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2016年8月の日記
 
2016年8月12日(金) 0:40

モリノス

「ついて行けなかった」。私用が終り友人OとXメン最新シリーズの映画を観に行きました。Xメンとは人間と特殊能力を持つミュータントの争いとか分かち合い的なシリーズなのですが、元々はアメコミから実写化(?)なカンジで、私的には密かに長年ファンでした。が夏の疲れの夕刻、映画館の座席に座り、本編がスタートするとスクリーンで展開されるCGそしてCGと大音量についてイケずグロッキー…。更に今までの物語を完全に知っていないと、ただ怪獣が全世界を終始破壊しまくる内容にしか見えないので眉根を寄せてしまいました。初回では善役だったメインキャストの始まりは悪役だったり逆に、人類滅亡を目論むミュータント軍団が実は地球を救っていたり、今回は古代エジプトから転生しまくって現代あたりに至るみたいなミュータントが現代の地球を破壊しまくり、壊滅状態になり、更に現代のミュータントを洗脳しまくりの挙げ句にそのミュータントに達にボコボコにされてしまうという、結局はナンのお話だったか解らず仕舞いで劇場
を後にしました。


2016年8月11日(木) 0:00

モリノス

「オリンピック」。特に普段はスポーツに関心もない私ではありますが、今夏はオリンピックシーズンという事で、夜更けに帰宅するとテレビをつけてNHKを見ています。画面には卓球の福原愛選手の姿アリ…。チビッコで泣き虫な姿しか記憶に無いのですが、知らぬ間に大人になっていてビックリ、更に恐ろしい集中力と目力…、白熱する試合をついつい見いってしまうのですが、いつしか私の脳は試合よりも福原愛選手の頭にパールだのゴールドのアクセサリーが沢山ついていて、更に針山の様にこれでもか?と頭頂部をアメピンが所々に留まっている姿が気になって気になって仕方なくなります。どうみてもお洒落とは言い難く、こんなに頭にピンを刺して試合の邪魔にならないのか?いや左に右に前後に動き回らなくてはならないのだから、額やら目に簾髪、落とし髪の防止のために計算された数のピン数なのか?あるいはゲンを担いでいるのか?。私はチキータだのなんだのという解説はいったいなんなんだか解らないのですが、終始、福原選手の頭しか目に入っていないのでした。


2016年8月10日(水) 0:30

モリノス

「強引に前向きになれといわれてもね」。映画「ヘドウィッグ&アングリーインチ」が好きな私の事を知って、旧友Yがヘドウィッグがツボならこちらも御覧になってとDVD化されてはいるが日本では上演されなかったらしい(?)映画「プルートで朝食を」のDVDをくれたので見てみました。70年代のアイルランドとイギリスの微妙な距離感が設定で、神父が女中を孕ました子供が母親に捨てられて神父も実父とは名乗らない捨て子でゲイが主人公、革命青年、障害者、当時の黒人に対する差別加味、保守的な町に住みにくくなったオカマがイギリスに住む母親を探すみたいな物語で、小鳥がストーリーテラー、劇中かかる音楽も70年代ポップで、テロとか同性愛とか親子関係のドロドロをアマーくファンタジーに作られていて、まあ何があっても笑って過ごすのよラララー的な非業の境遇の涙を笑顔で生き抜く的なハートウォーム(?)な仕上がりになっているのですが、私も年を取りいくばしか分別もついたのか?「こんなイタイ事ばかりを
明るくコミカルに演られて見せられ前向きになれというのかね?」と、眉根を寄せて「なんとゆゆしい事じや」とひとりごちたのでした。


2016年8月8日(月) 22:18

モリノス

「頭痛肩こり樋口一葉」樋口一葉没後120年記念、東宝・こまつ座提携特別公演、舞台「頭痛肩こり樋口一葉」を観てきました。井上ひさしの戯曲は、小劇場ならではの雰囲気でこそ時代風刺、今世を生きる人々に問題を提起してみたり、愛ある美しい台詞で伝えたりといったカンジなのですが、この度の公演は大劇場での上演、数年前に主役の樋口一葉を小泉今日子を配しキョンキョンならではの樋口一葉を創りあげましたが、この度の主演は永作博美…。脇に、三田和代、熊谷真美、愛華みれ、若村麻由美という、新劇、演技派、ジェンヌOG、個性派の一癖二癖あるベテラン揃い…。永作博美で井上ひさし台本を主役で演じるのは力量不足なのではと懸念しつつ、幕が開く前の客席に座りました。後ろの席からは老齢マダムによるお喋りが「樋口一葉のお話なんざましょう、一代期ねきっと、24才で死んでしまうまでのお芝居なんでしょうね、楽しみだわ〜」などという声が聞こえ私は心中で「いや、この脚本はそんなんじゃなくてもっとシュールなんだけど、このマダム達、
緞帳が上がって芝居が始まったらその筋についていけるのだろうか?」と無駄にハラハラしてしまいました。やがてションボリと暗転してから開幕…。のっけから面白おかしい顛末が繰り広げられ、やがて樋口一葉扮する永作博美登場「!?」。なんと申しましょうか永作博美から醸すオーラが写真で見る樋口一葉によく似ているのです。更に貧しい暮らしに生活に疲れ、垢じみた誇り臭い匂いが漂う様なまるで本当の明治の貧乏人的なオーラが永作博美に漂います。やがて、熊谷真美やら若村麻由美のトリッキーでエキセントリックそしてコミカルな強い芝居が永作博美と展開されるのですが、永作、食われるか?と思いきゃ、熊谷の感情的な芝居も若村のこれでもかという大きな芝居に永作は受けて立つというより、相手の大袈裟芝居をサラッと吸収しキチンと井上台詞を返してみせる姿は、永作博美の運動神経ならぬ演劇神経の良さにビックリしました。明治に生きる女達の明治がゆえの女であるための我慢忍耐、苦界がドッタバッタと繰り広げられ、笑いながらも知らずとホロリと頬に
涙がつたう作品でした。この物語は今でいう母娘関係、支配する毒親とコントロールされ親の言いなりになるしかない奴隷娘的な内容も含まれているのですが、キョンキョン樋口は「フン!しょうがないわ、こんな家庭と時代に女として生まれちゃったんだから、早死にしてもやりたいことやってしまうわっ」的なカンジでしたが永作樋口は「母親はハイハイとなだめ、時代にも負け、イロイロ失敗しちゃうんだけどちょっと逆らってみようかしら?、なんだか生活に追われているうちに具合が悪くなってしまったけど休んでもいられないのよねアハハー」と陽気に幸薄健気な樋口一葉を創り、私的には永作博美樋口一葉も大したもんだよく役をモノにしたお稽古に精進したものだと、カーテンコールの時に永作博美に向かって一際大きな拍手を送ったのでした。


2016年8月7日(日) 22:51

モリノス

「今頃になって」。私が入院したのが2月の初め、まだ春先とはいえコートが必要な時期でした。ソノ後、2週間くらいで退院し確か2月の終りには松葉杖をついて落合に出勤したと思います。その頃から今日に至るまで、下着からその他モロモロモリノス部屋は、洋服が床に蟻塚のようにアチコチつまれていました。オペ直後から退院してしばらくは部屋にいてもひっくり返った亀のごとく何もできず、上着やらコートをクローゼットにかけるのも肌着の類いをタンスに入れる事も往生し結果、部屋の床にバサッと置いてソノ置いた衣類小山からまた適当に選んで、変な体位で引っ張り出し着用をしていました。で随分前に身体は動ける様になったにもかかわらず、元々汚い部屋でも平気な私は冬物夏物大混在の中で生活し今に至ります。が、ここ連日の灼熱猛暑熱帯夜の中、帰宅すると洋服蟻塚群がたいそう暑苦しく見え、やっと本日、冬物を拾い集めクローゼットやタンスに仕舞いこみました…。っていうかヒートテックじみたモノとかニットのロングカーデカン、ジェラードピケ
の室内着、襟に毛皮のついてるコートを持ち運びするだけでのぼせ、エアコンをつけているのに全身ビッショリ汗をかき、汗で濡れた腕にまとわりつく重たい冬生地を抱える度に不快指数マックスとなり、ヒーヒー言いながら2時間かけてもう暦の上では秋な今日にやっと衣替えチックな事が終了した時には目がクラックラして片付けた分、スペースができた床に大の字に寝転んだのでした。しかしもうすぐ夏物を片付ける時期がやってくると思うと、ウンザリし、独り「ああっ!めんどくせえなっ!」と無駄に声を荒立てたのでした。しかし衣類の持ち運びも楽にできる様になったものだわいとオペから今日の自分の身体の変化にも喜んだ次第です。


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モリノスの部屋