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2007年10月の日記
 
2007年10月31日(水) 23:50

 モリノス

モリノス

「コンサバな甥の子」。今夜はハロウィン!。地元のゆるい商店街ではやはりゆるいハロウィン企画があり、仮装した親子が商店街を練り歩きお菓子をもらうという行事が開催された様子。姉から写メアリ。ここ数ヶ月姉からの写メは猫ばかりでしたが、久々に孫の写真が届きました。甥の子はイマイチ、ハロウィンのお祭りは乗れないらしく、お菓子をもらう度に他の子はしていないのに地面に頭がつくほど二つ折りに頭を下げて「ありがとうございました」と言って回ったそうです。モリノス一族は商売を営んでいる訳で、この一族に混ざったからにはまず御挨拶をギュウギュウと躾られます。いただきモノをしたら御礼を即申し上げないと血の雨が降ると言っても過言ではありません。さらに甥の子は店売りのお菓子を見た事も食べた事もありません。モリノス一族もう一つの鉄の掟、それはある程度の年齢を迎えないと店売りの添加物系、スナック菓子、チョコレート、飲料系は与えられないのです。そんな甥の子は煮物のカボチャやら人参を「スイーツ」として喜び、彼岸などでこしらえ
るオハギなどを与えると至福の表情で喜びます。本日はハロウィンで普段知らない人達と交流し、お菓子という存在がありがたいかどうかも知らず頭を下げて御礼を述べ、町内ハロウィンが終わった途端にさっさと家路についたそうです。幼いながら気を使って疲れたのでしょう。写真は先日甥嫁が値切り倒した帽子をかぶっている甥の子です。


2007年10月30日(火) 23:10

モリノス

昨日いただいたアニメのDVDを見ました。和モノ、極彩色、怪しい物語・・・。まずは冒頭から圧巻なのは紗をかけたような画面に彩られる補色で構成された満艦飾の映像。動画なのに必要以上に動かない画面、ユルユルとシュールに展開されるストーリー。内容的には陰陽師における魔物退治なのですが、和サイケで淡々と人の心根を暴く物語で最終的には「癒える」作品でした。魔物は人間の邪なエゴが生み出す物。魔物退治の前になぜ魔物を生み出す事になったのかを探り当て、魔物というより悪しき事を行った人間を退治して幕となる。アニメにしては深い内容さらにアニメでしか表現できない色彩描写に「ホー」と感心して気持ちが「スッ」としたのでした。私が見た化け猫、座敷童子この二作品。見終わった感想は「退治されてよかったね」と魔物達に感情移入してしまいました。怪談なのに心温まるアニメでした。日本のアニメもどうしてどうしてあなどれません。



2007年10月29日(月) 23:41

 モリノス

モリノス

「男肉会」。モリノス生誕祭りはまだ続きます。本日はイケメン青年実業家男子達が、私のお誕生日会をしてくれました。江戸の面影を残す街の老舗でおいしいお肉をいただきました。男性4人という組み合わせは店内的に微妙・・・。しかも声高に鬼畜トーク爆裂。そしてニンニク効いた肉をたいらげる。さらにプレゼントが男から可憐な花束、雅な香立て、そして登場人物が私に似ているという「化猫」というアニメのDVD。・・・。贈り物も確信犯的に微妙。ですが、普段は頻繁に会っていない彼らですが、私のツボをおさえた贈り物ばかり。花束の中には季節のコスモスが入り、お香はまるで陰陽師が使うような重厚感のある逸品。実は隠れアキバ系な私が垂涎のアニメDVD。遊び心を取り入れて私のツボに入るプレゼントを選ぶ彼らは、それぞれ実業家なだけにセンスアリです。普段私は人様の聞き役に回るのが多い中、久しぶりに私が話を聞いてもらうという機会が心地よく、ベラベラとしゃべり散らかし気持ちが「スッ」としました。が帰りの電車では大振りの花束を持つ
私に車内の乗客は注目。プチ恥ずかしいカンジでした。


2007年10月28日(日) 23:45

 モリノス

モリノス

元気に回復中の坂道子です。誕生日から一夜明け、いただいたおめでとうメールに返信をしていたら家電がなりました。受話器の相手は親しげに私との電話での再開を喜んでいるようですが、私は先方が名前を名乗られ、その節はありがとうございましたと御礼を言われているのに、私にはチンプンカンプンでどうしょうかと困っていました。新手の勧誘?とか疑ったのですが、「あの時お借りしっぱなしで今になってスイマセン、あの時のジャケットまだ着ています」と言われた瞬間に私の脳が作動しました!。「ゴル友!」あれは何年も前の事、ゴルチェがポイント制度を導入しお買い上げ額が貯まると、そのつど限定プレゼントをくれるという内容でした。そのポイントの総額が100万円に達すると、ナンバー刻印入りの限定非売品ブレスレットがもらえるのでした。私は何年かかけて春に秋に買い物をして100万円を目指しましたが、お財布力が不足していて、当たり前ですが、中々100万円にはなりませんでした。するとゴル友(ゴルチェ愛好家、ステージで衣装として着
用する方、店で知り合った人)達が「モリノスにブレスレットをあげる会」を結成してくれて、自分の買い物があると私が同行し、私の財布から代金を支払い私のポイントとして加算され、後で代金を私に渡してくれるという、まわりくどいなんとなくプチ違反行為で、ポイントを貯めて行きました。電話の相手はそのゴル友の一人で、ゴル友のために立て替えた代金が先方の都合で即払えないので分割で支払いたいとの事で、私は気安く「あーいいですよ、こちらもお世話になるわけですし」と承諾し、その後そのゴル友とは原宿でたまに会っては少しずつ返金していただいていたのでした。それから職場が原宿から青山へ、イベント参加が舞からプロレスへの比重が多くなり、さらに加齢と共に深夜のお付き合いを激減させて、今に至る間。このゴル友とも交流がフェードアウトしていたのでした。ゴル友も数万の残金を私に貸したままの状態を気にしつつ、この没交渉期間に転職やら転勤やらがあり、やっと今になって連絡をとれる時が来たが連絡先がわからず昔のゴル友達に連絡をとり私の
家電を聞き(おそらく当時はまだ携帯の普及PCの普及が浸透していなかった)電話をくれたのでした。私はお洋服の代金を立て替えていた事さらに受話器の向こうのゴル友さえ忘れていました。ゴル友に「お金を貸していた事をすっかり忘れていた」と言ったらゴル友は「えー!私はいつもいつも悪いなと思ってましたぁ〜」みたいなカンジで返していない自分が悪いのだが自分の存在すら忘れているらしい様子の私に少しムカつくといった心境のようでした。では近々に完済方々ゴル友達に召集をかけてご飯でもという事になりました。奇縁は丸の内ゴルチェのトルソーに着せられている私が欲しい紫のジャケットをゴル友も試着したらしく、やはり値段にビビり購入できなかったとの事。私はあまくセールの時にあったら無理してでも買おうと思っていたので、ゴル友に「あの〜、昔みたく、私に紫のジャケットを着せる会を結成して もらい、ゴル友全員がジャケットを買うのを諦めるか、少しずつカンパしてくれるというのはどうですか?私は昨日誕生日でしたし」と打診したら
「数年前から借金した事を気にして悪いなと思っていたのに、電話したら忘れてたので、気にしていた事と忘れられてたなんて、なんか損した気がする」と言われました。私は得をしたような申し訳ないような気持ちになりました。


2007年10月28日(日) 0:36

 モリノス

モリノス

10月27日、41才になりました。10月に入りましてから連日、色々な方から様々な形でお祝いをしていただき、幸せの限りでございます。さて誕生日本番の27日、私は何をしていたでしょうか?。派手に夜会を開くでもなく、甘いムフフな密会をするでもなく、不可能兄弟のショウエイと占いのお稽古をしていました。台風のうすら寒い夜。事務所にて、一人で占うのではなく二人で占うという試みを練習していたのです。例えていうならタロット版シンクロナイズドスイミングデュエットといった感じでしょうか?二人でカードを操り二人で一人をあるいはオープンセッションをするという技を開発中なのです。私はせっかちで時間の限りしゃべり散らかす系ですが、ショウエイはスローにリーディングするタイプでして、はじめは噛み合わず、私から言葉攻めを貰うショウエイ。だが時がたつにつれ二人の呼吸が合いはじめ、二人で一束のカードを操る事に成功しつつあります。私は「おしえ」の時にはガチガチと詰め込むタイプですから、ショウエイも疲労したと思い
ます。プチヘトヘトしながらお稽古終了。私は最近は早く眠る習慣がありますので、さっさと片付けて家路につこうとしたら、ショウエイがゴソゴソと不器用な手つきで冷蔵庫から何かを取り出しました。私は嫌な予感がして「あっ!ちよっと?まさかケーキ?さらにデコレーションでなく、何個か入ってるね!、こんな夜更けにケーキなんていくつも食えるもんじゃないよ、まったくっ!」などとプリプリ怒っていましたがショウエイはただニヤニヤと「いや〜一応〜これだけは用意しなくちゃな〜とか思って」などと言います。私はハッとしました。ショウエイはイヤシロチに車で私を迎えに来て落合まで運びお稽古をした訳ですが、考えると、私を迎えに来る前にわざわざ落合によりケーキを冷蔵庫に入れ青山に行きまた落合に引き返すという面倒な無駄なサプライズを仕込んだ訳で・・・。それなのに、ケーキがショボいの食えないのと文句を言われた訳で・・・。叱られながらカードの練習して、私を喜ばそうとして誤爆。ちよっと可哀想な事をしました。が、当のショウエイはニヤニヤ
としています。私は身近な人間には心とは裏腹に毒を吐くのを奴は知り抜いているのです。さらに「大切なバースデーなのに私なんかと一緒ですいません」と「誕生日なのに一緒に過ごす人もいないのだな」みたいな目つきニヤニヤとします。さすが不可能兄弟、それぞれ毒を含んでいますなと思った次第です。


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