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2016年6月の日記
 
2016年6月15日(水) 0:00

モリノス

「プールで生き恥」。最近サボっていたのですが、自己リハビリのためプールに行きました。今夜は水中歩行専用レーンは混んでいて、水中行列芋洗い状態、その最後尾についてまるでナニかの順番を待っている様なカンジでノロノロと水中牛歩していたのですが、隣の初心者用レーンが空いていたので、水中歩行大行列から離れ、ビートバンを手にして、ソノ初心者用レーンに身体を沈めました。術後、人工関節都合で平泳ぎは御法度と言われていたのですがバタアシやらクロールならよいとの事で…。っていうか学生時代はクロールも平泳ぎもできましたが成人に達し、ましてや発病してからはラグジュアリーホテルのプールで水に漬かったくらいでからこっち、30年くらい泳いでいないのですが、ビートバンを使ってのバタアシくらいならできるだろうと軽く考えていたのですが、いくら足をバタバタさせても水飛沫がでない、力任せにバタバタさせたら噴水みたく水が上がるものの、ひとつも前に進まない…。急に羞恥心じみたモノを覚え、気のせいか隣の水中歩行連中から失笑され
ているのでは?と思うと、更に必死に足をバタバタ…。っていうか真っ直ぐにすら移動できていないっ!、焦れば焦るほどグダグタになり、やがて健常な左足ふくらはぎがつり、ビッキーンと硬くなり、足が床につく程の深さのプールでよかったのですが、キチガイバタアシから水没という有り様になりながらも、なんでもありませんな表情をしつつ、ビートバンを返してまた水中歩行グループに加わり、水中でつった部位を揉みながら心折れ、シオシオとうつむいて水面を見ながら水中歩行をしたのでした。


2016年6月14日(火) 0:06

モリノス

「雨の日」。朝起きると大雨…、物憂げにシャワーを浴びて、本日も病院のリハビリ科に行きました。未だ慣れぬリュックを背負い、傘をさして杖をついてサバザバと雨の遊歩道へ…。しばらく歩いて「!?」傘をさして傘を持っている??、自宅からもうすぐ地元駅付近まで来た所で、自宅玄関で傘と杖を持ったと思いこんでいたら、杖ではなく傘を二本持ってしまっていて一本は杖だと信じて疑わず傘を杖として使っていました。もう自宅に杖と傘を交換にいくのはメンドーで、駅のゴミ箱の隣シレッと安いビニール傘を立て掛けて捨て、雨の一日中、っていうか何年かぶりに杖ナシで過ごす羽目になったのですが、考えようよっては杖を持たずとも外出する事ができた訳で、奇しくも本日は杖がとれた記念日になったのでした。明日からは折り畳みの杖をリュックに入れてハンズフリー歩行にしてみようと思った次第です。


2016年6月12日(日) 23:57

モリノス

「1993・12・11」。私が二十代の頃、舞台やら映像やらの端役だのバレエ団の本公演にてソノ他大勢などの仕事をしてキリギリスな素敵で鬼畜な面白おかしい事をしていた時代…。しかし、ソノ時の業界の立ち位置とか若いからお呼びがあったがコレからどうするの?トシのサバヨンでまだしばらくこのまま暮らすか?底辺な芸能仕事から足を洗いカタギになるか?な事を考えていた時、社交ダンスと縁があり、社交ダンスなら当時の若気の至りで、まだなんでもよいからスポットライトを浴びたい、裕福なオバサン連中をチャホヤしておけば成り立つ仕事かも?などと邪悪な気持ちで社交ダンスの教室に入門して教師コースのレッスンを受け始めた時、ソノお教室主催の晩餐会に社交ダンス初心者の私は、無謀にも難易度の高いラテラテンを選びパソドブレ(スペインの闘牛士とフラメンコを模したモノ)で、出場しました。実はそのボールルームでのステージを最後に股関節の病を発症し数年間、怨み節な生活が待ち受けていたのですが…。本日、私が社交ダンス
を習っていた頃、同じ教室の生徒さんだった方に一枚のディスクをいただきました。それは1993年12月11日と書かれていました。パソコンにディスクを入れて再生すると今から約25年前の己の姿、刺繍が散りばめられたボレロにウェストを極端に絞った社交ダンスラテンのパンツ姿の私がパートナーの先生とボールルームの板の上で艶然と微笑んでいる姿が映し出されていました。曲が始まりパソドブレスタート…そして自分の踊りが終わるまで見て唖然…。「なんというみっともない物を万座のお客様の前で見せてしまったのだ!お目汚し極まりない」と凹み、更にまた見て見ると、社交ダンスは二人の踊りなんですからペアで息も拍子も合わせなくてはイケないのに当時の私はなまじっか演劇やらバレエをカジッテイテ慢心していたのでしょう、パートナーを気遣わず自分だけで踊ってしまっています。更にゾーッとしたのは、下手くそなのは当たり前なんですけど、ソレとは別に脚がおかしいのです。次々と振り付けをこなしていくうちに左足を軸に強いターン
をすると顎が上がり変な姿勢になった後に身体がブレて右側がガクンと落ち身体が汚い形になります。っていうか基礎ができていないといえばそうなのですが、ダンスが進行していくうちにどんどん重心が膨らんじゃってバソドブレのリズムに必死についていくその様はショッパイ極まりない、かと思いきゃ私がリーダーだというのにパートナーの先生にリードされている始末。随所にアクロバチックなジャンプ技的な所作が組み込まれているのですが、高くも飛べず音楽についていくのが精一杯で飛び技はことごとく誤爆失速、しかし二人でステップを踏みながらジャンプして進む所作においては、飛んだ時に後ろ足が頭につくくらい無駄にこれでもかっ!と高く上げていて、これまたペアの演技としてはシンクロしていず、私だけが悪目立ちする始末、その後はなんとかペアでの動きが軌道修正されているのですが、次の動作で私が右にターン左にターンという場面にきた時に、やはり私は無謀にもシングルでターンすればよいものをバカな私はダブルで回ってしまっています、この時も左
に右に身体が崩れるといったグダグタな事態になっているのですが、この時画面に映るパートナーの先生はまるで、ヨロヨロしちゃってる私の動きを庇うように機転を効かし、大袈裟ともいえる振りでまるで闘牛士が持つカポーテ(ケープ)がユラッユラッと左右に振れる演技をしていただいていたので、私の酔拳みたくなっちゃっている動きを上手いこと誤魔化していてくださいました。そして演技が終りボールルームを後にする時、私の歩行は右足を心なしかビッコになっていました。ああ、この時から私の右足はダメになりかけていたのだなと、今更になって気づいた次第です。


2016年6月11日(土) 23:18

モリノス

「土曜日、朝の番町」。本日は私用があり早起きして、半蔵門あたりに行きました。土曜日の朝とはいえ都会のド真ん中なのに番町は閑散としていて、喫茶店もクローズのプレートがかかっています。で、予定より早く着いてしまった私は朝から開店している老舗のパン屋に行き店内の隅にある飲食コーナーにてまだできたてで、ほの温かく野菜とチーズが挟んであるクロワッサンとアイスコーヒーを買い、椅子に座り「番町で朝食を」といったカンジになりました。知ってるの人は知ってる有名店のパン屋の大将は白髪頭に清潔なコック帽と白衣で、これから納めるパンの行き先を声をあげて確認し、まだ若すぎる見習いの男の子達に指示をしています。その納め先の名前が耳に入る度にクロワッサン片手に目がパチクリ…。とんだ大店(おおだな)ばかり…。さすが老舗スギるパン屋、お取引先もそれ相応ですなと感心していたのですが、超有名店の料理屋やらケーキ屋パン屋のオーナーシェフって、メディアにはよく出るが店頭に姿を表す事は無いと思っていたのですが、老齢に達
した大将が率先して厨房に入り、若者に激を飛ばしてパンを作り、またお弟子の男の子達も機敏にハキハキと師匠に応え、ボスの妻も朝っぱらから前掛けをしてレジに立つ…。これが番町で長らくの間商いを続けて今に至るまで継続継承できている番町イズム、番町スピリット、番町心意気だなと思うと、元々美味しいクロワッサンも今朝はひときわ美味しいような気持ちがしたのでした。


2016年6月11日(土) 0:39

モリノス

「団地にヤラレタ」。主演に藤山直美、岸辺一徳、ワキに大楠道代、石橋蓮司、斉藤工などによる映画「団地」を観てきました。大阪にある昭和タイプの団地に暮らす人々のやりとりを描き、ハートウォーム(?)キヤストがキヤストなだけに浪花人情ドタバタ悲喜劇な内容なのだろうと、映画館のシートに座り、本編スタートを待ちました。冒頭から生活臭ムンムンのいかにも団地な光景からイケメン俳優がなんだか確信犯的にギクシャクとした芝居をするのですが、その後しばらくは冴えない初老主婦役の国宝級の喜劇女優藤山直美による名演技が続き、やはり推察通りにまるで、落合の事務所スタッフ金田さんと風竜みたいな面白オカシイそして奇天烈な団地住人達のドタバタが展開され、過去に重荷を背負っている的な主役の藤山直美が滑稽に中島みゆきの「時代」を歌っている途中から泣き出し、これは藤山直美ならではの藤山テク!、爆笑シーンから急速落下にお客様から涙を頂戴するが炸裂されたので、はいそれではこれからアレな団地住人達との決裂やら分かち合い
が始まるのかと思いきゃ、イキナリ物語はあらん方向に暴走し、最終的にはシヨッパくてユルいSFになってしまうというオチ…。アチコチに撒いた伏線が終盤に花咲きハッピーエンド…。っていうかコノ作品「だから一体どうしたんだ?」という脳内「?」になりつつも観終わった後に心が癒えざるを得ない事態になり、更に見終わった客は各自の死生観について向き合わざるを得ない気持ちになってしまうというカンジでした。最高の駄作だと思った次第です。


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