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2016年9月の日記
 
2016年9月4日(日) 23:20

モリノス

「ペントハウス…か?」。モリノス地元の中古マンションが売りに出ていて知人からこの物件に興味があるのですがモリノスさん的にはいかがでしょうか?と間取図及び他の資料を見せられました。私の最上階、スカイツリーが見える広いルーフバルコニー、ペントハウスというキャッチでした…。そして、住所は卑しい民草棲息密集地である私の自宅の近くでした。っていうか近所にペントハウスとうたう様な立派な建物なんてあったっけね?と地元っ子の私は首を捻りました。お部屋の内覧はしていないのですが、そのマンションまで歩いて見に行ったら、カンカンと踏み切りの音が喧しく、オベリスクみたいに三本もの電磁波出しまくりの高電圧の鉄棟がそびえ立ち、とても閑静な住宅街ではなく殺伐とした景観の地帯にペントハウスはありました。間取図を見ると、3LDKしかもなんで?というくらい凸凹した配置で、扇を中途半端な形で開いたリビングダイニンク、フローリングの片隅にとってつけた様に畳エリアがあり、変な片隅に強引な対面キッチン、そして納戸にしかならない
様な洋室2つと和室一つ…。それに無駄としか言い様のない広すぎるウッドデッキ風なルーフバルコニー…。まるで狭い公園の中の片隅にある管理事務所が住居スペースという、ここに住んだら、最上階とはいえ高層ではないので、見晴らしはひとつも良くなく、部屋ではなく毎日広大な庭の養生が必要になるだろうなと思うと、この物件はとても勧められたもんじゃないなと思い、その旨、知人に伝えました。コノ物件の先住者が住みにくくて売りに出したのだと思いました。さて?この売り物誰が買うのか?興味津々な私でありました。


2016年9月3日(土) 23:51

モリノス

「核心」。バブル時期を経験している世代は知ってる雑誌モデル出身にして俳優の風祭トオル著「ビンボー魂」を読みました。風間トオルといえば、民草でも背伸びしたら手が届く価格帯のお洋服、アノ時代DCブランド真っ盛りの時にメンズファッション誌には必ず登場し、当時の若い男子達は風間トオルとか阿部寛が雑誌で着ている服を真似したり憧れたりしたモノです。50歳をすぎた風間トオルが書いた幼い頃からティーンエイジまでの、K点超えな貧しい生活の様子は面白おかしく筆が走っていて読者は笑ってしまう文章になっているのですが、凄まじいビンボーぷりのエピソードの中に随所随所に、親と呼ばれる人達が読んだらゾッとする、大人都合で離婚をしたり、親に捨てられた子供にしたら胸がスッとするといった様なグサッと磨いだ刃物を胸に刺された様な件があります。「どんなことがあっても、子供は学校を辞めたいなどと言い出して親をがっかりさせたくないのです。学校でイジメられていることを親に知られたくはないのです。学校で苦しいことがあれば
あるほど、家では気丈に振る舞ってしまうのです」。生半可なイジメではなくガチなイジメを経験しているからこそこのような文章が書けるのだと思いました。このイジメの件だけでなく、この本には逆境経験超え、芸能界ドロドロ悶々耐え、人からせんない事をされたカンジ悪い出来事をビンボーネタの中にサラッと描かれていて、タレントエッセイ本(?)だてらに、時には胸苦しくもなり涙腺ゲートもオープンし、そして読後には鋭気がみなぎるといったカンジでした。


2016年9月2日(金) 23:48

モリノス

「よきことかな?」。出勤時、オペ後お馴染みになったリュックを背負い、家を出て自転車置き場へ…。「!?」私の電動式アシスト自転車がありません…。前々から行きはチャリで行き帰りはタクシーで帰ってきてしまう事は度々あるのですが、この度は水曜日にチャリで駅まで行き、仕事が終わった後に地元駅に戻って、駐輪場に置いてあるチャリに乗り陶芸教室へ行った記憶があるので、陶芸教室に行ったならソコから自宅まではチャリを使って帰宅している筈だのに自転車置き場にチャリが無いのはなぜ?盗まれた?と足場の組まれたマンション付近を探したがチャリは無く…。仕方ないので徒歩で駅まで行きました。で、落合の事務所にて仕事が終わり、メトロに乗って地元最寄り駅からタクシーに乗り自宅付近のコンビニで降りました。コンビニの自動ドアの左にチャリが置いてあったので、ああそういえば朝、チャリが無くて探したんだったな、無くなったなら買わなくてはトホホ…。などと黄昏れてコンビニに置かれてある黒い自転車を未練がましくジロジロ見ていたらソノ自
転車の後ろに見覚えのあるシールが2つ貼られてありました。自転車に近寄ってみると、まごうことなくソレは私のチャリでした…。この時点で脳内混乱「誰かが盗んで、使用しコンビニ前にこのチャリを置いた、って事は店内にいる客が自転車泥棒か?ふてい奴だ」と憤り「ああっ!」、おそらく水曜日に陶芸教室に行った後、帰宅前にコンビニに寄り自転車を自動ドアの隣に置いたのを思い出しました。察するにコンビニで買い物をした後に、チャリに乗らずそのまま歩いて帰宅しちゃったんだろうと、思いました。オペ前は、電動式アシスト自転車頼りに暮らしていましたので、チャリを置いて用を足したら即、自転車に向かうという習慣がありましたが、脚の調子が良いものですから、きっとコンビニで買い物をした後に、チャリで来た事を失念し、コンビニに置きっぱなしにしていたのだろうと得心しました。脚に負担がかからぬ様にと電動式アシスト自転車を利用していましたが、脚の痛みから解放された私はコンビニに置かれた私のチャリを放置し徒歩帰宅をしたのだと思います
。コンビニにチャリを置き忘れた事すら思い出せないという事態の私は、コンビニに置いてある私のチャリに鍵を外して家路に着いたのでした。


2016年9月1日(木) 22:28

モリノス

「足場」。私が住むマンションは定礎昭和49年という建物なのですが、8月末から大規模修繕となり数ヵ月かけて長年における経年劣化の箇所を化粧直しするのですが、鉄パイプの足場が組まれ暗幕の様なネット状のモノがマンション全域に張り巡らされ、モリノス部屋は元々陽当たり悪しな所、ここ数日は朝になりカーテンを開けても私の部屋だけは夜が明けていないのでは?と疑うくらい室内は真っ暗になっています。ベランダ越しに足場、玄関を開けると足場といカンジでソレが視界に入ると、お尻あたりがモゾモゾし気だるい快感にも似た情緒不安になり胸苦しくなります。この感覚はなんだろう?と色々考えて「!?」舞台裏だ!と思い出しました。客席から見る劇場の舞台は華やかでありますが、その裏はハリボテだのベニヤだのの書割を支える添え木やら箱馬が積まれ黒幕が張ってあったりで、まるで夢のひとつも無いのですが、その景色とマンションに組まれた足場と雰囲気が似ているのです。楽屋にてキャストといわゆる人に言えない邪悪な「楽屋話」をし
ながらこしらえをし足場に似た、汗とかすえた臭いのする舞台裏を歩き、舞台袖に潜む時の得たいの知れない高揚感とか不安な気持ちで「出」を待つ時の気分…。マンションの大規模修繕が終わり足場が解体されるまで毎日、何かのステージに出るような錯覚に陥るカンジで秋冬を過ごす様になりそうです。これはこれで満更でもなかったりしている私でありました。


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モリノスの部屋