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2017年6月の日記
 
2017年6月21日(水) 0:07

モリノス

「そしてまたウソ読み聞かせ」。幼児に仮面ライダーの本を読んであげる事となりました。私がチビッコに読み聞かせする時は、デタラメを言いオチとして生涯忘れぬトラウマを与えるのが趣味なのですが、この度は「仮面ライダーの敵は普段は人間の姿に変身しているので悪い敵には見えないのです、例えばアナタのママも本物のママでなく地球を滅亡させてしまう程のそれは恐ろしい悪い敵かもしれないのです。本物のママか悪い敵が変身したママかを確かめるためにはアナタのママの背中にボタンがついているかどうか確かめてご覧なさい、ええボタンがついていたら、そうですともソレは実は悪い敵がママに変身した姿なのです。毎日気をつけてくださいね」と本手にオドロオドロしい声色でチビッコに話して聞かせたらチビッコの腕に鳥肌が立ちます。更に「仮面ライダーの手下は猫です、公園とかで猫をみたら、アナタは仮面ライダーの手下ですか?と聞いてご覧なさい、もしソノ猫がニャーンとないたら、ソノ猫は仮面ライダーの手下です、もし仮面ライダーの手下の猫だったら、そ
の猫の後をついて行きなさい、するとやがて仮面ライダーが住む洞穴にきっと到着するでしょう。そしてソノ洞窟を入るとドアがあり仮面ライダーが住む国に行く事ができますが、2度とアナタは返ってこれないかもしれませんが、仮面ライダーの国に住みやがてアナタは仮面ライダーになる事ができるでしょう」とひそひそ声でチビッコに話したら、チビッコは私の側にピッタリ張り付いて顔色が悪くなったのでした。正義の味方仮面ライダーを怪談に変えて一人悦に入った次第です。


2017年6月19日(月) 22:13

モリノス

「グダグタ詣り、カモシカとサルに笑われる?」。ふと思い立ち、友人の女流アーティストのKのミニクーパーで三峯神社に詣でてきました。私もKも素敵な適当派(?)な面があり、埼玉だし私は数年前に一度行った事あるしと秩父をナメてかかって出発。しかし埼玉にはすぐに入ったものの中々目的地に到着せず…。更に途中の道の駅の隣にある野菜と植物の市場をひやかすだけの筈が、新鮮スギの野菜をみたKにスイッチが入り、大量の野菜を買い込む事となり大荷物、更に隣の植物館(?)にも立ちよった私達は、いく種類もの鉢物を見てはガン上がりの果てに、Kは165センチくらいの背丈の観葉植物を即買い…。っていうかミニクーパーに巨大な鉢物を乗せてこれから山道運転?そして車にこの観葉植物が果たして入るのか?とひと騒動しなんとかこうにか小さな車に大きな鉢物を入れたら、ハンドルを握るKと助手席の私の間に夥しい葉々がおさまり、視界が悪い座っていても葉が顔に方に当たりまくるという運転環境劣悪な事態となりました。道の駅で長
時間過ごしてしまった私達はグダグタ運転環境植物邪魔すぎる末に神社のある麓にやっと到着したらノソッと真っ黒なカモシカ的なデカイ動物が現れ、ソノ動物は私の目を見ると口をニヒャッと歪めたかと思うと、踵を返してダッシュで山奥に消えて行きます。なんだかカンジ悪いねシカみたいな動物めと思いながら、やっと三峯神社に到着。すでに日は高く昇る昼下がりになっていました。で三井の鳥居をくぐり拝殿でとても丁寧念入りな祝詞を頂戴した後、神社付近でお喋りしている間に刻一刻と時間は過ぎ、このままでは帰りが遅くなると思い、車内が野菜と観葉植物のせいで林みたくなってるミニクーパーに乗り込み、山を下ったのですが今度は野猿がイキナリ出て来て私達をジロジロと見ては逃げもせず、両手を広げ足はM字開脚し「キャハハー」と笑うような声をあげて馬鹿にしてんのかみたいな態度をとり、その様を子車を止めて見ていたら、後ろから癇症なクラクションが鳴り、後ろをみたら車が連なっていました。狭い山道、渋滞の先頭は私達という迷惑おかけしてるな状態にな
り、慌ててKは運転を再開したのでした。グダグダした三峯神社詣でとなったのですが、おみくじを引いたら「土と植物を身近におくとよい」的な事が書いてあり、長い車中、ずっと私は鉢物が常に側にくっついていた訳で…。カモシカやらサルに笑われた参拝だったがなんかの御利益あるのでは?と思った次第です。


2017年6月18日(日) 21:21

モリノス

「傷痕」。昨年2月に人工関節置換のオペを受け、早いもので1年が過ぎ6月も半ばとなりました。萎えた患側の右足も筋肉がつきはじめてお陰様で良好です。最近はメスを入れた患部がチリチリとクラゲに刺されたみたく熱いような痒みを覚え、まあザックリ切ってしまったのだから、感覚知覚もおかしな事になってしまっているのだと得心しているのですが、6月を迎えてからメスで切った10センチ強の赤茶色い術痕傷痕が急に薄くなりはじめ、5センチくらいの長さになりました。私的にはコノ傷痕は自分なりにナニかを超えた勲章の様な気持ちで、パンツを下ろして傷痕を見ては「よくぞがんばった自分」とナルナルと自画自賛していたのですが日増しに薄くなる傷痕を見るにつけなんたが寂しいような、しかし50歳という年齢で回復力は失せている筈なのに、傷痕も消えていく己の皮膚の再生力に驚いている次第です。


2017年6月18日(日) 0:44

モリノス

「立葵」。落合の事務所の花壇は相変わらずシッチャカメッチャカデタラメ状態。昨年はひとつも咲かなかった紫陽花が濃い紫に咲き、もうひとつの紫陽花は今になってやっと花芽が出始め、朝顔の双葉の芽がやっと出て、春の草花が未だに咲き、6月なのにツツジもまだ咲いていて、季節を無視してやりたい放題の花壇の植物の中に、今まで全く根ざす事も育つ事も無かった立葵がにニヨキニヨキと伸び燃えるように赤いハイビスカスみたいに咲き誇っています。で、外を歩くピーポーは事務所の前で立ち止まりソノ立葵をスマホで写真を撮ってく方が多く、立葵なんてどっかの空地にも咲いてる雑草じみたモノでもあるのに、事務所のカオス花壇の主役となり、更に落合の町のプチ人気スポットになってしまっているのでした。


2017年6月16日(金) 23:51

モリノス

「地獄の住人」。私が二十歳をちょっと出た頃のとある10月、私は最初に所属していた俳優養成所は丹波哲郎ボスが運営していた丹波道場でした。この丹波道場はエキストラ専門の仕出し劇団かと思いきゃ、レッスンもしっかりしていた所で、しかしお稽古もしながら色んな現場に端役として出る(出させられる?)カンジでした。丹波哲郎ボスといえばなんでヒットしたのかわからない映画「大霊界」…。私はソノ続編「大霊界2」に霊に憑依された人を追う警官とか、富士山8号目で地獄の鬼から戒めを受ける成仏できない地獄の住人役なんかをしていたのですが(セリフは鬼の乗った車を引きながら鞭で打たれ、助けてーとか苦しいとか)、ソノ撮影中にやはり、現世で悪い事をした浮かばれない地獄の住人達が大喧嘩をする(?)的なシーンに出るために何故か土方みたいな衣装に顔を汚した格好でソノ場面に参加したのですが、地獄の住人軍団の中に、着崩したボロボロの女郎姿にチンドン屋みたいなメイクをした女優さんがいて、カメ
ラが回りはじめると、ナマ脚のはだけるのも構わず「キヤー、キヤー、ヤレーっヤレーっ、馬鹿にしてんのかっ!ふざけてんじゃねぇよ!チキショー」などとキチガイ芝居を有り得ないテンションでした後、カットがかかると急にソソとイキナリ上品になりメイクや衣装、付人を従えてキャンバスの椅子に座ると付人が傘やら飲物を出します。私は、なんなんだあのオバサン、エキストラの癖に大女優待遇じゃないかとジロジロとソノ人を見ていたら、彼女は私に「10月でも陽射しが強いわね今日は、日影にお入りなさいよバテるから」と言うのですが、先輩達が秋の直射日光の下で立ったまま次の撮影の準備ができるのを待っているのに下っ端の私が日影に移動するのも後で虐められたらヤダなと躊躇していたら、彼女は「暑くてヘバったら、撮影に差し支えがあるでしょう?いいからこっちの日影で少しでもお休みしなさーい」と明るく言います。私はそれではと、何人かの地獄の住人エキストラと彼女の側にある日影に行きました。しばらくして撮影再開。すると彼女はまた
イキナリはすっぱになり「ヤッチマェー、アハハハー、なめてんじゃねぇよ〜!」と再びキチガイ芝居に…。ソノ端役の地獄の住人・女郎役は、本日ニュースで訃報を知った野際陽子さんでした。ああそういえば?丹波哲郎ボスの傘下だったのか?野際陽子さんはソノ当時、丹波道場所属の女優さんでした。大霊界2では野際さんをあらんことか端役の地獄の住人しかもキチガイ女郎、しかも重要なシーンではなく、エキストラだけでまかなえる場面ワンシーンだけの出演。いくら所属の女優とはいえ野際さんの無駄使い、しかも死んで浮かばれない地獄の女郎役汚れ役ワンシーンを力一杯熱演。それが私が知る野際陽子という女優でした。天国で先達の丹波哲郎ボスと笑いながら再会していますようにと祈った次第です。


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