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2006年4月の日記
 
2006年4月30日(日) 21:36

モリノス

実は高校生から20代前半まで、同人誌に漫画を提供していた事があるのですが・・・。ペンネームは「ハンサム仮面」このあいだ引き出しを開けたらその扉「表紙の絵」が出てきました。人間とレプリカントの恋愛を描いたものですとか、多重人格を主役にしたりとか、猫が人間を支配する設定とかー。題名は「補色の恋」「感応の森」「ネコネコアザラク」・・・。いやー私ったら、若い頃暗かったし、オタクの草分け的なソウル全開バリバリですな。お蝶夫人がバレエに目覚めてしまい、苦悩するストーリーや、子供必殺仕事人!あーもう少しで手が届かない、逆人魚(頭が魚で体人間)は損だね!みたいな 原案が書き散らしてあったりして、自分の文章や絵をみて地球の果てまで逃げてしまいたくなりました。なんて屈折した若者だったのだろうか?。



2006年4月29日(土) 23:54

モリノス

帰宅中の大江戸線内、土曜の夜は車内もすいてます。一人の疲れたOLが私の隣で爆睡中。その様は何かしらが取り憑いているように右に左についには、歌舞伎みたいに首がグラインドし始めました。やがて、私の顔に倒れ込み、キツーイ頭突きを一発もらいました。OLは半ば無意識に私に頭を下げるとよほど疲れているのか、再び無我の境地へ・・・。土曜日なのにお仕事お疲れ様と、心の中でつぶやきました。家に帰り鏡を見ると私の額にいたずら書きされた犬のように額に縦線!目尻にはあきらかに口紅の跡がついてました。「こうらッ!この腐れ外道娘がぁ〜」とハラワタ煮えくりかえりました。額に線、目尻に口紅がついてるとも知らず、CD屋にも、コンビニも行った私でした。



2006年4月29日(土) 0:56

モリノス

昨夜は、打ち合わせで怨霊選手が出場する団体の試合会場に行き、その団体のメインを観ました。蛍光灯をリングに張り巡らせ、それを凶器に打ち合い、蛍光灯の破片が選手たちを傷つけ、顔から背中から血みどろ・・・。プロレスにも色々なスタイルがあるのですね。メイン開始後、選手がコールされ場内暗くなり、入場曲が流れた途端、ビクリとしました。「ああっ出なきゃ!・・・アレッ!?そうか、今日は客だった、いいんだ出なくて、ホッ」。これって条件反射?。



2006年4月28日(金) 0:54

モリノス

「弱肉強食」私が白衣を着て家業の整体の受付にて仕事をしていたら、甥嫁が何やら血染めのティッシュを片手に、「オジサマ〜、まだ温かいのですがぁ〜」とやってきました。彼女の手の中には、メジロの雛の死骸がありました。私は死骸よりも甥嫁の雰囲気が暗く、どんよりとしていて、ビビりました。訳を聞くと、ジユニクロ(飼っている黒猫)が、外で捕らえてきたらしく、猫の習性で飼い主に見せにきたのらしいのです。その後、ジユニクロは、またもう一匹メジロの雛をくわえてきてしまいました。興奮したジユニを家に閉じ込め思案していたら、甥嫁が「ジュニを表に出してアタシが尾行します、もう雛捕まえてきたら可哀想だし」と窓をあけ、ジユニの後をすごい足音追いかけて行きました。尾行というより、逃げる猫を追いかけるってカンジでした。私は「甥嫁よ、そなたの考えは浅知恵じやないかのぉ〜」と思いました。ほどなく家の外から「ピッ、チチチチッ」と鳥が警戒信号を発する鳴き声が聞こえました。外に出ると木立の合間をぬってつがいのメジロが必死になって、
バタバタと飛んでいるではありませんか、現場に立ちすくむ甥嫁に「鳥は子供を守ろうと、捜そうと必死で飛んでいるのです、さらに自分が死ぬかもしれないのに地べたでやる気満々のジュニにも体張って威嚇攻撃をしているのです、つがいメジロはもう疲れているし、パニックにもなっている、このままでは、親鳥も狩られてしまう、それにしても子供を思う親の気持ちは見ていて切ない」と言いましたら甥嫁は「アタシ、ちょっと行ってきます」と姿を消し。私はハンティングの姿勢を崩さないジュニに「ジュニやめなさいっ!」つがいの親鳥達には「ごめんね、ウチのジュニがアナタたちの大切な雛を殺してしまいました」と言いました。やがて甥嫁はまたたびとなぜか一本だけ割り箸を持ってきました。「これでジュニの気をひきましょう」と言いましたが、私的には「アナタねえ、やはり浅知恵だよそりゃ」と思いましたが、私がまたたびのビンをジュニに見せ「さっさと来なさいっ」と言ったらあっさり私の手中に収まりました。その後ジュニは家に軟禁。外の様子を見ると他の野良猫
たちが、雛を失いなおも低空飛行で子供を探し疲れるころを待って捕まえようとしていました。都内でありながらの野生の法則がありました。それにしても浅知恵ながら甥嫁のさ作戦成功。つがいの親鳥の習性を話しても「へー、フーン」みたいなクールさ、なにより、まだ体温残る死骸を顔色ひとつ変えず素手でつかめる根性。将来女帝として君臨してしまうのではと脅威をカンジました。ジュニが死なせてしまった雛たちは甥嫁の手で手厚く葬られました。メジロのつがいには切ない事をしてしまいましたが、猫は猫で本能に従ってしまったまでです。人間の感情では判断できませんが、都内で生きる動物たち生活できる環境が住み心地よいわけないのに、自然の体系がそれなりに出来ているのだなと感心もしました。せめてつがいのメジロが無事でありますようにと願うばかりです。



2006年4月26日(水) 23:57

モリノス

「不死鳥か!?」JR線内には、一昨日の半日運転停止した事に対する説明と謝罪がアナウンスされていました。帰宅を急ぐ乗車客の中に異形の者発見!。ヤマンバギャル!です!。しかも、髪型からメイク、ファッションにいたるまで、まったく隙のない作り込みよう!。絶滅したかに思われたヤマンバギャル・・・。生きていたのか!。乗客から「マジ?ヤバクねぇ?」「アレ、また流行ってんの?」とか囁かれています。当人は周りの視線を全く意識せずマイペース。その姿にはプライドや威厳すら感じます。「見たい奴は見ろ、言いたい奴は言え、アタシに面と向かって文句言える奴は堂々とバッチこい!」みたいなオーラをかもし出しているのです。彼女は渋谷で下車。ホームにはポケモンキヤラの着ぐるみをしたギャルや、同じくヤマンバメイクをした女子たちがいました。車内にいた彼女はホームにいる奇抜女子群を従えると、ジロジロ見る人達には一瞥もくれず、駅の階段を降りていきました。これってギヤルサーってヤツ?。さて?今を生きる分別をもつ大人たちよ、彼女たちに
意見する勇気はありますか?。もしかしたら彼女達、大人たちに意見されたり、文句言われたり、叱られたりしたいのかもしれませんよ。ですが、私がもし彼女たちに面とむかって、もの申すとしたら「あのさー、そのアイライン一日中もつ?どこのメーカー?」「素肌の手入れとかどーしてんの?」とかでしょう・・・。!。?。あれっ?私が一番ダメな大人かもしれないですね。



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