事との事…。安堵しつつも不安な気持ちで落合に出勤…。普段は聞かないラジオをつけて地震のニュースを聞いていました。思い起こせば3・11からのしばらくの間、独り落合でラジオを聞
いては、その悲しい内容に己の何もお役に立てない無力さに涙した事が思い出され、またいつ、数分後にも何が起きてもおかしくない今世を考えると、滅入るばかりなのですが、いたずらに気落ちしているのも無駄極まりないので、いつもと同じテンションで最初のお客様をお迎えしたのでした。災害時の対応等の理想論はいくらでも口では言えますが実行できないので、これから物理的に復興に向けて私でも出来ることを形にして行こうと思った次第です。


2016年4月14日(木) 21:36

モリノス

「究極」。さる御方からヤン・リーピンの「シャングリラ」のチケットをプレゼントしていただき術後の体調で3時間弱、劇場の客席に座っていられるか不安だったのですが、ヤン・リーピンの代名詞である舞「孔雀」を踊るのが最後という事で観に行きました。ヤン・リーピン御年58歳くらいらしいのですが、ありえないボデイライン!。しかも鍛えてます、ダイェットしてますな作った身体ではない様に見受けられるのがヤン・リーピンの凄さ…。これまで私は2回この作品を観ているのですが、孔雀の精霊を演じる彼女が舞台に登場すると、人間なのに孔雀にしか見えない、近寄りがたい神性を醸し、孔雀の精霊がまるで憑依した様な姿を見ては客席にて背筋が凍ったり、目の前で展開される人を越えてしまったかの様な舞に恐れおののき感動し滝涙を流していたのですが、この度の孔雀は、ヤン・リーピンは孔雀のメイクをしていないばかりか、振り付けという戒めから解き放たれ、悠々と滔々と長年身に付いた孔雀の所作に体を委ねて孔雀の舞を踊ることの悦び、御自身
が完成させた踊りを慈しんでいる様に思いました。「シャングリラ」の劇中には「太陽も休めばいい、月も休めばいい、だけど女は働き続ける」という場面があります。ヤン・リーピン最後の孔雀は、女の忍耐、強さ、包容、母性、寛容…という物を孔雀の所作に込められていた様な気がします。終演後私は心中で「地球上には強い男が一人いれば後は女だけでいいのでは?、当たり前だけど女がいないと地球は続かないよな」と思った次第です。


2016年4月13日(水) 23:41

モリノス

「五十路のスマホ事情」。地元の旧友に御不幸があったので、お通夜に伺いました。喪服姿の年を重ねたおさ馴染み達との会話は「親を見送る歳になった」「ここ数年、白いネクタイをしめた様な席には呼ばれなくなった」と初老定番のヤリトリ…。で、久しぶりに会った親しい者同士が斎場を後にし居酒屋へ…。不謹慎ながら通夜の後だのにアハハーオホホーと爆裂トーク。そして皆がスマホを持っているので、ラインとかの接続のやりとりをしたのですが、これがヤングなエイジのピーポーなら数分で済む操作が、五十路な輩は老眼でスマホ画面が見れない、顔から遠く離してスマホを見る、ラインのふるふる機能ID検索ができないかつQRコードの読み取りもうまくできないという事態になりました。長い時間をかけてやっと各々とのラインその他の機能の連絡先交換が終わった時にこれが五十路とスマホ都合と痛感した次第です。


2016年4月12日(火) 23:39

モリノス

「マジでそんなことしたら?」。私のリハビリ生活はまだまだ続く…。先日PTの先生に舞台衣裳を着たが歩けなかったとお伝えしたのですが、リハビリの成果が出てきている今日、私を担当して下さっている二人のPT先生がリハビリの後の私の歩行を入念にチェックした後に「近いウチに盡田さんがおっしゃってた衣装を、お持ちになってこちらで着て歩いて見たら?その姿を見てみたいです」とおっしゃいます。私は「ええっ!そんなことをしたら闘病されている他の患者様の御迷惑にっ!っていうか、ドン引きされるか具合が悪くなるかもしれません、私の本衣装は凄いんです、リハビリ科の室内がおかしな事になりかねません」と言ったのですがPTの先生方は「べつに構いません盡田さんに衣装を着て歩けるようになっていただきたいのです」との事…。なんという神当たりな!ありがたいと患者のリハビリ後の生活を考慮してくださっている事に感謝しました。が、実際にリハビリ室で私が満艦飾のこしらえをして歩く練習をしている姿を想像して、マジ
大丈夫か?病院出禁になるのでは?と心配している一方、病院で舞台衣裳を着るというのもモリノス的生活としてはアリかもとも思っている次第です。


2016年4月11日(月) 22:41

モリノス

「レジに座る」。私がリハビリに通っている病院のある街は今と昔が混ざった昭和と平成コラボな雰囲気でコジャレた店もあれば鍋釜菷ちり紙が並べてある金物屋なんかもあるそれは面白い地域なのですが、何軒か古本屋があります。リハビリの予約より早くこの街に到着したので杖をついてソノ古本屋に入り、今や絶版になった様な書籍をヒヤカして見ていたら、レジ(?)に座っていた白髪頭の年配の女性から声をかけられました「お客さん、すいませんけどねぇ、ちよっとここ見ててくださる?、ちょっとトイレに行きたくなってしまったのよ、ここに座っててもらったらそれでいいから、すぐに戻りますのでね」と言われました。私は「はいはいいいですよ」なんて気軽に答えちゃって、古いレジスターの置いてあるこれまた古い木の机に手編みじみたクッションの椅子に腰かける事になりました…。安請け合いしたけどお客さんが来たらどうしょう?更に古本屋のババアが中々戻ってこなかったらリハビリに遅れてしまうと焦りました…。しかし、本が好きな私的には古本屋の
主になった様な気がして満更でも無い気分でレジに座っていました。約10分後にババアが戻り「あらあらごめんなさいねぇ〜お待たせしちゃったかしらぁ?、あのこれね苺なんだけと、召し上がって」なんて言います。私は苺なんか食べたくなかったのですが、店内で苺をいただき「美味しいです」なんて言ったらババアが「あらよかった!今度はお菓子でも持ってきておくからまた寄ってくださいね」などといい、苺を食べた私は「ご馳走さま」なんて行って店を出たのでした。古本屋のレジに座るのも初めて、古本屋で苺をいただくのも初めての経験でした。


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